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2008年9月14日のブックマーク (5件)

  • 『LHC』最高/最悪のシナリオ(3):「神の粒子」はどうなる? | WIRED VISION

    『LHC』最高/最悪のシナリオ(3):「神の粒子」はどうなる? 2008年9月12日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal (2)から続く 『ALICE』検出器の一部。ビッグバン直後の瞬間を再現する実験で使用される。科学者たちは、宇宙創生の始まりに存在していた超高温状態のプラズマが、いかにして現在の世界で見られる素粒子にまで冷やされるのかを確認したいと考えている。ALICE実験では、1000人以上の科学者らが共同研究を行なっている。画像は別の英文記事より 8月22日、LHCのテストを見守る科学者たち。CERNには、7391人の科学者およびエンジニアがいる。画像は別の英文記事より ヒッグス粒子 最高のシナリオ:素粒子物理学の標準理論は、あまりに何もかも隅々まで調べ尽くされているので、ちょっとひねった展開のほうが歓迎されそうだ。 『Cos

  • 『LHC』最高/最悪のシナリオ(2):超対称性理論と暗黒物質 | WIRED VISION

    『LHC』最高/最悪のシナリオ(2):超対称性理論と暗黒物質 2008年9月12日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal (1)から続く LHC内で最大の実験装置の1つ『ATLAS』内部。暗黒物質の生成によって発生する可能性のある衝突におけるエネルギーの損失を測定することができるカロリメーター(光子検出装置)。画像は別の英文記事より 「私たちの宇宙は唯一の宇宙ではない」説 最高のシナリオ:長寿命のグルイーノ(存在が予想されているグルーオンの超対称性パートナー)が見つかれば、グルイーノは「多元的宇宙からのメッセンジャー」と捉えることができ、私たちの宇宙がたくさんある宇宙の1つにすぎないという説を裏付けることになると、ある科学者グループは主張している(ただし、誰もがこの解釈を信じているわけではないことをお忘れなく)。 最悪のシナリオ:私た

  • 『LHC』最高/最悪のシナリオ:検証される5つの宇宙理論(1) | WIRED VISION

    『LHC』最高/最悪のシナリオ:検証される5つの宇宙理論(1) 2008年9月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Alexis Madrigal 大変だ! 欧州にある『大型ハドロン衝突型加速器』(LHC)が、9月10日(現地時間)に初めて格稼働されるという話、あなたは聞いていただろうか。[別の英文記事によると、9月10日午前10時28分、陽子ビームが加速器に入射し、ビームが想定通り周回した。陽子同士を衝突させる実験は数週間後に行なわれるという]。 もちろん聞いたはずだ。それに、LHCが史上最も巨大で高価な科学機器であることや、宇宙に対する根的な考え方を変えることになるということも、何度も繰り返し聞いたはずだ。 そう、すごい話だ。でも、具体的にLHCにはどんな意味があるのだろう? 今回われわれは、LHCから生まれるであろう発見によって、5つの主要な物理理

  • 『ゼロ年代の想像力』読みました。 - 感情レヴュー

    ゼロ年代の想像力 作者: 宇野常寛出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/07/25メディア: ハードカバー購入: 41人 クリック: 1,089回この商品を含むブログ (263件) を見る宇野常寛氏が『ゼロ年代の想像力』でテーマにしたのは、価値観の流動化・多様化を背景にした、内向的なロマン主義から暴力的な決断主義への歴史的以降、あるいはその両者の、コインの裏表的カップリングという問題系である。これは、ナチスの近傍にいた法哲学者カール・シュミットとそれを批判的に問題にしたカール・レーヴィット以来、近代の古典的なテーマであることは、ここで改めて確認しておきたい。 もちろん日でも直接間接にしばしば問題にされてきた。とくにポストモダンとか「近代の超克」が取り上げられた1990年代には、現代思想周辺で盛んにクローズアップされている。その関係でデリダ(『法の力』)、ベンヤミン、ハイデガー、

    『ゼロ年代の想像力』読みました。 - 感情レヴュー
    sakstyle
    sakstyle 2008/09/14
    ロマン主義と決断主義の対立について(20世紀初頭)/キャラクター消費とプロット消費という対立軸はどうなのか/ロマン主義と決断主義の両方を踏まえたものとしての、谷崎、川端
  • 方法論は各分野に内在、理論的には分野を超えて交流可能 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    認知科学(つまり認知的研究一般)が単なる一時的な流行を超えて今でも受け入れられている最大の理由は、具体的な研究の方法論は各専門分野に任せることによって研究分野の自律性を保ち、それでいて理論的には分野を超えてのコミュニケーションを可能にしていることだろう。専門分化と学際化の両者に対応できている領域なんてそうめったにない。 主な方法論については、認知科学の初期六大分野の例で挙げると、心理学は実験や観察、言語学言語学的分析、人類学はフィールドワーク、哲学は概念分析や思考実験、人工知能はシュミレーション、神経科学は臨床研究や脳画像研究など。最近は参入分野も増えているが、研究手法の問題は各分野に任されている実情に変わりはない。方法論の問題は各研究分野に任せることで、各研究分野の自律性を保ちかつ新たな分野からの参入もしやすくしている。認知科学が学際領域として今でも(かろうじて?)生き残っているのはこ

    方法論は各分野に内在、理論的には分野を超えて交流可能 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    sakstyle
    sakstyle 2008/09/14
    の学際性を可能にしていること