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2008年10月31日のブックマーク (7件)

  • 現代の普遍論争の概念的枠組みを考える - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    的にネット上で手に入る学術的な資料ばかりから判断してるので注意 現代の普遍論争について調べてみて困ったことは、学者によって概論的な見解があまりに異なることだ。心の哲学における心身問題の扱いが教科書的に比較的整理されているのに比べると、形而上学における普遍問題の扱いはうまく整理されていない。もちろん基となる概念や文献はあるのだけれど、それをまとめる段になると意見が一致しない。例えば、D.M.アームストロングは普遍説とトロープ説を排他的に対立させて考えている。しかしア−ムストロング自身が認めているように、普遍とトロープを両立させている哲学者は存在する。それに対して、アームストロングはオッカムの剃刀を振り回して、余計な概念の共存を一切認めない。しかし、どうもこれは偏った見解に思えてならない。 現在の普遍論争でよく知られている問題として束説と基体説の対立がある。中立的な言葉である性質を用いて

    現代の普遍論争の概念的枠組みを考える - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/31
    「普遍説とトロープ説の対立」と「束説と基体説の対立」
  • ミニマムアクセスとは何か? - 半可思惟

    前回は、WTO協定がGATTを引き継いで生まれたという歴史的経緯を概説した。今回は時事問題に近い「米のミニマムアクセスって何?」という話をしたい。 でもその前に、いろいろと前提となることがらについて説明しなくてはならないので、付き合ってほしい。まずはWTO協定の前提を確認する。 関税中心主義 WTO協定は貿易自由化を旨とし、輸出入の数量制限は一般的禁止されている(GATT2条、11条)。でも、通商保護手段としての関税は認められいる。 そもそも、貿易の自由化が推進されているのは(終戦直後の人に聞けば、「戦争を防ぐためだ」と答えるだろうけれど)、簡単に言ってしまえば「競争原理が働いて、消費者も社会全体もハッピーになれる」と信じられているからだ。 で、このような価値観のもとだと、関税は価格メカニズムに中立的であると言うことが出来る。 どういうことかというと、例えば20パーセントの関税がかかって1

    ミニマムアクセスとは何か? - 半可思惟
  • ざっくりとGATTとWTO協定の関係を説明する - 半可思惟

    現代の国際通商における法制度を語る上で外せないのが、WTO協定である。稿ではWTO協定とは何かについて歴史的経緯から描写してみよう。 戦争と理想の失敗 高校などで世界史を学んだ人ならたぶん記憶の底にあるだろうが、世界恐慌のときに英連邦ブロックとかスムート・ホーレイ関税なんてものがあって、「苦しいときは身内だけで固めるだろJK!他所が困っても知ったことか!」とばかりに近隣窮乏化政策を打った。この政策の煽りを受けたのが植民地の少なかった日であり、第二次世界大戦の遠因になったと一般的には言われている。 こういう反省をもとに、自由で安定した金融・貿易システムを作ろうという機運が高まった。主体となったのは、IMF・世銀(IBRO)・国際貿易機関(ITO)。これをブレトンウッズ体制という。 1948 年にはハバナ憲章を53カ国が署名した(ちなみに署名というのは、条項の確定のみしか意味しない。効力を

    ざっくりとGATTとWTO協定の関係を説明する - 半可思惟
  • 黒い花火、文字、批評、思い遣り、悪意 - 美学的、病痾的

    Chim↑Pom*1の事件から数日が経過した。その後、広島では中国人アーティストの蔡國強による「黒い花火」がパフォーマンスされた*2ことに関連して、いくつかのブログで述べられてきたことを読んでみた。 とりわけ参考になったご意見は以下の二つ(「昆虫亀」のほうはどうも知人の知人くらいの距離感の方のようなので、そのうちオフラインでお会いする機会もあるかも知れません。そのときはどうかよろしくお願いします) http://d.hatena.ne.jp/conchucame/20081026/p1 http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20081027/1225064294 どちらも流布されがちな言説に対する批評としてはある程度は冷静な指摘を含んでいると思います。 「昆虫亀」の議論で私が同意できるのは、ダントーの「芸術はアートワールドとの関係において規定される」という議論を参照すると

    黒い花火、文字、批評、思い遣り、悪意 - 美学的、病痾的
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/31
    Chim↑Pomの話
  • http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20081030

    sakstyle
    sakstyle 2008/10/31
    再度「戦争状況下におけるバカのレイプ事件」を、デジカメ撮影やブログにアップされた動画、You-Tube*1など今日的な要素を取り入れ、実に生々しく、後味の悪い傑作に作りあげている。
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20081030

    sakstyle
    sakstyle 2008/10/31
    飛びだす3D映画。わたしはこのジャンルに興味があって、どの映画会社もいろいろと研究しているようだし、飛びだす映画はなるべく見ておこうとおもっています。
  • TAP :グレッグ・イーガン,山岸 真|河出書房新社

    このの内容 脳に作用して究極の言語表現を可能にするインプラントTAPの使用者が死んだ。その事件に秘められた真相とは? 変わりゆく世界、ほろ苦い新現実――世界最高のSF作家が贈る異色傑作選。 著者 グレッグ・イーガン (イーガン,グレッグ) 1961年、オーストラリア西海岸パース生まれ。SF作家。西オーストラリア大学で数学理学士号を取得。「祈りの海」でヒューゴー賞受賞。著書に、『宇宙消失』『順列都市』『万物理論』『ディアスポラ』他。「現役最高のSF作家」と評価されている。 山岸 真 (ヤマギシ マコト) 1962年、新潟県生まれ。埼玉大学教養学部卒。訳書にイーガン『宇宙消失』『しあわせの理由』、コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』他。編訳書に『20世紀SF』(共編)他。 このの感想をお寄せください 書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。 投稿された内容は、弊社ホ

    TAP :グレッグ・イーガン,山岸 真|河出書房新社
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/31
    表題作「TAP」ほか全10編を収録した、現代SFの最先端作家イーガンの日本オリジナル傑作選。 2008.12.17発売 定価1,995円(本体1,900円)