地球の歴史にはいくつかの大絶滅があったが、ペルム紀末(約2億5190万年前)から三畳紀(〜2億130万年前)の間に起きた大絶滅は最も甚大なものだった。ペルム紀末の大絶滅の後、多くの新たな生物が誕生したが爬虫類の魚竜も三畳紀に入って隆盛を極めた。最近、約2億5000万年前の魚竜の祖先が、現在のカモノハシのような生物だったのではないかという研究論文が出た。 魚竜の祖先とは ペルム紀末の大絶滅では、生物種の90〜96%が死に絶えたといわれ、この絶滅で三葉虫は地球上からいなくなった。だが、ペルム紀末の大絶滅の後、環境が大きく変化し、小さなものでは藻類や真菌類(Reduviasporonites)から大きなものでは哺乳類型爬虫類など、多くの新たな種が出現して地球上を支配するようになる(※1)。 その中には、ジュラ紀や白亜紀の恐竜につながり、現在のワニなどの爬虫類、さらに鳥類の祖先でもある主竜類(Ar
Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏の宇宙企業「ブルー・オリジン」は2019年1月31日、カナダの衛星通信大手テレサットから、開発中の大型ロケット「ニュー・グレン」による衛星の打ち上げ契約を受注したと発表した。 既報のとおり、ニューグレンはまだ開発中で一度も飛んだことがないにもかかわらず、すでに打ち上げの受注や交渉を何件も取り付けている。その背景には、ベゾス氏や同社への信頼、期待の大きさなどの要因があったが、今回さらにもうひとつ、「ニュー・グレンが大きいから」という新たな価値が証明された。 ブルー・オリジン(Blue Origin)は、Amazonの創業者として、そして世界一の大富豪としても知られる、ジェフ・ベゾス氏の宇宙企業である。 同社は現在、高度100kmの宇宙空間に人や実験装置を打ち上げる小型ロケット「ニュー・シェパード(New Shepard)」と、人工衛星を打ち上げられる大型ロケ
世界各地で見られる先カンブリア代末期とカンブリア紀中期の地層の境界線。数億年以上という時間に相当する地層が欠けている。写真はイスラエル南部アラヴァ・ヴァレー。イメージ提供:Dr. Paul Aharon(University of Alabama) 現在、地球上には100万種をはるかに超える数の動物が生きているとされますが、その始まりはいつ、どのようなものだったのでしょうか。古生物学者の池尻武仁博士(米国アラバマ大学自然史博物館研究員・地球科学学部スタッフ)による「生物40億年:北米アラバマからのメッセージ」。今回は動物の起源の謎について迫ります。 鍵は成長パターン?約6億年前出現、奇妙な最古動物の正体探る新研究 カンブリア爆発 化石記録における初期動物群の大進化 生物の長大な進化史の中でも「動物の出現」は、地球の生態系を根底から揺るがすほどの重要な出来事だったはずだ。 動物が現れなければ
garuradi.jp 「これ一体どう楽しめばいいわけ?」との声も聞こえるガールズラジオデイズ、ガルラジ。 僕自身、正直まだ言語化するに至ってはいないのですが、「こういう楽しみ方もあるよ」という切り口をひとつ見せられればいいかな、と思ってこの記事を書いています。 さて、特に説明もなく当ブログで話題にするようになったガールズラジオデイズ、ガルラジですが、詳しいことはリンク先を読め、と言ってしまうのも味気ないので、僕なりの言葉で説明していきましょう。 まず大枠として、本作はドワンゴ×NEXCO中日本によるIP企画第2弾です。 そのきっかけについてはよくわかんないんですけど、このキャラクターコンテンツの時代、独自IPを持ってそれを通して広報していこう!と思うのはそんなに不思議なことではないので、まあ、なんかそういうので生み出されたものだと思います。 そして第1弾では「人と人、物と物、想いと想いを
巨大スケールで中国の恐竜事情を追う大好評連載、今回のテーマは中生代の海の王者「首長竜」……ではなく、その遠い縁戚である「偽龍類」。 なかでも30センチくらいの、復元図を見るとかわいらしい人気古生物が登場します。ただしエピソードは残念な話で──。 中国一の「マイナー省」を代表する古生物 広大な国土を誇る中国には、海棲爬虫類の化石がやたらに出土する地域がある。それは西南部の山岳地帯・貴州省だ。 多数の少数民族が暮らす山がちかつ温暖湿潤な気候の土地柄で、棚田を作ったり歌垣の習慣を持つ少数民族もいることから、過去には日本人の文化的なルーツがあるのではないかと言われたこともある(ただしこの説に学術的な裏付けは薄い)。
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