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2023年4月19日のブックマーク (11件)

  • すばる望遠鏡、地球の大気の揺らぎを極限まで補正して太陽系外惑星を直接に撮像 – 自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター

    すばる望遠鏡の強力な補償光学システムにより、恒星 HIP 99770を周回する巨大なガス惑星が直接に撮像されました。この天体 HIP 99770 b は、位置天文衛星のデータを用いた間接的な探査と、直接撮像を組み合わせる方法で発見された最初の太陽系外惑星です。この新しい手法は、惑星の姿を「直接見る」のと同時に、惑星の質量と軌道を精密に測定することができます。将来、「第二の地球」を観測する上でも有望な手法です。 図1:すばる望遠鏡のSCExAO/CHARISによるHIP 99770惑星系の画像。星印の位置にある主星からの明るい光の影響は除去されています。矢印が示している天体が新たに発見された惑星です。黄色の破線は、比較のため、木星の軌道の大きさを示しています。主星(HIP 99770)は、はくちょう座の方向、約130光年の距離にあり、4等級と肉眼でも見える明るさの恒星です。(クレジット:T.

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    sakstyle 2023/04/19
    これまで有望な観測対象を絞り込む手法がなかったがアストロメリのデータを用いて可能に。質量推定も精密に。
  • 約130光年先の太陽系外惑星を直接撮像で発見 すばる望遠鏡の観測成果

    国立天文台ハワイ観測所のThayne Currie(セイン・キュリー)さんを筆頭とする研究チームは、同観測所の「すばる望遠鏡」を使用して、約130光年先の太陽系外惑星を直接撮像で発見したとする研究成果を発表しました。 「HIP 99770 b」と呼ばれるこの系外惑星は、「はくちょう座」の方向にある恒星「HIP 99770」から約17天文単位(※1)離れた軌道を公転しており、推定質量は木星の約15倍と算出されました。主星のHIP 99770は質量が太陽の約1.8倍のA型星で、表面温度は8000ケルビン(約7727℃)、地球からの見かけの明るさは肉眼でも見える4等級とされています。 ※1…1天文単位(au)=約1億5000万km、太陽から地球までの平均距離に由来。17天文単位は太陽から木星までの距離(約5.2天文単位)の3倍程度に相当する。 【▲ すばる望遠鏡が捉えた「HIP 99770」惑星

    約130光年先の太陽系外惑星を直接撮像で発見 すばる望遠鏡の観測成果
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    sakstyle 2023/04/19
    主星から約17天文単位、推定質量木星の約15倍/「アストロメトリと連携した直接撮像で発見された系外惑星は、HIP 99770 bが初めて」
  • 【更新】スペースX、スターシップ飛行試験の打ち上げ日時を4月20日夜に再設定

    スペースXは日時間4月18日、同社が開発中の再利用型宇宙船「スターシップ(Starship)」と再利用型ブースター「スーパーヘビー(Super Heavy)」による初の宇宙飛行について、打ち上げ予定日を4月20日に再設定したと発表しました。【2023年4月18日14時】 【▲ スペースXが開発中の宇宙船「スターシップ」とブースター「スーパーヘビー」。2023年4月15日撮影(Credit: SpaceX)】スターシップ初の宇宙飛行は、直近では2023年4月17日に予定されていました。日時間22時20分の発射に向けてカウントが進められていたものの、バルブに問題が生じたためにこの日の打ち上げは中止となり、打ち上げ予定時刻の約10分前からウェットドレスリハーサル(番前の打ち上げリハーサル)に移行していました。 関連:【更新・延期】スペースX、早ければ4月17日にも「スターシップ」初の宇宙飛

    【更新】スペースX、スターシップ飛行試験の打ち上げ日時を4月20日夜に再設定
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    sakstyle 2023/04/19
  • 【今週はこれを読め! SF編】インカがヨーロッパを席巻、波瀾万丈の歴史改変小説 - 牧眞司|WEB本の雑誌

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    sakstyle 2023/04/19
    ローラン・ビネ『文明交錯』物語の主柱は第3部「アタワルパ年代記」第1部は北欧人のアメリカ大陸到達であり、第2部はコロンブスの航海、第4部はセルバンテスとエル・グレコが大西洋を渡る話。
  • 天文学:金属量の少ない星が持つ惑星が生命体の生存に適しているかもしれない | Nature Communications | Nature Portfolio

    金属量の少ない星のハビタブルゾーン(生命居住可能領域)に位置する惑星は、生命体候補の探索を行う標的として最適である可能性を示唆した論文が、Nature Communicationsに掲載される。 高レベルの紫外線(UV)放射は、生命体のゲノム損傷を引き起こす可能性がある。地球の大気中の酸素とオゾンは、太陽からの有害なレベルの紫外線が地球の生物圏に到達しないように守っているが、紫外線放射量は、星によって異なっている。恒星が放射する紫外線のレベルが低いと、惑星の大気中オゾン濃度が低下し、紫外線に対する防御力が低下することが知られている。しかし、恒星の金属量(恒星における水素とヘリウムよりも重い元素の存在量)が紫外線防御や惑星の生命居住可能性に及ぼす影響は明らかになっていない。 今回、Anna Shapiroたちは、さまざまな金属量の恒星を親星とする仮説上の地球型惑星について、それぞれの大気モデ

    天文学:金属量の少ない星が持つ惑星が生命体の生存に適しているかもしれない | Nature Communications | Nature Portfolio
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    sakstyle 2023/04/19
    「仮説上の地球型惑星について、それぞれの大気モデルを構築した。その結果、金属量の少ない星を周回する惑星の方が紫外線を強力に遮蔽する性質を有し、生命体の存在可能性に影響を与える可能性がある」
  • 地球外生命“発見前夜”、木星の衛星へ日本参画の探査機が船出

    「生命は必ずしも我我の五感に感ずることの出来る条件を具(そな)えるとは限っていない」とは芥川龍之介の言葉(警句集「侏儒(しゅじゅ)の言葉」)だが、どうだろう。21世紀の今、人類はこれに挑む新たな探査機を宇宙へと放った。地球外生命の手がかりを木星の衛星で探す欧州の「ジュース(JUICE)」だ。日は重要な観測機器の開発や科学研究で参画している。木星到着は8年後。果たして木星の衛星に生命がいて、科学技術で磨き上げた“五感”がそれを捉えられるだろうか。 「人類最大の疑問に答える」 ジュースは日時間4月14日午後9時14分、南米の仏領ギアナの宇宙センターから欧州のアリアン5ロケットで打ち上げられた。順調に飛行し28分後、高度1500キロで地球脱出軌道へと正常に投入。さらに22分後、ジュースの信号を地上で確認すると、管制員らが拍手をし、抱き合って喜んだ。欧州宇宙機関(ESA)のヨーゼフ・アッシュバ

    地球外生命“発見前夜”、木星の衛星へ日本参画の探査機が船出
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    sakstyle 2023/04/19
    日本はエンケラドゥス地下海研究の先例があり世界をリードしている(関根康人・談)/ガニメデの磁気圏・プラズマ観測と地球外生命研究の関係など
  • 史上最大の大量絶滅が起きた理由とは? 山口大などがその解明へ成果を発表

    山口大学と東京大学(東大)の両者は4月17日、生物種の約90%が絶滅したといわれ、地球生命史上最大とされる古生代ペルム紀末の大量絶滅(約2億5000万年前)の原因の謎を解くため、フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計(FT-ICR-MS)を用いて、これまでの100倍以上の超高解像度(0.1mm)でペルム系最上部の地層記録の分析を行うことに成功したと共同で発表した。 またその結果、「火山活動に起因する陸上火災」→「陸上土壌の海洋への流出」→「海洋の無酸素化」という一連の環境悪化が、数百年という時間スケールで繰り返し発生しているのが明らかになったことも併せて発表された。 同成果は、山口大大学院 創成科学研究科の齊藤諒介助教、名古屋大学の高橋聡准教授、東大大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻の池田昌之准教授に加え、東北大学、独・ブレーメン大学、米・マサチューセッツ工科大学、中国地質大学

    史上最大の大量絶滅が起きた理由とは? 山口大などがその解明へ成果を発表
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    sakstyle 2023/04/19
    ペルム紀末大絶滅について。地層中に含まれる多環式芳香族炭化水素(PAHs)などを分析し、環境悪化が短期間(数百年規模)で発生していることを確かめた/火山活動から富栄養化の流れは日経サでも載ってて先行研究あり
  • 中畑正志『アリストテレスの哲学』(岩波新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    4月18 中畑正志『アリストテレスの哲学』(岩波新書) 8点 カテゴリ:思想・心理8点 「アリストテレスは死んでない」は、マイケル・サンデルの「ハーバート白熱教室」のサブタイトルにあった言葉ですが、サンデルを含めたコミュタリアンの台頭もあってアリストテレスの倫理学が再注目された印象はありました。 とは言っても、それはあくまでも倫理学の分野の話で、それ以外のアリストテレスの哲学については古色蒼然とした印象を持っている人も多いかもしれません。 そんな中で書は、倫理学などのアリストテレス哲学の一部分を切り出して評価するのではなく、アリストテレス哲学の全体を紹介しながら、それを今なお通用する思想として評価していくものとなっています。 そして、これが「意外にも」と言っては失礼かもしれませんが、面白いのです。サンデル流のアリストテレス思想はともかくとして(書もアリストテレスの倫理学をそんなに推し

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    sakstyle 2023/04/19
    「アリストテレス哲学の全体を紹介しながら、それを今なお通用する思想として評価していくもの」ウーシア(実体)、デュミナス(可能態)、エネルゲイア(現実態)
  • 藤野可織『青木きららのちょっとした冒険』を読みました - 好物日記

    青木きららのちょっとした冒険 作者:藤野 可織講談社Amazon 藤野可織は新刊が出たら絶対買う作家のひとり。今回も買ってはいたもののしばらく積んでいたのですが、ようやく読むことができました。変わらず素敵な藤野可織ワールドでした。最高。 『青木きららのちょっとした冒険』には9作の短編小説(うち2作は同じ世界観)が収められていて、そのどれもに何らかの形で「青木きらら」という名前の人物が登場する。「青木きらら」は同じ人物ではなく、全く別の存在だ。名前だけが同じだけど、違う世界に住む人たち。 藤野可織の描く世界は現実世界をベースにしているけれど、現実世界の常識ではありえないことがするっと入り込んだ世界だ。例えば『放送局』がひとつの街ほどに敷地を広げたり、例えばスカートから歯が出現したりする。そのシュールさが私は好きなんですが、今回書を読んで気になったのはそこではなかった。登場人物の悔い改めなさ

    藤野可織『青木きららのちょっとした冒険』を読みました - 好物日記
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    sakstyle 2023/04/19
    「「青木きらら」は同じ人物ではなく、全く別の存在だ。名前だけが同じだけど、違う世界に住む人たち。」「非常にフェアなフェミニズム小説」
  • 古代日本と天皇の起源に興味を持ったので、いろいろ調べてみた。

    天皇はキリスト教的な神である このところ、小室直樹を読んでいる。その中で、天皇について論じたがあった。『天皇畏るべし』である。 小室直樹はなにやらあやしげで、このもいろいろと話が飛ぶが、十分におもしろかった。 して、どこが「おそるべし」なのかというと、天皇というのはキリスト教的な神であるということらしい。そのあたり、世界の皇帝や国王とも違う。 それが明治の近代化、ほかのアジア諸国に先駆けた近代化の成功をもたらしたという。『宗教原論』などもひきつつそのあたりをちょっと。 一歩進んでいえば、明治政府は富国強兵を目指す国家政策上、宗教を作らねばならなかった。いわゆる天皇を神とした。新しい宗教を作り上げなければならないので、既存の都合の悪いものは全部つぶして新設の天皇教に改めさせた、という構図なのである。筆者が、天皇信仰がキリスト教に似ていると論じたのは、まさにその点にある。 (『日人のため

    古代日本と天皇の起源に興味を持ったので、いろいろ調べてみた。
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    sakstyle 2023/04/19
    同じく世界史選択、倭の五王は知ってた。帥升は知らなかった。/孟子の易姓革命から天武天皇の頃の話と近代思想(北一輝)とかが繋がるの面白そうだな
  • 地球そっくりの惑星、実は宇宙にたくさん存在? 液体の水が豊富に形成されるしくみを解明 | テクノエッジ TechnoEdge

    ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日版, Autoblog日版, Forbes JAPAN他 宇宙は広大ですが、そこに地球と同じような惑星がどれぐらいあるのだろうと考えたとき、そんな惑星の実例がひとつしかないため、統計的な考え方は適用できません。 太陽系以外に地球そっくりの水が豊富にある惑星を発見し、そのような惑星が形成されるメカニズムの解明や意味ある結論が導き出そうと日々研究を続けている科学者たちが数多くいます。そして、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らは、水を豊富にたたえる系外惑星が、これまで考えられていたほどには珍しくないかもしれないとの研究結果をNatureに報告しました。 地球をユニークな存在にしている重要な要素のひとつは、生命が存在するために必要になる大量の液体の水が、

    地球そっくりの惑星、実は宇宙にたくさん存在? 液体の水が豊富に形成されるしくみを解明 | テクノエッジ TechnoEdge
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    sakstyle 2023/04/19
    「大気中の水素が、溶けたマグマに溶け込んで、そこにある酸素と反応を起こし、水を形成する可能性があること」を示したシミュレーション研究。地球の水が「自家製だった可能性」/主流説は地球外由来だと思うが