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2023年5月9日のブックマーク (5件)

  • 【今週はこれを読め! SF編】死と意識をめぐるサイバーパンク - 牧眞司|WEB本の雑誌

    題名の『アブソルート・コールド』とは、作中に登場するガジェット「アブソルート・ブラック・インターフェイス・デバイス(ABID)」と、舞台となる都市の非情なたたずまいを示しているのだろう。ウィリアム・ギブスン直系のサイバーパンクである。 ABIDは、ハイテク大企業、佐久間種苗が開発し、極秘裏に見幸(ミユキ)市の警察へ提供されたばかりの技術で、遺体の心象空間を走査することができる。その走査をおこなう適性を備えた一員として、来未由(クルミヨシ)は、刑事課に新設された鑑識微細走査係に抜擢された。それまで彼が所属していたのは、見幸市へ不法に入りこむ者を排除する市境警備隊(武装)である。見幸市は孤立政策を取っており、その統治は佐久間種苗の高度AIが担っているのだ。佐久間種苗は遺伝操作による種苗事業から出発した企業で、いまでは機械制御技術、ネットワーク、ソフトウェア開発においても先端を走っている。 市境

    【今週はこれを読め! SF編】死と意識をめぐるサイバーパンク - 牧眞司|WEB本の雑誌
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/09
    結城充考『アブソルート・コード』
  • 考古学:旧石器時代のペンダントから見つかった古代人のDNA | Nature | Nature Portfolio

    ロシアのデニソワ洞窟で発見された約2万年前のシカの歯のペンダントは、北ユーラシア系民族の女性が身に着けていた可能性のあることが、このペンダントから回収された古代DNAによって示された。この知見は、非破壊的にDNAを抽出する革新的な方法を用いて得られたものであり、当時、このペンダントを取り扱ったヒト個体の身元を示す直接的な遺伝的証拠をもたらした。このことを報告する論文が、今週、Natureに掲載される。 石、骨や歯でできた人工遺物は、旧石器時代のヒトの行動や文化に関する知見をもたらす。特に有望なのは、動物の骨や歯から作られた人工物で、多孔質の骨や歯には、DNAを含む体液(汗、血液、唾液など)が浸透するため、そのDNAを使用して、人工物の製作者や使用者を推測することができる。しかし、古代の骨格材料からDNAを抽出する場合、この古代の試料が破壊されたり変質したりする可能性がある他、抽出緩衝液に浸

    考古学:旧石器時代のペンダントから見つかった古代人のDNA | Nature | Nature Portfolio
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/09
    「デニソワ洞窟で発見された約2万年前のシカの歯のペンダント」「非破壊的にDNAを抽出する革新的な方法」「遺伝的情報と文化的情報を直接結び付ける」
  • 生態学:雄のケナガマンモスも発情期を経験していた | Nature | Nature Portfolio

    雄のケナガマンモスには、近縁の現生ゾウと同じように発情期があったことを示唆した論文が、Natureに掲載される。発情期は、テストステロンにより行動や生理状態が変化する時期で、生殖の成功に関連している。今回の研究では、推定年代が約3万9000~3万3000年前とされる雄のマンモスの牙の象牙質に含まれるホルモンの濃度が変動していたことが明らかになった。こうした知見は、古代と現代の動物においてホルモンが引き起こす行動を調べるために、歯(イッカクの一角を含む)のホルモン濃度の分析が有益であることを示している。 ケナガマンモスの生殖生理と行動の多くの特徴、例えば、成体の雄ゾウの場合と同様にテストステロン濃度の上昇を伴い、生殖の成功に関連する発情期があったのかどうかといったことは判明していない。牙を形成する骨性物質である象牙質の層には成長記録が保存されており、マンモスの生活史の詳細を復元するために利

    生態学:雄のケナガマンモスも発情期を経験していた | Nature | Nature Portfolio
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/09
    象牙に含まれるホルモン濃度の変化から
  • 「位相欠陥(トポロジカル星)」の画像化 黒くないブラックホールのような天体

    「ブラックホール」は非常に知名度の高い天体ですが、その存在がカール・シュヴァルツシルトによって最初に予言されたのは1915年です (公表は1916年) 。アルベルト・アインシュタインが一般相対性理論を発表したわずか1か月後に、シュヴァルツシルトは一般相対性理論を解くことでブラックホールに当たる天体が出現することを数学的に証明しました(当時はまだ “Black Hole” という名称は与えられておらず、1964年に初めて使用されました)。 当初は実在が疑われたブラックホールですが、その後の天文学の発展により、ブラックホール以外では説明のつかない天体や天文現象が次々と発見されているため、今日では実在を疑う声はほとんどありません。しかし、ブラックホールは存在しないという考えは今も根強く存在します。その理由は「特異点」の存在です。 特異点はブラックホールの質量が詰まっている1点であり、大きさはゼロ

    「位相欠陥(トポロジカル星)」の画像化 黒くないブラックホールのような天体
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/09
    「(特異点ありえんので)ブラックホールは存在しない」派が、ブラックホールのように見える天体の正体として考えている天体/「トポロジカル星の外観は (...)非常に歪んだ複雑な模様」
  • 3Dプリンター製ロケットの功罪とは? 米レラティビティが事業計画を変更

    米国の宇宙ベンチャー「Relativity Space(レラティビティスペース)」は2023年4月12日、記者会見を開き、3月の「テラン1」ロケットの初打ち上げや、今後のロケット開発計画について説明した。 テラン1の打ち上げが失敗した原因についてはほぼ特定したとする一方、これ以上の開発や打ち上げを放棄し、大型の再使用ロケット「テランR」の開発に焦点を移すとした。 また、同社はロケットを丸ごと3Dプリントして製造することを特長としていたが、現時点では期待していたほどの大きなメリットがないとし、テランRでは使用率が下がることになった。 はたして3Dプリンター製ロケットとはなんだったのか。その実情を見ていきたい。 レラティビティが開発を発表した、大型ロケット「テランR」の想像図 (C) Relativity Space レラティビティとテラン1 レラティビティスペース(Relativity Sp

    3Dプリンター製ロケットの功罪とは? 米レラティビティが事業計画を変更
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/09
    3Dプリンターで8割以上作るとしていたがトーンダウン。品質や製造の早さで劣る/ロケット・ベンチャーが小型ロケットから大型ロケット志向へ。小型ロケットの市場が伸びず、他の大型ロケットの開発が遅れているから