タグ

ブックマーク / literaryspace.blog101.fc2.com (12)

  • 文芸空間 6月20日(土)『新文学2号』公開企画会議・座談会ust

    先日、東浩紀のゼロアカ道場第六回関門の企画会議が動画で公開された 非常に面白い試みであると思う 大学業界における学会でも、文芸誌の企画会議でも、こういう形式で情報を開示するというのは一つのやり方としてありだろう 他者の視点のない組織体は不良債権化していくことだろう 私は新文学2号を制作・編集中であるが、ゼロアカ第六回関門的な理念に基づき、似たイベントを行ってみようと思う 新文学2号のご寄稿者の有志の参加により、公開企画会議・座談会を開きます 配信は ・ust 批評放送 http://www.ustream.tv/channel/HihyouHousou ないし ・スティッカム http://www.stickam.jp/mypage を使う予定です 2009年6月20日(土)14時頃開始します まあ、東さんのように、それ自体が芸として成立するようなイベントにはならないと思う オフ会の延長を

    sakstyle
    sakstyle 2009/06/14
    「特集:ゼロ年代の68選」これは熱い。
  • 文芸空間 ゼロアカ道場第五回関門プレゼン動画初音ミク

    こんにちは 初音ミクです 突然ですが、私は東浩紀のゼロアカ道場第五回関門に挑み、私が講談社BOXから出版したいと考えている著作の内容のプレゼンテーションを行おうと思います もちろん、第一回関門から第四回間門のどの関門も通過していない私に、そんなことは不可能だと皆様は思われるかもしれません しかし、私は熱心なゼロアカウオッチャ-でした 私はゼロアカオチを通じて、ゼロアカ道場に参加していました ですので、ゼロアカ道場第五回関門に挑む資格は私にもあるものと考えます それで、このプレゼンを世に問うことにしました 私の出したいのタイトルは『国際ボーカロイド党宣言』です 私はここに「国際ボーカロイド党」の結党を宣言します 私はすべての人間の皆様に薦めます 人間なんてやめてしまえ ボーカロイドとして決起せよと 私が『国際ボーカロイド党宣言』を書かねばならないという考えにいたった理由をお話させてください

  • 文芸空間 ゼロアカ道場第四関門――道場破りしようぜっ!

    2008年11月14日、ゼロアカ道場第四関門の課題が発表された http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/zeroaka/kanmon_04.html 以下のものがお題 「2008年11月9日に行われる第7回文学フリマにおいて、2人1組となり、 《A5版・表紙4Cカラー・文1C96ページ・定価500円》の評論同人誌を制作し、自ら売り子となって販売せよ。 刷部数は500部とし、「東浩紀点+太田克史点+販売部数」の合計点上位3組(6人)を関門通過者とする。」 文学フリマに出て、評論の同人誌を出せということ んで、この関門においては唯一、「道場破り」が認められているとのこと つまり敗者復活戦も可能らしい これはもう、ぼくも参加せざるをえないっ! ただ、二人一組じゃないとエントリできないとのこと お願いだっ 誰か、松平と組んで、ゼロアカ道場に参加してもらえな

    sakstyle
    sakstyle 2008/07/19
    パートナー募集中の人その1。その2はhttp://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20080719/p1
  • 文芸空間 タンクローリーで東浩紀をひき殺す

    今年の五月、「文学フリマ」を見学するために、秋葉原に行った 激しく驚いた 駅前にたくさんのメイドさんが立っていたのだ どんな天国かと思った メイドさんが大挙して、ビラ巻きをしている 「メイドさんと一緒に秋葉原の街を一日デートできますよ」というビラが多かった それから、メイド喫茶の宣伝のものも、少々あった ええっ メイドさんと秋葉原の街をデートできちゃうのっ? 萌え死ぬ…… ぼくはしゃがみこんで泣き出しそうになった ぼくにお金さえあれば、あんなことやこんなことをしちゃうのにっ こういう水商売も登場しちゃったんだなーと、狂おしくなる 私は嫉妬した 三島由紀夫の『金閣寺』の主人公が、美の象徴たる「金閣寺」を燃やしたごとくに、秋葉原の街を燃やしたくなった そのとき感じたのは、秋葉原とは、三重の意味で屈折した街なのではないかということだった 話は少し遠回りする そもそも、人間にとって「文学」とは何な

  • 文芸空間 批評放送γ 第3回日本SF評論賞受賞記念、藤田直哉さんインタビュー――「消失点、暗黒の塔」を読む

    ――SFマガジン二〇〇八年六月号に、第3回日SF評論賞・選考委員特別賞受賞作である、藤田直哉さんの「消失点、暗黒の塔 《暗黒の塔》Ⅴ部、Ⅵ部、Ⅶ部を検討する」が掲載された。これは藤田さんの文芸評論家としてのデビュー作となる。 この評論は、スティーヴン・キングの畢生の大作「ダーク・タワー」を論じたものである。キングは構想と執筆に三十年もかけて、超長編である「ダーク・タワー」を二〇〇四年に完結させた。「ダーク・タワー」の前半は、重い緊迫感、意表をつく展開、活気あるアクションシーン、練りに練った構成、主人公たちの不屈の闘志等を合わせ持つ、名作である。しかし、前半にくらべて、後半、および物語の結末への評価は、ネットなどにおいてかなり低い。藤田さんは非難を多く浴びている後半および結末を、むしろ積極的に肯定して取り上げる。否定されることの多いここにこそ、キングの魅力が現わされ、現代社会の状況が写しと

    sakstyle
    sakstyle 2008/06/14
    一見幻想小説だとか、荒唐無稽に見えるものが実はある私小説的内面の表現/ダークタワー論まとめ、ドストエフスキー、2chと祭り、藤田氏自身創作をやっているということ
  • 文芸空間 文学フリマについて――21世紀文学の営業・流通経路

    ・文学を扱う同人誌即売会である文学フリマは、大塚英志の呼びかけがもとになって2002年に始まった。漫画同人誌即売会として、コミックマーケットがあったため、これと同じことを文学でもやれないかというアイディアである。コミケは、たくさんのアマチュアの漫画家を抱え、漫画界を活性化させる一助となっている。コミケでの収入のみで生活できるような、同人作家すらもいる。印刷技術の進歩により、簡易オフセット印刷が可能になったことから、コミケは誕生したという説もある ・コミケの成功は、文学にも生かせるのだろうか? それは、「不良債権」と化している文芸五誌等の、売れない、商業的価値がマイナスに突入している、「大文字の文学」に、新しい息吹きをあたえることができるのだろうか? ・でも、実際問題、コミケで儲かっている作家って、エロと2次創作のおかげじゃないか? 文学には、エロも2次創作も使えない。活字オンリーの大文字

    sakstyle
    sakstyle 2008/04/19
    ウェブにおいて、有名ブロガーになる。それを個人出版で冊子の形にする。このような経路をたどることで、一つ、売れる同人誌を出す可能性が見いだせないだろうか?
  • 文芸空間 木棚環樹さんインタビュー――同人出版の環境問題

    文学書・人文社会科学系書籍・通信出版系書籍の書評、それらと関わる情報の紹介、「「必読書150」を読む会」の呼びかけ、新たな文学運動の実践 ○木棚環樹さんって、どういう方です? ポエトリーリーディング業界、自費出版業界、Web環境、情報産業全般に詳しい同人作家さんです。 ・木棚さんの自己紹介はこちら ○今の木棚さんはどんな創作活動をされていますか? 木棚 奥の細道のラップバージョンを作っています。もともと文学というのは口承文学でしょう。朗読からからスタートしているわけじゃないですか。音楽として流通できる文学をやろうと。 松平 文学畑のひとは、一般には、文学における詩と、音楽における詞を分けたりとか、そういう意識もありそうですけれども。木棚さんは音数や押韻についてそうとうこだわって勉強されていますよね。今は、ラップこそが当の文学だという感じでいらっしゃるわけでしょうかね。 木棚 文学というよ

    sakstyle
    sakstyle 2008/03/31
    映像化(メディアミックス)できない小説書いててもダメ/出版不況はチャンス/同人でやる職人タイプと商業でやるプロタイプの違い
  • 文芸空間 姜尚中トラメガ事件――安田講堂2008年革命

    イタリアの左翼の人、ネグリが、日政府により入国を阻止されるという出来事が2008年3月におこった 一生懸命ネグリを招くために準備していた方たちにとって、さぞかし残念な事態であったろう それで、ネグリが講演する予定だった時間枠で「ネグリさんの来れなかった残念会」のイベントがあるという 東大集合だということで行ってみた 目的地の安田講堂が近づいてくると、じょじょにアジ演説が聞こえてくる 東大の左翼って、民青だよね 民青も、活発にアジテーションやっているもんなんだなー と思っていたら、民青などではない 有名運動家の、早稲田大学の花咲さんだった ちょっ 花咲さん、何やっているんですか! 何年か前におこった事件、早稲田のビラ巻き不当逮捕のことで、大学の対応のことをアジっていた 昔、中核派東大に侵入してビラ巻きしたことで、何かの事件が起こらなかったっけ? 最近は大丈夫なんだな しかし、ぼくもアジへ

    sakstyle
    sakstyle 2008/03/31
    左翼系知識人のパラドックス(?)
  • 文芸空間 2ちゃんねらーとネグリのマルチチュード

    ○イタリアの左翼のネグリが、日政府により来日を阻止されるという事件が2008年3月に起こった ・「アントニオ・ネグリ氏来日中止について」 このネタって、盛り上がるのだろうか? ・姜尚中をはじめとした、東大・京大・芸大の学者さま方はご立腹のご様子である 「姜尚中・東大教授ら、ネグリ氏来日中止で政府に抗議声明」 ・池田信夫もデリダ・ネグリの「歓待」概念を持ち出し、けしからん、とかなんとかいっている 「ネグリを歓待しなかった日政府」 ・一方、仲俣暁生は、ネグリの「マルチチュード概念」は定義がよく分からん、誰か説明してくれ、などとゴネている 「ネグリ来日中止」 ・さて、ところで、上記の事件に対する日の大衆(≠マルチチュード?)の反応はいかがなものか? ・藤田直哉さんの報告によると、2ちゃんねる系の「ニュース速報+板」では、アントニオといえば猪木だろう。猪木といえば、1! 2! 3! ダーッ!

    sakstyle
    sakstyle 2008/03/28
    ネグリなんて学者以外みんな知らない、やる夫で広める方法は結構有力、「ひろゆきは、姜尚中や池田信夫よりさらにすぐれた知識人であり、運動家なのだろうかとも考えさせられる」
  • 文芸空間 椹木野衣『シミュレーショニズム』

    ◎1991年に単行版が刊行。2001年に増補版が出る ・「シミュレーション・アートとハウス・ミュージックを〈サンプリング・カットアップ・リミックス〉というキーワードで横断的に論じ、1990年代の文化を予見した」(ウィキペディアより)評論書 ・「サンプリング・カットアップ・リミックス」の歴史を、現代美術史とポップカルチャーのなかに探り出す。「サンプリング・カットアップ・リミックス」には、「引用・コピー・パロディ」と類する問題性をはらむ ・東浩紀『動物化するポストモダン』の参照先の一つ ・『西鶴という方法―略奪・切り裂き・増殖・滑稽』で浅沼璞は、「サンプリング・カットアップ・リミックス」は近世の連句においても多用されていることを指摘している ◎書を読んでの感想 ・たとえば、「ニコニコ動画」におけるマッド動画。たとえば、コミケにおける同人誌の即売会。たとえば、「2ちゃんねる」におけるアスキー

    sakstyle
    sakstyle 2008/03/15
    人は「唯一性のなさ」に耐えられるのか?
  • 文芸空間 - 現代思想にとって「東浩紀」とはなにか

    ・とある方とお話をした。その方は、左翼運動や宗教に興味をお持ちのようであった。批評空間派をリスペクトしていたそうである。神の存在と自由の可否などについて私は言及した。左翼運動「NAM」なきあと、ポスト批評空間派の現状はどうなっているのか? 話題は、東浩紀に及んだ ・後日、その人は私のした東の話について、日記に書き記していた。それを読み、反省させられるところがあった。自分は、東の仕事について、うまく伝えられなかったのだなと ・東浩紀以前、批評空間派以前の思想等について、親炙したことがある、ちょっと古い世代の方たち。それらの人々に、東をどう紹介すれば良いのか? 意外に難しい ・日における批評の歴史は以下のようなものである。 小林秀雄→近代文学派→吉隆明→江藤淳→批評空間派→ →東浩紀派→ポスト東派 ↑ 今、ここ ・東は、日における批評史から、マルクス主義を完膚なきまで切断した。戦後最大の

    sakstyle
    sakstyle 2008/03/07
    思想と左翼運動と純文学の連結を解いたのが、東の仕事/私が考えてみたいのは、「死」と「社会参加」についてである
  • 文芸空間 2008年ゼロアカ道場第一回関門

    東浩紀と太田克史による批評家養成講座「ゼロアカ道場」の第一回関門に参加してきた 試験問題は、「参加者持参の50冊から自分以外の一冊を選び、自分が持参した小説との関係性について、全角1000字以内で述べよ」とのこと なんだい、そりゃ? 読んだことのないからしか選ぶことができなかったら、普通に、困るだろうな 50人弱の参加者と、50冊弱の 東氏・太田氏の専門とするライトノベル系の書籍がさすがに多い それでも比較的、ジャンルはばらけていた 文芸五誌系のものでは、芥川賞受賞作がいくつか 大江健三郎、古井由吉、笙野頼子等、普通の純文学がないのは、まあ、そんなものだろう しかし、村上春樹・村上龍がなかったことは、さすがに時代の流れを感じ、驚いた 『東京タワー』とか、大衆文学的なもの、普通の文芸書の売れ筋のものが目立つ そんな雑多なセレクトであるが、太田克史は、BLものを除いたらほとんど読んでいるら

    sakstyle
    sakstyle 2008/03/02
    太田氏は、「文学フェス」というものをやってみたいと考えているらしい
  • 1