11年前、新婚旅行を兼ねて行った「バスで行く阿蘇・高千穂・耶馬溪の旅」。渋めの選択だったためか、ツアー客の年齢層がかなり高い。 高千穂のひなびた旅館で出された夕食は、山の幸満載♪ 岩魚のお造りにアマゴの塩焼き、山菜料理にカッポ酒と、妻と私は大満足だったのだが、周りの年配の方々、どうやら全てがお気に召さないらしい。いわく、 「なんでこんな、家で昔食ったようなもんばっかり食わなければならないのか」 つまり、せっかく旅行に来たのだから、もっと特別な物が食べたいとのこと。 じゃあ何が食べたいのかと思ったら、次の日泊まった別府のビジネスホテルで出された白身魚のフライやメンチカツに、皆さん、喜ぶ喜ぶ(^_^; 食後にメロンが出たといって、また大喜び。 何が美味しいかなんて、人により、また状況により、全然違うものである。 というわけで、懲りずにまたまた食の話。前回の日記で、妻と私の食に対する姿勢が似てい