印刷 関連トピックス鳥インフルエンザ新型インフルエンザ1類感染症の患者を受け入れる施設の建設を決めた国立病院機構福岡東医療センター=福岡県古賀市千鳥1丁目 福岡県古賀市の国立病院機構福岡東医療センターが、エボラ出血熱やペストなど致死率の高い「1類感染症」の患者に対応できる施設を新設する方針を固めた。センターへの取材でわかった。県に事業計画書も提出済みで、2012年度末の着工を目指す考えだ。 厚生労働省によると、1類感染症の対応施設は、九州では、福岡市のこども病院(2床)と熊本市の市民病院(同)にあるが、こども病院は福岡市内の人工島への移転に伴い、病床を返上するため、センターが引き継ぐ形となる。 施設は、公道から50メートル以上離れた敷地内に一般病棟とは切り離して建設し、1類感染症と、鳥インフルエンザや新型肺炎SARSなどの2類感染症の患者を完全に隔離できるようにする。病床数は1類が2