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ブックマーク / www.hayakawabooks.com (4)

  • 「これほど訳しつつわくわくさせられる本もなかなかなかったのも事実だ」『スケール:生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』山形浩生氏、訳者解説|Hayakawa Books & Magazines(β)

    「これほど訳しつつわくわくさせられるもなかなかなかったのも事実だ」『スケール:生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』山形浩生氏、訳者解説 ヒトとほぼ同じ要素でできているのに、なぜネズミは3年しか生きられないのか。企業は死を免れることができないのに、なぜ都市は成長を続けることができるのか――。 理論物理学者であるジョフリー・ウェストはこれらの問題について、物理学の方法論を応用することで、『スケール:生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』で解き明かしました。 この記事では、書の訳者のひとりである山形浩生氏の解説を全文公開し、著者ウェストの思考に迫ります! 『スケール』解説 書はGeoffrey West, Scale: The Universal Laws of Life and Death in Organisms, Cities and Companies(Weidenfeld & Ni

    「これほど訳しつつわくわくさせられる本もなかなかなかったのも事実だ」『スケール:生命、都市、経済をめぐる普遍的法則』山形浩生氏、訳者解説|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作|Hayakawa Books & Magazines(β)

    新刊『雪が白いとき、かつそのときに限り』が10月3日に発売される華文(中国)ミステリ作家・陸秋槎氏は、『元年春之祭』で屋大賞翻訳部門の第2位ほか各種ランキングを席巻するなど実力派であり、その作風は日のサブカルチャーも大きな原動力となっています。ということで新刊の刊行を記念して、ミステリマガジン2019年3月号に掲載されたエッセイ「陸秋槎を作った小説映画ゲーム・アニメ」を公開します。世代によっては実家のような安心感を得られそうなラインナップをお楽しみください。(編集部) ■小説 ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 中井英夫『虚無への供物』 前者は高校時代に読んだ一番印象深い小説で、後者は大学時代に読んだもっとも衝撃的な作品。この二冊の小説は似てると感じる。『虚無への供物』の最後に五〇年代日の災害を列挙するのは、『カラマーゾフの兄弟』に書かれた児童虐待のエピソードと同じ意図ではな

    ドストエフスキーからラブライブ!まで――中国ミステリ作家、陸秋槎を生んだ34作|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」伴名練1万字メッセージ|Hayakawa Books & Magazines(β)

    8月20日に短篇集『なめらかな世界と、その敵』を上梓するSF作家・伴名練さん。発売後に公開予定だった「あとがきにかえて」ですが、届いた原稿の内容がまったく「あとがき」ではなく(書のネタバレになっておらず)、それでいて一刻も早く世に広げたい熱量だったため、緊急公開します。何はともあれ、読んでください。(編集部) ※原稿は書籍ではなく、SFマガジン10月号(8/24発売)に掲載されます。 伴名練『なめらかな世界と、その敵』 装画:赤坂アカ ーーーーーーーーーー あとがきにかえて 運が良かったのだと思う。 1988年生まれである私の小学生時代は、1994年の4月から2000年の3月だった。この時期、子ども向けのSF叢書が新刊で刊行されることはなかった。 なぜそんなことが分かるかと言うと、ネット上に、「少年少女SF小説全集の興亡」という題名の、国際子ども図書館資料情報課長(平成25年度当時)の

    「2010年代、世界で最もSFを愛した作家」伴名練1万字メッセージ|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 特集 ジョー・イデ『IQ』⑥ ホームズ研究の第一人者・北原尚彦が読み解く!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    好評発売中のミステリ、ジョー・イデ『IQ』について、ミステリマガジン2018年9月号から、北原尚彦氏によるレビューを特別掲載いたします。 IQは黒人版シャーロック・ホームズか? 北原尚彦(作家・翻訳家・ホームズ研究家) ジョー・イデ『IQ』は原書の刊行時から「黒人版のシャーロック・ホームズの登場」として、大いに話題となっていた。しかも作者が日系とあっては、尚更注目せざるを得ない。その邦訳刊行を、まずは喜びたい。 とはいえ、作はホームズを現代の黒人に置き換えたパスティーシュ、というわけではない(そういう作品もアメコミ“Watson and Holmes : A Study in Black”のように存在しないわけではない)。 舞台は英国のヴィクトリア朝ロンドンならぬ、現代米国LAの黒人街。アイゼイア・クィンターベイこと“IQ”という探偵が、元ギャングで現在は実業家のドッドソンを相棒に事件

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