埼玉県の100人を超える教職員が来月1日から退職金が引き下げられるのを前に早期退職をすることが明らかになった問題で、28日までに6人の教員が、「最後まで職務を全うすることにした」などとして早期退職を撤回していたことが分かりました。 この問題は、国が国家公務員の退職金を引き下げる法律を成立させたのに合わせて埼玉県が来月1日から平均で150万円、退職金を引き下げるよう条例を改正したところ、今月いっぱいで100人を超える教職員が早期退職を求めていることが明らかになったものです。 このうち教員は、今月24日までに合わせて109人が早期退職を求めていましたが、28日までに合わせて6人の教員が早期退職を撤回したことが分かりました。 埼玉県教育委員会などによりますとこの中には県立高校の教頭1人と小学校の担任を務めている教員2人が含まれているということで、教員の1人は「最後まで職務を全うすることにした」と