Rustの自動テスト機能 Rustは、標準で自動テスト機能をサポートしています。自動テスト機能とは、文字通りプログラムの正当性を自動でテストする機能で、バグのない安全なプログラムの開発には必須です。テストを自動化することで、コードを改変した際の動作検証の手間も最低限に抑えられます。 Rustの備える自動テスト機能には、大きく分けて以下の3つがあります。 単体テスト 単体テストは、ユニットテストとも呼ばれ、テストの基本です。関数やメソッド単位で実行し、与えた引数に対して期待する値が返るかなど、基本的な動作を検証するために用いられます。 結合テスト 結合テストは、複数の関数やメソッド、モジュールやクレートにまたがったテストです。単体テストはあくまでも関数、メソッドの単体での動作をテストするものですが、それらが組み合わさった機能としての挙動をテストするのが結合テストです。 ドックテスト ドックテ