KDDI研究所は9月8日、XMLデータを高圧縮し、また高速に複合できる符号化方式「XEUS」と、圧縮・複合ソフトウェアを開発したと発表した。本技術は、KDDIが秋から提供予定の新サービス「EZニュースフラッシュ」(8月29日の記事参照)で利用される。 EZニュースフラッシュでは、大量のテキストをRSSデータとして携帯電話に配信する。テキストデータは作成・編集が容易な半面、そのまま配信すると、伝送符号量が多く、受信したデータの正当性検証・解析の処理が重くなり、端末に負担がかかるという問題点がある。そこでXEUSでは、XMLデータの伝送符号量を抑え、かつ携帯電話で高速に復号できる符号化方式を開発。対応する高圧縮ソフトと高速復号ソフトも開発した。 圧縮ソフトはLinux、Windows向けライブラリ、Apache向けモジュールとして動作するほか、ゲートウェイサーバとしても動作可能。また復号ソフト