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2013年02月22日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 日常は無常 - 映画評 - おおかみこどもの雨と雪 おおかみこどもの雨と雪 というわけで初日、というか23:45分上映開始だったので日付をまたがって見て来た。 初出: 2012.07.22; 2013.02.22 BD/DVD化につき再掲 傑作。ただし淡いので映画というものに非日常を思いっきり期待している人は退屈かも知れない。そういう人は「サマーウォーズ」をどうぞ。 しかしそこを注意深く味わってみれば、日常こそが無常で、大事(だいじでおおごと)なのだということが改めて実感できる。ただ今日を乗り切り、明日を迎えることが、どれほど有り難いことなのか。 本作「おおかみこどもの雨と雪」は、こんな映画。 映画「おおかみこどもの雨と雪」- ストーリー 大学生の花(宮粼あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人
The decision to fight against the world which cannot be finished. 『涼宮ハルヒの憂鬱』におけるハルヒダンスの創出とシリーズ演出、また『らき☆すた』『かんなぎ』のアニメーション監督などで知られる山本寛氏が、「この作品が失敗すれば引退も辞さない」と発言するほどの意気込みと決意をもって2010年に放った最新作『フラクタル』(FRACTALE) 。それは終わりゆく世界を描きながら、製作途中で未曾有の災害に直面し、話題を呼びながらも評価は大きく分かれた。はたしてこの作品の真価は、いったいどこにあったのか――。独自の批評世界を展開するターHELL穴トミヤ氏が、鋭い視線で徹底検証してきた連載、いよいよ『フラクタル』を総括する最終回です!! ■総括〜『フラクタル』〜 なんか話がねじれてる気がするなーと思ったのは、途中から作るひとたちがねじ切
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