NEWREELのインタビューで「スリットスキャンというテクニックにしたって、まだまだ全然出尽くしてない」なんて偉そうなことを言っていたので、以前から考えていた手法を半日かけて試しました。スリットスキャンらしさってのは一見あまりないんだけど、れっきとしたスリットスキャン。 どのようにスリットスキャンするとどういう画が出力されるのかをイメージするのって案外難しくて。だからこの手法は「時間をどう前後させるか?」ではなくて「映像の1コマ1コマを積層させて出来上がった金太郎飴を、どのような断面でカットしていくか?」と考えると分かりやすいです。 金太郎飴を垂直にサクサク薄切りしていくと、その断面は普通に映像を再生したように変化します。斜め切りすると、いわゆるスリットスキャン。そう考えると、当てる包丁の形は別に真っ直ぐじゃなくて良いわけです。ギザギザでも何でも。 今回の動画の例でいうと、右から左へ移動す