土木の寵児と3次元施工 今、従業員13名の小さな土木会社に勤めている39歳の男が、3Dデータなどの最先端技術を駆使し、土木施工の新しい境地を切り開いている。その動向には国土交通省や錚々たる大手企業も注目。昨年コマツとNTTドコモなどが共同設立したベンチャー企業ランドログも、この男と共に新しい土木技術の開発に乗り出した。 「僕が新しい技術を追求するのは、ラクして儲けることが目的。ラクじゃなければICTもIoTもムダ。やらされてる感がハンパないi-Constructionを勘違いしている人も多いが、棒切れのほうが便利なら、迷わずそっちを使う。」 ――なぜ、一介の現場作業員でしかなかった男が、土木革新のキーマンへと化したのか?土木工事の「キセイ」を打破し、更なる「カイゼン」を続けている正治組の大矢洋平氏に密着した。 独学の施工管理で睡眠3時間 大矢氏が正治組(静岡県伊豆の国市)に入社したのは、ヤ
「津波タワー」をご存じだろうか。東日本大震災以降、静岡を中心に作られた、その名の通り津波から逃れるための構造物である。 すくなくともぼくが住んでいる川崎の近所にはないものだ。とても興味がある。どんなものなのか。 先日ようやく訪れることができたので、その様子をご覧ください。津波タワー、いっしょけんめいでかわいかったです。
inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 日立建機が開発した“ガンダム建機”には、主腕(第1の腕)と副腕(第2の腕)の動作範囲を制御しながら、干渉を防止する装置が付いている(写真上)/東北の被災地で活躍した“ガンダム建機”。破砕や切断といったメインの作業を行う主腕には、10~13トン級の油圧ショベルを装着することができる。一方で、副腕には、4トン級のアタッチメントを装着することができる。大きさも役割も異なる2本の腕を同時に動かして作業できる(写真下) Photo:(c)日立建機 世の“メカニック愛好家”のお父さんたちばかりでなく、本職のライバル・メーカーの設計担当者たちからも、熱い視線を一身に集める重機(土木・建築工事などに使う大型の動力機械)がある。 建設
ごつごつした石が転がるトンネル内部。2010年11月の一般公開日には、ギターの音色が響き渡り、観光客が聴き入った=愛知県春日井市紅葉に映えるトンネル。一般公開された2010年11月下旬には、大勢の人が訪れた=愛知県春日井市 愛知、岐阜両県にまたがる旧国鉄中央線の8キロにわたる廃線跡に、100年以上前に造られた赤れんがのトンネルの遺構が当時のまま残っている。2006年に地元の市民グループが確認し、13カ所のトンネル群は国内最多規模だとわかった。近くには紅葉が楽しめる渓流が流れていて、市民グループは散策路を整備し、「観光名所にしよう」と取り組んでいる。 「はい、出発進行!」 10年11月下旬、トンネル保存活動をするNPO法人・愛岐トンネル群保存再生委員会が催した今秋の一般公開で、NPOメンバーの町野好宥さん(69)の笛の音が響いた。トンネルのそばで観光客約20人を前に「鉄道唱歌」を歌
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