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津波と昭和に関するsarasaneのブックマーク (1)

  • 「陸には山津波、どこに逃げても災害は追いかけてくる」【岩手・花巻発】

    今回の大津波で真っ先に思い出したのは今から75年も前の尾去沢の大惨事(注)のこと。鉱山の沈殿貯水池が決壊し、多くの人が死に家も流されてしまった。お父さんも鉱員だったが、住んでいた長屋が高台にあったので無事だった。東京で号外が発行されるほどの大ニュース。縄でつながった親子6人の遺体もあった。「バラバラになって死ぬより、一緒に…」と互いを固く縛りあったのだ。大人たちがそう話していたのを覚えている。その時、私は16歳だった。 大槌出身の市右衛門さんと結婚したのは26歳の時。戦時中、神奈川県の軍需工場に徴用され、飛行機の部品を作っていた。満期になって秋田に帰る途中、汽車の中で北支(中国東北部)の戦地から一時帰国した市右衛門さんと一緒の席になり、その場でいきなりプロポーズされた。夫は戦後漁師になり、日海でのイカ釣り漁やイルカの突きん棒漁で生計を立てていた。それが58歳の時、体調不良のまま漁に出よう

    「陸には山津波、どこに逃げても災害は追いかけてくる」【岩手・花巻発】
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