「月刊コミック@バンチ」(新潮社)12月号から新連載が始まったマンガ「さんてつ」 東日本大震災の被災地・岩手県の三陸鉄道(三鉄)を舞台に、震災と格闘する人々の姿を描いたドキュメンタリーマンガ「さんてつ」の新連載が21日、「月刊コミック@バンチ」(新潮社)12月号で始まった。マンガ家の吉本浩二さんが実際に被災地へ足を運び、鉄道マンたちにインタビューしながらまとめられた。吉本さんは「地元のために乗客のために汗を流して未曽有の災害に立ち向かうおじさん鉄道マンたちの熱い真実のドラマを知ってください!」と呼びかけている。 三陸鉄道は岩手県の三陸海岸を縦貫する宮古駅-久慈駅間の北リアス線(71.0キロ)と、盛駅-釜石駅間の南リアス線(36.6キロ)を持つ第三セクターの鉄道会社。マンガは、震災発生時の列車の停車位置や、津波で消失した駅などを記録した日本鉄道旅行地図帳の「東日本大震災の記録」(新潮「旅」