業界に入ったのが1990年ですから、24年前になります。もっとも、最初はそれで食べていけるというような状態ではなく、勉強させてもらっていたという感じです。 2年メーカーの後、更に2年は造形を請け負う工房に所属、それからフリーです。 単純な形を切削機で削り出す、というような経験をデジタルモデリングと呼ぶのであれば17年ほど前の、ローランドのMDX-3という切削機が発売された時です。 でもトポロジーを考えながら作らねばならないポリゴンモデリングに慣れる事ができず、2次元で作図した部品を切り出す切削ばかりしていました。 Rhinocerosを触り始めたのが5年程前ですが、やはりこれも単純な形や関節などの設計用途で、造形自体をデジタルで行うようになったのは、ここ2年くらいだと思います。 最初に触ったのはSculptrisです。トラックボールを使い、遊び気分で触ってみたのですが、それでもそれなりに造