毎日新聞報道「公益目的」 特区WG座長代理の請求棄却―東京地裁 2021年09月21日20時39分 毎日新聞社東京本社=東京都千代田区 自身に関わる報道で名誉を傷つけられたとして、政府の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)座長代理の原英史氏が毎日新聞社に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。筒井健夫裁判長は「報道は公益を図るのが目的で、重要な部分を真実と信じる相当の理由がある」として、請求を棄却した。 篠原衆院議員に賠償命令 ブログの名誉毀損認定―東京地裁 判決によると、毎日新聞は2019年6月、原氏と協力関係にあるコンサルタント会社が、規制改革を望む福岡市の学校法人から約200万円を受け取っていたなどと報道。原氏が学校法人副理事長と会食し、法人側に費用を負担させていたとも伝えた。 原氏側はコンサルタント会社が約200万円を受け取ったとする報道が自らの社会的