巡査部長を窃盗未遂容疑で書類送検 県警が処分 2016年04月16日 09:45 PR 県警の巡査部長が昨年8月、酒田市内にある給油所の釣り銭6千円を盗もうとしたとして、窃盗未遂容疑で書類送検されていたことが15日、山形新聞が行った情報公開請求で分かった。巡査部長は所属長訓戒の処分を受けている。県警は処分した巡査部長の性別や年齢、当時所属していた署を明らかにしていない。 県警監察課によると、巡査部長の送検容疑は昨年8月13日、酒田市内にあるセルフ式のガソリンスタンドで、先に給油した人が取り忘れたおつり(6千円)を盗もうとした疑い。巡査部長は、おつりが出る場所に残っていた紙幣を「持っていこう」と手に取ったが、その場で思い直し、元の場所に戻したという。 送検日は昨年12月18日。県警は同日、拾得物であるおつりを給油所の管理者に届けるなど警察官として正規の手続きをしなかったことに対し、所属長
明倫中事件、遺族が時効中断へ提訴 元生徒、賠償金支払わず 2016年02月09日 09:18 PR 新庄市明倫中で1993年1月、1年児玉有平さん=当時(13)=が体育館の用具室で死亡した事件に絡み、関わった元生徒3人が確定した損害賠償命令に応じず、強制執行の手続きも取れないとして、遺族が3人に対し、時効(10年)により請求権の消滅を防ぐ訴訟を起こしたことが8日、関係者への取材で分かった。児玉さんの父昭平さん(67)は「何年もかかって続けた裁判の結果が水泡に帰すことは、有平のためにも避けたかった」と話している。 遺族が元生徒7人に損害賠償を求めた民事訴訟は、2005年9月6日に仙台高裁の判決が確定。全員が死亡に関与したと判断し、7人に約5760万円の支払いを命じた。 原告側の代理人弁護士によると、これまで任意の支払いに応じた元生徒はいないという。このため4人には債権の差し押さえなどの措
県警巡査部長を不適正照会で処分 OB依頼受け情報漏えい 2015年04月22日 09:25 県警の巡査部長が知人の県警OBから依頼を受け、公務目的外で一般男性の前科・前歴を照会したとして、本部長訓戒処分を受けていたことが21日、情報公開制度に基づき山形新聞社に開示された資料で分かった。 県警監察課によると、巡査部長は昨年6月2日、捜査目的と偽って県警の照会センターに一般男性の前科・前歴を照会。依頼してきたOBに情報を漏えいした。OBはこの男性と同じ会社に勤務していたという。 その後、男性は会社側が自身の犯歴を知っていたことを疑問に思って県警に問い合わせ、巡査部長の不適正な照会が発覚した。県警は男性が巡査部長への捜査、処罰を望んでいない意向などを踏まえ、地方公務員法違反での立件を見送った。 同課は「再発防止に向け、日ごろからの指導を徹底したい」と話している。
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