タグ

ブックマーク / ameblo.jp/aratakyo (5)

  • 『経団連の原発推進会社こそブラックボックスだ』

    government of the people, by the people, for the people 「新むつ小川原株式会社」は大手町の経団連会館20階に社がある。 社長は前経団連常務理事の永松惠一氏、そして経営諮問会議の座長は米倉弘昌経団連会長だ。 この会社の前身は、巨額の負債をかかえて倒産した第三セクター「むつ小川原開発株式会社」だが、ビフォーもアフターも、「経団連会社」と言い換えておかしくない点では、同じである。 なにしろ1971年に経団連加盟175社もが出資し、国や青森県も加わって、経団連主導で設立されたのがこの会社である。 自民党政権と経団連との蜜月関係を背景に、国策による「大規模工業地域の開発」をうたいながら、その実、六ヶ所村の核燃料サイクルなど原子力施設を下北半島につくる目的をもって、「むつ小川原開発株式会社」が誕生したことは、疑う余地がない。 1980年代に経団

    『経団連の原発推進会社こそブラックボックスだ』
  • 『朝日と真反対の最高検「メモ廃棄通知」報道をしたNHK』

    government of the people, by the people, for the people 村木冤罪事件における取り調べメモの廃棄問題に関し、同じ最高検の通知文が、朝日とNHKでは真反対の解釈で報道された。 それぞれ、記者会見でコントロールされていない独自取材の証明ともいえるし、どんなニュースでも伝える側の解釈を鵜呑みにしてはならないという、読者への警鐘と受けとめることもできる。 村木裁判では、大阪地検特捜部の検事6人が、取り調べのさいにとったメモをすべて廃棄していたことがわかり、大問題になった。 これは大阪地検の特殊なケースなのか、それとも検察組織全体の問題なのか。それを検証する手がかりとして、9月8日の朝日と、日10月24日のNHKニュースが取り上げたのが、メモ取り扱いに関する2008年の最高検通知だ。 まずは、今日のNHK。 最高検察庁が、おととし、検察官が必要

    『朝日と真反対の最高検「メモ廃棄通知」報道をしたNHK』
  • 『現政権が事実と認めた自民政権の外交機密費上納』

    government of the people, by the people, for the people 外務省のいわゆる外交機密費がかつて、総理官邸に上納されていたのは公然の秘密だった。 これまで、自民党政権は国会の答弁などで、その事実をかたくなに否定してきた。政界工作など、来の目的を逸脱したカネの使い方をしてきたからに他ならない。 今月5日、鳩山内閣は旧来の政府見解を覆し、日政府として初めて外交機密費転用があったことを認める答弁書を閣議決定した。鈴木宗男議員の質問主意書に対する公式回答だ。 機密費、正式には報償費。政府がマル秘で使える国家のカネである。領収書が不要で、使途も支出先も明らかにする必要がない。外務省には27億円、内閣官房には15億円程度の機密費予算が毎年、計上されている。 外務省の額が多いのは、在外公館における要人接待、情報交換、情報収集などに使うという前提がある

    『現政権が事実と認めた自民政権の外交機密費上納』
  • 『内部告発検事の出所で再び問われるメディアの姿勢』

    government of the people, by the people, for the people 小沢報道をめぐり「検察からのリークで情報操作されている」と多方面から批判され、大手メディアがムキになって反発しはじめた。 その矛先は民主党ならびに鳩山内閣に向けられる。いわく、「報道規制」「政治圧力」はもってのほか。 むしろ、われわれ一般国民からメディアと検察の関係に強く疑問が呈されているのだが、そこはおなじみの「自己正当化」で対処する。 朝日新聞などは、わざわざ東京社社会エディターなる肩書きの梅田正行氏が、記者たちの立派な取材ぶりを自画自賛してみせた。 「今回の報道では、10年以上もゼネコンの取材を続けている記者が集めた資料を基に出来上がった記事がいくつもある。人や資料から得た情報を重ね合わせて、特捜部の狙いを薄皮を一枚一枚はがすように明らかにする作業を毎日繰り返している」(

    『内部告発検事の出所で再び問われるメディアの姿勢』
  • 『小沢批判の読売・ナベツネが宮内庁をこきおろす理由』

    government of the people, by the people, for the people メディアにとって、憎まれ役の小沢一郎がオモテに出てくれるのは好都合だろう。 宇宙人ユッキーの料理法は意外とやっかいだが、シンプルな味つけでよく売れるメニューとなれば、剛腕ネタがいちばん。 あら探しをして辛い薬味をふりかけさえすればいい。 それだけ、小沢というメディア定番の素材そのものが複雑な味を持ち、しびれるような毒気もあって、つい手を出したくなるのかもしれない。 「誰がつくったのか、法律で決まっているわけでもないだろ」。 宮内庁の「1カ月ルール」にかみついた小沢一郎は、あきらかに、宮内庁発表を鵜呑みにしてものごとを判断するメディアに怒っていた。 羽毛田長官の肩を持ち、「天皇の政治利用ではないか」と、どこもが、同じ筋立てで記事を書く。1カ月より前に申し入れがあったオバマ大統領は「

    『小沢批判の読売・ナベツネが宮内庁をこきおろす理由』
  • 1