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ブックマーク / newswitch.jp (11)

  • 「次回1個無料」もう限界…コンビニに迫られる集客策の見直し ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大手コンビニエンスストアが行っている、商品を1個買うと次回1個無料の引換券付きレシートが出てくるキャンペーンが転換点を迎えている。購入客は1個分の支払いで2個を手に入れることになり「お得」を感じられるため好評だが、実質的に経費を負担する品メーカーからは「原材料価格高騰の中では厳しい」などの声が上がり、見直す動きが出始めた。(丸山美和) キャンペーンは飲料や菓子、加工品などを対象に2018年頃始まった。コロナ禍で在宅時間が長くなり、自宅近くのコンビニを利用する人が増えたことで、キャンペーンの利用者が増えた。1個目と同じメーカーの別の新商品などがキャンペーン対象になることが多い。例えば500ミリリットルサイズの水の購入で、1リットル近いスポーツ飲料がもらえるなどの内容だ。 コンビニにとっては客が再び来店するきっかけとなり、キャンペーン対象品以外の商品も購入する「ついで買い」につながる。1個

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  • 製紙業界が3年ぶり値上げラッシュ、従来とは違う背景事情 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    製紙業界では約3年ぶりの値上げラッシュとなっている。印刷・情報用紙は日製紙を皮切りに、大王製紙、三菱製紙、中越パルプ工業などが15%以上、段ボール原紙はレンゴーがキログラム当たり10円以上の引き上げを表明。印刷・情報用紙は、コロナ禍が拍車をかけた需要減の中での価格改定とあって「印刷大手など顧客らに受け入れられるにしても、来春まで交渉は長引く見通し」(流通関係者)のようだ。 「値上げは粛々とやり切る。営業員がユーザーに一生懸命訴えている最中だ」。大王製紙の若林頼房社長は、2022年1月21日出荷分からの15%以上値上げに強い決意を示す。同社は21年度連結の売上高、経常利益とも過去最高を見込むが、22年度以降を視野に生産コスト上昇は看過できないとしている。 各社の値上げの背景は従来とは違う。原燃料価格の高騰や物流費上昇、円安の進行などは大きいが、少子・高齢化やIT化による構造的な需要減が深刻

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  • 「趣味の出版社」、50%以上が返本で倒産という恐怖 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    趣味」の出版社として知られたエイ出版社は2月9日に民事再生法の適用を申請した。出版不況をものともせず、販売拡大と多角化に突き進んだが、身の丈以上の経営と借入金が重荷になり、主力の出版物も同社から離れることになった。 エイ出版社は1973年、バイク総合誌『RIDERS CLUB』の出版を目的に設立。その後、アウトドア、スポーツ、ファッションなどの専門雑誌を刊行し、趣味人に評価される紙面づくりで知られるようになる。2002年の飲事業に参入後、専門誌と関連のある事業分野に相次いで進出。ゴルフ用品店、外車販売、工務店などの多角化路線は業界でも注目され、17年3月期の売上高は100億円を超えていた。 しかし売り上げのピークを迎えた段階で転落の兆候は見え始めていた。出版点数が増えるに連れ、返率が上昇。近年は業界平均を大きく超え、50%以上が返されるようになった。適正化のため出版点数を減らしたが

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    sarutoru
    sarutoru 2021/04/09
  • いよいよ21年初めに量産へ!村田製作所の全固体電池は何に使われる? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    【京都】村田製作所は2020年度下期に量産を始める全固体電池について、補聴器などに採用される見通しを明らかにした。ロボット向けなどの位置制御機器や、工場などで環境データを収集するIoT(モノのインターネット)機器などにも採用される予定。同社はさらに容量が現状比20―30%高いタイプの開発を進めていることも明かした。高容量タイプは長時間利用前提のワイヤレスイヤホン向けで21年の早い段階に量産したい考え。 電解質に可燃性液体を使わず、安全で熱に強いなどが特徴の全固体電池は次世代電池として注目され、多くの企業が開発にしのぎを削る。村田は滋賀県の工場で20年度内に、月10万個の量産を始める予定を公表していた。 村田の全固体電池は容量2ミリ―25ミリアンぺア時で、他社開発品より100倍ほど高容量。サイズは縦5ミリ―10ミリメートル、横5ミリ―10ミリメートル、高さ2ミリ―6ミリメートルで表面実装可能

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  • アビガンはなぜ「特効薬」の座から滑り落ちたのか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「うたかた」という美しい言葉が日語にある。『広辞苑』によると、「はかなく消えやすいことのたとえにつかう」とある。多くは、不老不死が叶わぬ人間の短い命に重ねて使われるが、近代科学の結晶とも言えるクスリにも、実は当てはまる。夢の特効薬と期待されて登場しながら、予期せぬ副作用などで市場からの退場をたちまち迫られた薬剤は枚挙に暇がない。今年の春、俄かに人口に膾炙した「アビガン」も、以降の形跡を辿る限り、うたかたのクスリで終わりそうな気配が強まっている。 新型コロナウイルスが引き起こす同ウイルス感染症の拡大が、国内外で一向に止まらない。特に国内の状況は、社会や経済への影響を最小限にしながら、感染拡大防止の効果を結果として最大化した「日モデル」の勝利と胸を張ったのも束の間。わずかに都内に残っていた“燃えさし”から、再び全国へ伝播していく展開となっている。 突如、蘇った 幸いにして、足元の重症化率・

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    sarutoru
    sarutoru 2020/07/24
  • 村田製作所が全固体電池を量産へ、容量は“業界最高レベル” ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    村田製作所は2019年度内にセラミックス技術を応用した全固体電池の量産に乗り出す。野洲事業所(滋賀県野洲市)の電池関係の生産棟に量産ラインを新設する。当面の生産能力は月10万個を予定する。試作品の容量は他社製品と比べて100倍の10ミリアンぺア時強と業界最高レベル。17年にソニーから買収したリチウムイオン二次電池事業を含め、注力するエネルギー関連市場への展開を加速する。 電解質にセラミックス材料を使った面実装タイプの「セラミックス全固体電池」を量産する。積層セラミックコンデンサー(MLCC)の製造設備を転用するほか、数億円を投じてドライルームなどの付帯設備を整える。 このほどサンプル出荷を始めた。大きさは縦5・7ミリ×横9・6ミリ×高さ5・2ミリメートル。材料組成を改良し、容量を大幅に高めた。さらにエネルギー密度を向上し、既存のリチウムイオン二次電池からの置き換え需要や競合品と差別化する。

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  • ノーベル物理学賞受賞の中村氏「日本は研究者から選ばれない。上意下達が過ぎる」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ー米国学術界の状況は。 「米国は基礎的な研究は国の資金にサポートされているが、工学系の研究室はほとんど民間資金で運営している。国のサポートは小さく、民間から資金を集められなければ研究を続けられない。工学系の教授の50%は自分の会社を持っていてほぼ100%が企業向けにコンサルしている。教授はベンチャー経営者のようなものだ。企業へのコンサルで接点を作り、共同研究の資金を集める。これを原資に研究体制を整える。私はベンチャー2社を経営しているが、多い方ではない」 「我々は教授4人のチームで研究センターを運営しており、教授一人約10人のドクターコースの学生を雇っている。私は年間で約1億円集めないと研究室が倒産する。このためチーム全体では年間4億円を集めている。窒化ガリウム系デバイスの研究では私たちが米国1、2位の規模になる」 ー2000年に渡米した直後から営業回りができたのでしょうか。 「始めからで

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  • 東京・渋谷区、五輪に向け「世界を驚かせる街づくり」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    東京都渋谷区の街づくりはユニークだ。基構想は「ちがいをちからに変える街」。年齢、性別、障がいの有無とさまざまな違いがある人たちが、自分らしい生き方を見つけるため、違い(多様性)を生かす取り組みを積極的に行う。2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、若者によるアイデア創出を起点として「世界を驚かせるような街づくり」を目指す。 区の五輪関連予算は17年度が約2900万円。最も力を入れるのは多様性の象徴である障がい者スポーツだ。練習場が少ないため、区内スポーツセンターで定期的にパラリンピック日本代表選手に練習場を開放している。 パラバドミントンでは金曜日の夜3時間について、コート10面のうち2面を開放。「一般利用者と日本代表選手との交流の場にもなっている」とオリンピック・パラリンピック推進課の田中豊課長は効果を実感する。 また、18―29歳の120人が渋谷の未来の街づくりに向けアイデアを出

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  • グーグル子会社、深層学習より高い予測性能を実現 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    グーグル傘下の英ディープマインドは、多段階の反応や行動を解く「自動計画」と、さまざまな手法の中から良い手法を見つけさせる「強化学習」を融合した新しい人工知能(AI)技術「PREDICTRON」(プレディクトロン)を開発した。 AIが学習しながら長めの計画を立てられる。簡易化したビリヤードでは従来の約3倍となる50回中、27回でボールをポケットに落とすなど、既存の深層学習を使う手法より高い予測性能を実現した。 プレディクトロンでは、自動計画と強化学習を融合し、多段階の各段階で報酬を与えて最適な手法をみつけさせつつ、報酬を累積させるなどして学習が破綻しないようにした。 簡易型ビリヤードで性能を検証。四つのボールをランダムに配置し、その中の白玉を転がして他のボールをコーナーに落とす。ボールを転がす角度や速度によって壁や別のボールにどう跳ね返り、ボールが転がるかAIに予測させる。その結果、50回

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    sarutoru
    sarutoru 2017/06/19
    >報酬を与えて
  • ネットで炎上しても安心!?損保ジャパン日本興亜、炎上補償 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    損保ジャパン日興亜はインターネット上で中傷のコメントが集中する「炎上」対策の包括的サービスを12月に始める。インターネットを24時間監視する予防策から、炎上後の対応策、対策費用の補償までをパッケージ化した。会員制交流サイト(SNS)などの普及に伴って炎上が増加し、企業の経営リスクが高まっていることに対応する。月35万円から提供し、年間100社の契約獲得を見込む。 リスクコンサルを担うグループのSOMPOリスケアマネジメント、ネット上のリスク対策に強いエルテスを含めた3社の共同サービスとして開発した。 具体的には、エルテスが24時間365日体制でネットを監視し、不適切な投稿などを発見した場合、炎上を未然防止する初期対応をアドバイスする。 一定期間経過後も解消されずに炎上した場合、エルテスが炎上の分析リポートや緊急時の情報発信の手法などについて支援する。さらに記者会見など緊急時のメディア対応

    ネットで炎上しても安心!?損保ジャパン日本興亜、炎上補償 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 忘れた相手思い出す脳の仕組み解明―理研、自閉症治療に活用期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    マウスの行動テストの概要図。真ん中のマウスがテスト対象のマウス。同マウスと飼育箱で一定期間ともに過ごした「よく知るマウス」と、未知のマウスをそれぞれおりの中に入れ、各マウスに接触する際の脳活動を観察した(理研提供) 理化学研究所脳科学総合研究センターの奥山輝大研究員と利根川進センター長らは、記憶や空間学習能力に関わる脳の器官「海馬」が他の個体についての記憶「社会性記憶」を貯蔵する仕組みをマウスで解明した。よく知る相手を思い出している時に、海馬内の「腹側CA1領域」と呼ばれる部分の細胞集団の活性化を確認。この細胞集団を光で人工的に活性化させると、忘れた相手を思い出すことに成功した。 自閉症患者は、この社会性記憶が低下していると分かっている。このため、研究が進めば治療法の開発に貢献できる可能性がある。 マウスはよく知る相手より、知らない相手に近づく性質がある。この性質を応用し、マウスの行動テス

    忘れた相手思い出す脳の仕組み解明―理研、自閉症治療に活用期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    sarutoru
    sarutoru 2016/10/02
    > マウスはよく知る相手より、知らない相手に近づく性質がある ←前提になってるこれはなぜ?
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