メタボ、やかん、バナナ、おでん……数々の面白蛇口を発表し、その存在を世間に知らしめてきた水道用品メーカー、カクダイ(大阪市)。しかし、ネタだけで生きていけるほどビジネスの世界は甘くない。カクダイがネタで笑いを取りながら、しっかり利益を上げている秘訣(ひけつ)はどこにあるのか? 「いちびる」と「かぶく」 小口覺(以下、小口) お笑いに振った蛇口の「Da Reya(ダレヤ)」シリーズを、2012年1月から販売しています。もうすぐ10年になりますが、売れていますか? 多田修三さん(以下、多田) 面白いと思われても、実際にこうした壁に取り付けるタイプの蛇口が必要な場所って、ご家庭の中でありますか? 小口 ないですね(笑)。 丸めのフォームと、四次元ポケットから出てくるひみつ道具のように湧き出てくるアイデアがあの国民的キャラクターを彷彿(ほうふつ)とさせる、株式会社カクダイの代表取締役副社長。アニメ
