中国・北京(Beijing)で行われたブラインド・テイスティングで、ベストワインに選ばれた怡園酒庄(Grace Vineyard)の2009年チェアマンズ・リザーブ(2011年12月14日撮影)。(c)AFP/ED JONES 【12月15日 AFP】古くからの伝統を誇る仏ボルドーワインより、中国の辺境で10年前に産声を上げたばかりのワインの方がおいしかった――。中国・北京(Beijing)で14日行われたワインのブラインド・テイスティングで、驚きの結果が出た。 フランス人5人と中国人5人のソムリエが選んだベスト・ワインは、中国・寧夏回族自治区(Ningxia)産の怡園酒庄(Grace Vineyard)ブランドのカベルネ・ソービニヨンだった。 審査では、ラベルを隠した状態でボルドー(Bordeaux)産と寧夏回族自治区産の2008~09年物ワインを5本ずつ試飲した。すると、1~4位を寧夏