昨日は『たまこまーけっと』で山田尚子監督の取材でした。山田監督の演出についての考え方についても、突っ込んだお話をうかがうことができました。 取材しながら「自分はこんなに山田尚子演出が好きだったのか!」と思いました(笑)。石原立也監督もなかなか取材する機会がなくて、僕の中に石原さんへの妄想がたまっていて、それが「月刊アニメスタイル」第5号の『日常』インタビューで結実したわけですが、山田監督についてもいろいろと妄想していたのですね。この場合の妄想というのは「こういう演出家で、こういう意図で、この演出をやっているんだろう」といった内容の妄想です。 このインタビューも「アニメスタイル003」に掲載されます。話は変わりますが『たまこまーけっと』Blu-rayの映像特典「制作現場レポート『山田監督の、~堀口悠紀子の懐に潜り込みたい~』」にも期待ですよ!(「アニメスタイル003」でもその映像特典について
石黒昇監督が、3月20日に亡くなられたそうです。 『宇宙戦艦ヤマト』『超時空要塞マクロス』『メガゾーン23』等、アニメ史に残る作品を数多く手がけた方です。若いクリエイターに活躍のチャンスを与え、育てたられたのも素晴らしいお仕事でした。 ご冥福をお祈りいたします。 アニメ監督の石黒昇さん死去 「宇宙戦艦ヤマト」演出[朝日新聞]
先週土曜にオールナイト「新文芸坐×アニメスタイル スーパー・アクションアニメ・フェスティバル」を開催しました。小池健監督のトークは楽しいものになりましたし、上映も充実。僕的には『鬼神伝』を大きなスクリーンで観られたのが嬉しかった。告知期間が短かった事もあって、満員というわけにはいきませんでしたが、小池監督ファンの女性がつめかけ、ステージからながめる客席が随分と華やかでした。 ご来場された皆さま、協力してくださった皆さま、ありがとうございました。よろしかったら、オールナイトの感想を編集部までお寄せ下さい。12月のオールナイトは「新文芸坐×アニメスタイル セレクション vol.22 大人の東映まんがまつり」と「vol. 23 新海誠 21世紀の映像詩人」を開催。こちらもよろしくお願いします。
一昨日の取材の後に、佐藤順一さんに「佐藤さんの本をつくりませんか」という話をしました。 本のコンセプトは「追悼本」です。誤解を呼びそうなコンセプトですが、まあ、半分はそのつもりなんです。勿論、佐藤さんはお元気であり、重たい病気にかかっているというような事はないんです。では、何故、追悼本なのか。 先日のイベントも言ったけれど、できる事なら、誰かの追悼本をつくったり、追悼の特集をやったりしたくないんですよ。本だって、特集だって、ご本人がお元気なうちにやった方がいいものができるのは間違いないんです。これもイベントで話したことですが、10年ほど前に小松原一男さんが亡くなった後で、僕はアニメージュで追悼特集の編集を担当しました。その時に、ああ、追悼特集なんてやるもんじゃなあ、特集をやるなら、ご本人が生きているうちにやりたいと思ったんです。それで、今、亡くなられて「ああ、特集をしておけばよかった」と思
昨日(平成23年6月20日(月))、赤根和樹監督、岸田隆宏さんの取材に行ってきた。「月刊アニメスタイル」第2号に『ノエイン もうひとりの君へ』の記事があり、そのための取材だ。 「WEBアニメスタイル」では『ノエイン もうひとりの君へ』放映中に、赤根監督に取材している。以下のものだ。 赤根監督に訊く「メイキング・オブ・ノエイン」 第1回 企画の成り立ちと2人の主人公 第2回 量子論と岸田隆宏の活躍 第3回 張り切り原画マンとキャスティング この時は岸田さんに話をうかがうことができず。岸田さんの仕事について、赤根監督に語っていただくかたちだった。今回は岸田さん側からメイキングについてうかがう事もできたし、シリーズ後半についてもうかがった。お楽しみに。 「月刊アニメスタイル」第2号告知ページ
一昨日は、今石さんの取材に行ってきた。「月刊アニメスタイル」第1号用のインタビューで、テーマは『Panty & Stocking with Garterbelt』のメイキング。無軌道な作品だけあって、監督の考え方も無軌道。だけど、マジメに無軌道な事をやろうとしているあたりが今石さんらしい。ちなみにアニメスタイルとしては、GAINAX新社屋での最初の取材だった。 同日夜は、とあるプロダクションで素材を回収した後、都内某ファミレスでとある監督さんに、同じく「月刊アニメスタイル」用のショートインタビュー。誰に対する何のインタビューだったかは、また改めて(監督に、ブログで取材について書いていいのかどうか確認するのを忘れていた)。 昨日は一日中、原稿を書いていた。最近、歩数計をつけているのだけれど、ひどい数字だった。今日はちゃんと歩こう。 ………………………………………………………………………………
「アニメージュ」で連載している「この人に話を聞きたい」が、発売中の(2011年3月号 VOL.393)で連載140回を迎えた。このまま休まずに続けられれば、今年12月発売号で150回となる。実現できるのか? 01 南雅彦 (1998年11月号 VOL.245) 02 ワタナベシンイチ (1998年12月号 VOL.246) 03 桜井弘明 (1999年1月号 VOL.247) 04 湯浅政明 (1999年2月号 VOL.248) 05 諏訪道彦 (1999年3月号 VOL.249) 06 梶島正樹 (1999年4月号 VOL.250) 07 野村道子 (1999年5月号 VOL.251) 08 関弘美 (1999年6月号 VOL.252) 09 原恵一 (1999年7月号 VOL.253) 10 大月俊倫 (1999年8月号 VOL.254) 11 大地丙太郎 (1999年9月号 VOL.
公開初日に『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観てきた。 傑作ではないし、自分の「心の『ヤマト』」とも違っている。『宇宙戦艦ヤマト』を知らない若い人に「これが『ヤマト』か」と思われるのも少し違うような気がするのだが、充分に楽しめた。作った人に「ありがとう」と言いたいくらいだった。 予想の数倍、オリジナルを大事にしてくつくられていた。木村拓哉も、黒木メイサもよかった。古代と雪の性格設定と立場が変わっていたが、それも正解だったと思う。アニメの古代が「あの頃の熱血漢」で、木村拓哉の古代は「今どきの熱血漢」になっていた。僕らが知っている古代らしいか、雪らしいかは別にして、木村拓哉も、黒木メイサも、ちゃんと『ヤマト』の登場人物になっていた。他の役者もよかった。 オリジナルの『ヤマト』が大事にされているのが、こんなにも嬉しいのは、多分、僕が『ヤマト』に対して屈折した想いを抱いているのと、関係
VAPから2009年12月23日にリリースされるドラマ「傷だらけの天使」のBlu-rayは1枚のディスクに405分を収録。つまり、7時間弱で、正味45分のドラマを9話分収録しているわけだ。Amazonのデータを見ると、 ………… ≪名作ドラマBDシリーズ≫ 往年の名作ドラマがお安くコンパクトに!! ナント1話(約45分)あたり1,000円! ※本シリーズは、膨大なデータ容量を備えたブルーレイ・ディスクの特性を生かして長時間収録しています。(DVDのマスターテープを使用してリマスタリングしています。) ………… とある。つまり、画質はDVDと同じだけれど、その代わりに1枚のディスクに沢山収録しているわけだ。こういうBlu-rayソフトは有りだと思う。これなら、ソフトの置き場所にも困らないし、ディスク交換の手間もはぶける。VAPの≪名作ドラマBDシリーズ≫は、他のドラマも同様の形式でリリースす
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