最適化の原則磨く前にプロトタイプを作れ。最適化する前にプロトタイプが動くようにせよ。どういうこと?最初にプロトタイプを作るようにすれば、ごくわずかの成果のために多すぎる時間をつぎこむのを防ぐことができます。ボトルネックが何かがわかる前に最適化に走ると、設計を台無しにします。透明性や単純性を犠牲にしてスピード、あるいはメモリやディスクスペースの節約にこだわったあげく、コードが無理なものになったり、データレイアウトがわかりにくくなったりします。それらは、多くのバグを生み、莫大な作業を浪費します。そうしてまで得られたものはといえば、デバッグにかかる時間と比べてはるかに安い、リソース使用量のわずかな節約にすぎません。部分に対する半端な最適化が、全体の最適化の妨げになることもよくあります。設計を半端に最適化すると、「設計全体にわたった大きな効果が得られる変更」ができなくなるので、パフォーマンスが低い