富士通の発表によれば、JAXAが、宇宙輸送、航空機の開発・検討時のシミュレーション用途として、3,392ノードのFX1で構成される大規模並列計算機システムを2008年4月にも導入するとのことである。総メモリ容量は現在の数値シミュレータⅢの約30倍となる100テラバイト、総ストレージ容量は約16倍となる11ペタバイトの大規模システムで、CPUはSPARC64VIIが1ノード当たり1プロセサ搭載となる。 現在のTOP500 Listでは第三位に相当し、導入されれば国内一位となる可能性もあるが、6月には東京大学が140テラFLOPSのスパコンを稼働させ、各国もいろいろ出てくると思われるので、次回のtop10に入るかどうかだろうか。