ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (78)

  • 豪華な贈り物 - ururundoの雑記帳

    南風に吹かれて はらはらと落ちてくる葉っぱ達。 枯れ草の上に 茶色のどんぐりの葉っぱ 黄色の楢や 漆の赤い葉っぱ。 明るい空から降り注ぐ陽の光に 山が黄金色に輝いている。 秋の終わりから冬の入り口へ なんと豪華な贈り物だろう。

    豪華な贈り物 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/11/11
    紅葉この間みにいきました
  • 本の中の「食」 - ururundoの雑記帳

    ソローの「メインの森」 4フィートの長さの木が何も焚かれている 牛を一頭丸ごと丸焼きに出来る程の大きな暖炉。 カバ ブナ カエデの薪。 19世紀 アメリカ メイン州奥の 森の中の農場で出された豊かな事に 私は舌なめずりをした。 まずはホヤホヤの熱い小麦粉のパンケーキ。 農場の産物のハム、玉子、じゃがいも 牛乳、チーズ。 たらと鮭、糖蜜で甘くした茶 甘いケーキ。 ヤマコケモモをとろ火で煮て甘くしたもの。 「贅沢貧乏」森茉莉 冷蔵庫を持たない森茉莉は 氷を入れたジャーに トマトを冷やしていた。 缶詰のハムとスライスしたトマト。 玉子をことの外愛した森茉莉。 キノコ入りオムレツ 刻みパセリ入りオムレツ。 「大草原の小さな家」 たっぷりのバターで黄金色に炒めたじゃがいも。 そば粉のパンケーキ。 まだ青いカボチャをリンゴの代わりに使ったパイ。 カボチャの上に少しの酢を回しかけた。 「スペンサー」

    本の中の「食」 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/24
    最近料理漫画とかもかなり流行ってきてますよね
  • 「ホトトギスよ」 - ururundoの雑記帳

    ホトトギス ガマズミの話をしたら 「私も!」とホトトギスが言う。 ひっそりと清楚な風貌のわりには 積極的な娘だ。 日当りのいい山の崖 あちらこちらで咲いている。 車やバスの窓からは 気がつかない。 ゆっくりと道を歩き 「どうかな?」と覗き込まないと。 私と出会ってどう思っているのか。 「でもホトトギスよ 私はあんたに出会って嬉しい」

    「ホトトギスよ」 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/23
    鳴かぬなら私が泣こうホトトギス
  • 可愛い人参達 - ururundoの雑記帳

    指の長さ程の人参。 15程袋に入って80円。 余りの可愛さに買った。 生のフレッシュな鷹の爪も。 ピカピカ輝いている唐辛子も。 大きなサツマイモも。 図書館を受け取り ぶらりと入った道の駅で。 固い目に茹でた可愛い人参。 砂漠の砂みたいな色の皿に並べる。 熱々に塩を振り 胡麻油をたらりと回しかける。 楽しい夕の一品。 コリッとした感。 美味しさは味だけではない。

    可愛い人参達 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/16
    食感すき
  • 菊芋の黄色い花 - ururundoの雑記帳

    菊芋の花 ヒマワリみたいな葉っぱが出て来て 日に日に茎が伸びて。 なんの植物だろう? 2メートル近くになった頃 台風の強い風に倒れてしまった。 それでも伸び続ける強い植物。 黄色い花のこの植物は 菊芋だって。 花が枯れる頃 土を掘ってみよう。 さくさくとした感の 体にいいと言われている ちょっと無骨な塊が出てくるはずだ。 黄色の可愛い顔をしているが とても生命力が強い。 風に乗って種子が運ばれ うちに根付いたんだ。 その縁を喜ぼう。

    菊芋の黄色い花 - ururundoの雑記帳
  • ジョン モンタギューの詩集 - ururundoの雑記帳

    随分前だ。 アイルランドの詩人 ジョン モンタギューの事を知った。 朝日新聞の記事だった。 興味がわき調べてみたが 日ではまだ翻訳されていない。 ニューヨークに行った時 街の小さな屋に入った。 そこはまるで 映画「ユー ゴット メール」で メグ ライアンが経営する 小さな屋そのものだった。 その店の母娘が 「うちにはないが、ここならきっとあるだろう」と 住所と店の名前をメモしたものをくれた。 マンハッタンの北の端にある美術館の帰り バスを降りて教えてもらった屋に行った。 コロンビア大学の南 倉庫の様な屋の名前はラビリンス。 結局ここにもモンタギューは存在しなかった。 「仕方ない、もういいか・・・」 とホテルの近くを歩いていると 大きな屋が現れた。 入るとすぐに男性店員がやって来て 私の探しているモンタギューを見つけ 嬉しそうに私に差し出した。 376ページの分厚い詩集。 昨日の

    ジョン モンタギューの詩集 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/11
    よさそう
  • ドアを開けて表に出て - ururundoの雑記帳

    合歓の木 曇った空の下を歩く。 窓から光は入って来ても 家の中 仕事場の中 椅子に座って 背中を曲げて 仕事をしたり 何かを読んだり。 ドアを開けて表に出て 冷たい空気を感じて 「ふぅー」と一息。 歩き始める。 見慣れた山や川。 時には 靄が山に沿って登って行ったり 風で綿毛が舞っていたりする。 今日 合歓の木の 夏の終わりか秋の初めの姿に気がついた。

    ドアを開けて表に出て - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/08
    タイトル的にアナと雪の女王的なやつかと思ったw
  • 上を向いて蔓穂は - ururundoの雑記帳

    蔓穂(ツルボ) こんなかわいい花を見過ごすわけがない。 淡いピンクが風に揺れて。 すくっと背を伸ばし 上を向いて 少し頭を傾けて。 夕方 私の頭上の空を 羊雲が覆った。 夜には 満月前の輝く白い月が 東から西に動いて行く。 羊雲も 白く輝く月も ツルボは 見つめているんだろうね 風に吹かれながら。 夜の世界に降る夜露。 「ツルボよ、気持ちがいいだろ?」 __________________________________ moozyさんが「蔓穂」の素敵な写真と文を載せておられます。 moozy.hatenablog.com

    上を向いて蔓穂は - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/05
    つるぼって言いたくなるつるぼ
  • たかが本ではないか - ururundoの雑記帳

    スーパーの駐車場 午後3時に家を出て 湖西のスーパーにやって来た。 1週間分の材を購入。 塩豆大福も買う。 もやしが18円。 生産者の苦労を思う。 帰り道 図書館に寄り雑誌を受け取る。 「天然生活」 特に気に入っているではないが 器を見る為予約購読している。 そのの中に 私が大切にしていたが 幾つも載っていた。 増えるを何回か処分したり 友達に貸して返ってこなかったり。 懐かしい。 どうして処分してしまったの? どうして友達に「もう読んだ・・・?」 と、言えないの? それらのが載っているページを開けるのが 悔しい様な 辛い様な 残念な様な。 たかがではないか。 分かってはいるんだけどね・・・

    たかが本ではないか - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/09/03
    貸したことを忘れて買って、買ったことを忘れて買って、同じ本が3冊になった自分がいます
  • 日没が早い - ururundoの雑記帳

    午後6時15分 いつの間にか日没が早い。 オレンジやサーモンピンクの雲。 私の周りの景色も オレンジ色に染まった。 顔を上げて眺めていても すーっと色が変化する。 時は前へ進むばかりで 後を振り向く事を知らない。

    日没が早い - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/27
    もう八月も終わりかあ
  • 紫蘇ジュース - ururundoの雑記帳

    この暑さで何をするのも嫌だ と言うトミコさんから貰った 一抱えもある紫蘇。 これは 紫蘇ジュースを作って欲しいと言う トミコさんの無言のお願い。 だって 空のペットボトルまで 渡すんだもん。 紫蘇の葉をちぎり取り 「おお、いい香り」 そして洗って グラグラと沸いた湯の中に放り込む。 紫の葉っぱが緑に変われば取り出すんだ。 たっぷりの砂糖を加え クエン酸も加えると さっと深紅の液に変わる。 ゆっくりとしゃもじで混ぜれば出来上がり。 6リットルの深い紅の原液。 これを何倍にも薄めて飲むのはご存知の通り。 氷を入れたグラスに原液ジュース。 蛇口から溢れる出る伏流水で薄めると グラスの中で氷がカラカラと鳴る。 「トミコさん、出来ましたよ」

    紫蘇ジュース - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/26
    夏には最高。しみる
  • スイス人の餃子 - ururundoの雑記帳

    チャックの小屋に泊まっている スイス人のカミル。 先日 うちで天ぷらをたらふくべて帰る時 お礼に餃子を作りたいと言った。 火曜日の夜 合挽きミンチを1350グラム ネギ、ニラ、生姜、ニンニク等々を持ちやって来た。 日に来る前に中国を旅した。 その時に覚えた場の餃子だそうだ。 勿論水餃子。 10人分を作るのかと思う程の材料。 包丁さばきも上々 次々と生姜、ネギ、ニラを切ってゆく。 口八丁手八丁だ。 強力粉に湯を加えて揉んでいく。 このあたりから テーブルの上や下は粉だらけ。 一緒にやって来た アメリカ人のショーンとカミルが皮を延ばす。 私が皮に具を包む。 夫は流しでひたすら後片付け。 出来上がった餃子を グラグラと沸いている湯の中に 次々を放り込み湯がいていく。 キャベツ、キュウリ、タマネギの コールスロー風に ミニトマトを加えたサラダ。 冷凍庫に眠っていたオレンジママレード。 それを

    スイス人の餃子 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/24
    もちもち
  • ゼリーと蜂蜜と色鉛筆 - ururundoの雑記帳

    Made in Switzerland 19才の誕生日。 もう遠い昔だ。 私は松駅で降り ユースホステル近く迄行くバスに乗り遅れて 山の中の道を息をきらして歩いていた。 道に面した小さな家からおばあさんが出て来て 「お茶でも飲んで行きなさい」と言った。 リュックを下ろして玄関に座り 出されたお茶を2杯飲み干した。 セロハンに包まれた色とりどりのゼリー。 「どこから来たの?」とおじいさんが尋ねる。 「大阪です」と答えると 「自分達も大阪に住んでいたんだ」と言う。 別れ際にゼリーを紙に包んで持たせてくれた。 そのゼリーの色を何十年も経った今でも忘れていない。 19才の私がおじいさん、おばあさんと思った夫婦は 今の私よりずっと若かったのではないか。 チャックの小屋に泊まり 畑仕事を手伝っている 旅の途中のスイス人のカミル。 何回か顔を会わす内に うちの前で立ち話をするようになった。 薄暗くなっ

    ゼリーと蜂蜜と色鉛筆 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/20
    松本住み?いいところですよね
  • 小アジのなれ鮨  - ururundoの雑記帳

    10センチ程の小さなアジ。 三つに切って鉢に盛る。 発酵したご飯も忘れずに。 なれ鮨になっても 海の中を泳いでいた 銀色の姿はそのままで。 熱々のご飯の上に アジと発酵米をのせる。 ぴりっとした鷹の爪と 山椒の葉の刺激。 「これをべて夏バテを乗り切ろう」 と、なれ鮨に添えられていた言葉。 石川県の海辺の街から届いた 小さな魚屋さんのなれ鮨。 タエコさん ありがたく頂きます。

    小アジのなれ鮨  - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/19
    おいしい
  • 貧乏臭いおかず - ururundoの雑記帳

    夕方 図書館からの帰り。 道ばたに座って話をしていた オフジさんとエミさん。 90を過ぎたオフジさんの作ったキュウリ。 沢山貰った。 その中の一 大根くらいのキュウリ。 「炊いてから葛でとろみをつけたらおいしい」 大根キュウリ。 皮を剥き、縦に半分。 中の種を取り サイコロ状に切る。 たっぷりの湯に麺つゆ。 サイコロキュウリを入れ 煮立てば素麺を折って パラパラと加える。 素麺から出る塩味で 味加減は少し辛め。 素麺が透明になれば器に。 てっぺんにおろし生姜を忘れずに。 質素と言えば聞こえはいいが どこから見ても 貧乏臭いおかずだ。 大根キュウリの尊厳の為に一言。 「味はとてもいいです」

    貧乏臭いおかず - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/17
    こういうのこそ旨い
  • 六斎念仏 - ururundoの雑記帳

    手に持った小さな太鼓を バチで叩きながら ゆったりとした動作で しかし 力強く踊る。 六斎念仏は 太鼓を持った踊り子3名 鉦(かね)二人 笛二人で 踊り、奏でて仏様に奉納する。 空也が開祖だと言われているので 平安時代からこの念仏はあったのだろう。 若狭から京に通じる鯖街道は 鯖だけでなく文化や芸能まで この土地に運んで来たと言う所か。 限界集落のモデル地区みたいなこの土地では 歴史も由緒もある六斎念仏を踊る人たちが 年々減ってくる。 そこに街から若い人たちがやって来て この念仏が生き返った。 14日 市から送迎バス迄出て 沢山の人がやって来た。 そして 村の人達と一緒に 念仏奉納を見る事が出来た。 六斎念仏のリーフレットの写真から。2016年の踊り。 感想? 「やっぱりライブはいい!」

    六斎念仏 - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/16
    楽しそう
  • 私自身を叱った - ururundoの雑記帳

    久しぶりにポットに種を蒔き それを大事に植えたコスモスが咲いた。 台風や豪雨で それらが倒れた。 惨めな姿。 千日紅もダリアも・・・ キクイモも薊も・・・ ミニトマトが鳥に悪さされるから ネットを掛けないと。 面倒な事だな。 「そんな事で心を煩わすな。 台風で一瞬にして 家族をなくしたり 家をなくしたりした人達がいると言うのに」 と、私は私自身を叱った。

    私自身を叱った - ururundoの雑記帳
  • うつらうつらと眠気がやって来て - ururundoの雑記帳

    お盆の入りで うちの前の道路は ひっきりなしに車が走る。 からりと晴れた日。 昼ご飯の後 うつうつらと眠気がやって来て ほんの少しと思って寝たら 目が覚めたのが5時だなんて。 朝の五時と勘違いした・・・ 乾燥した気持ちのいい空気の中 自分に言い訳するかの様に 「ま、いいか。 だってお盆だもの」

    うつらうつらと眠気がやって来て - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/14
    そーいうときもある!
  • まろやかに変化したニンニク - ururundoの雑記帳

    丹波栗みたいな 大きいニンニクの一欠け。 ひさしの下に ずらっと並んで干してある 人間の拳くらいのニンニク。 オチヨさんは丁寧に選んで 8個私にくれた。 家でニンニクを使わない私は 4個友達にあげた。 90歳の女の人が作ったニンニク。 それが私はちょっと自慢だった。 オチヨさんに会った時 友達にもお裾分けした事を言うと ふっと残念そうな顔をした。 フライパンに ほんの少しの油。 そこに二欠けのニンニク。 焦げ目が付く迄 じっくりと焼く。 香りはすっかり消え ユリネの様な ホクホクとした感。 まろやかに変化した。

    まろやかに変化したニンニク - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/13
    にんにく最高
  • 盆の準備で忙しそうだ - ururundoの雑記帳

    午後5時10分 「弟君」が昼前にやって来た。 春に亡くなったお兄さんの初盆だと言う。 私の住んでいる集落でも 盆の準備でそれは忙しそうだ。 蕎麦の種を蒔き 貝割大根みたいになったのを おひたしにする。 仏さんのおかず。 団子もクルクル丸めて 供えるんだとか。 山の中の村では ご先祖さんがあの世から ちゃんと帰って来る。 さぞや やかましい事だろう。 12日にお墓参りは私の予定。 又、暑い京都へ下る。 冷んやりとした夜の空気。 ありがたいな。

    盆の準備で忙しそうだ - ururundoの雑記帳
    satorukamoshida
    satorukamoshida 2017/08/12
    高野山とか比叡山住み?