道南の木古内町で和牛やサケなど地元の特産品を味わう催しが開かれました。 この催しは、木古内町や地元の商工会などで作る実行委員会が毎年開いていて、ことしで34回目です。 会場では地元のブランド牛「はこだて和牛」を格安で味わえたり、サケを使った「しゃけ鍋」300食分が無料でふるまわれたりして大勢の家族連れなどでにぎわいました。 催しではサケを競り落とす体験ができるコーナーも設けられる予定でしたが、ことしはサケが不漁で手に入らなかったことから、代わりにヒラメやソイなどが競りにかけられました。 地元の男性は「活気があってうれしい。どの料理も懐かしい味で満足です」と話し、家族と訪れた女性は「孫の楽しんでいる姿を見ることができてうれしい。家族みんなでまた来たい」と話していました。