国立病院機構函館病院は、WTO対象となる同院病棟等新築整備工事を一般競争入札した結果、14億1500万円(税別)で小泉建設に決めた。 概要は病棟(新築)RC造2階建て延べ3345㎡、渡廊下(同)S造平屋建て120㎡、機能訓練棟(増築)S造平屋建て108㎡、既存建物(改修)約1000㎡、外構工事一式。使用する資機材はコンクリート約7000m3、鉄筋約500t、鉄骨約30t、板ガラス約350㎡、高圧受変電設備300kVA、非常用発電機200kVA、昇降機2基、電気式ビル用マルチエアコン11系統など。 同病院は、1階に重症心身障害病棟60床、2階に会議室などを配置し、北海道立特別支援学校の訪問教育に対応する教室を整備する。病床数は365床(一般300床、結核5棟、重症心身障害60床)となる予定。 基本・実施設計、耐震診断、工事監理は岩見田設計が担当している。 工期は約18カ月以内。 建設地は函館