東北楽天ゴールデンイーグルスの打撃コーチの小谷野栄一さん(38)は、選手時代から、長くパニック障害に苦しめられている。めまいや吐き気に襲われながらも、理解ある仲間に支えられて打点王に輝くまでになった。現在も完治していない。だからこそ、たどり着いた境地があるという。(取材・ 文:菊地高弘/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース 特集編集部)
ロッテの2年目左腕、永野将司投手(26)が12日、公共交通機関や閉ざされた空間で不安を感じる「広場恐怖症」を患っていることを公表した。 ZOZOマリンでヤクルトとのオープン戦に登板後「大学時代から本格的に乗り物に乗れなくなって、病院で診断を受けた。病院に通いながら治療していきたい」と話した。 飛行機や新幹線などに長時間乗ると動悸(どうき)を引き起こし、社会人のホンダ時代に診断を受けた。「体調不良」として2月の石垣島キャンプに参加できなかったのもそのため。昨年は薬を服用し、少しでも飛行時間を短くするため大阪から石垣島へ渡ったが、本来のパフォーマンスを発揮できなかった。そこで薬に頼らず、通院して治療を続けることを決断。今年もチーム本隊よりも先に出発し、大阪から空路で移動する予定だったが「2日連続で(飛行機に)チャレンジしたんですけど、去年より症状が悪化して乗れなかった」と明かした。 球団も症状
小5の時から36歳の今に至るまで不安障害に苛まれてきた高田さん。「辛くなった時はZARDの『眠り』を聴きます。友達からは“究極の構ってちゃんソングだな”って笑われますが、僕にとっては救いの歌なんです」 ごく普通に日常生活を送っている中で突然、動悸、呼吸困難、発汗や目眩(めまい)を起こし“死ぬかもしれない”強い不安感に襲われる“パニック発作”。 実は記者も発症し、今現在も症状に苛(さいな)まれている。そこで自分の症例を踏まえ、克服への方法を手探りしたいと考えた。 前編記事に続き、さらに後編では実際、様々なケースで発症した人達の経験談を伺いつつ、パニック発作との付き合い方について検証する。 まずは、DV夫との離婚後、2年後にパニック発作を発症したという小学生の子供ふたりを持つ、ゆきこさん(38歳)のケースから。 ―最初に発症したのはいつだったのですか。 ゆきこ「前夫と離婚し2年後に再婚したんで
実際にパニック発作を発症した羽鳥氏が処方された薬の数々。「いつ何時、息苦しくなるかわからないので常に持ち歩いています」 ごく普通に日常生活を送っている中で突然、動悸、呼吸困難、発汗や目眩(めまい)を起こし“死ぬかもしれない”強い不安感に襲われる“パニック発作”。 実は記者も発症し、今現在も症状に苛(さいな)まれている。そこで自分の症例も踏まえ、この苦しみと真正面から向き合い、他の患者達の葛藤も共有し克服への方法を手探りしたいと考えた。 初めて発症したのは昨年11月、エレファントカシマシのライブ鑑賞中だ。ステージから5m至近距離のチケを入手し、宮本(浩次)さんの熱唱する姿を見ていた。1曲目は大興奮だったものの、2曲目のド頭で何気に後方が気になり振り返ると、会場いっぱいのヒトヒトヒト…を目にしたと同時に首筋が冷え、“こんなに人がいたら外に出られない!”という恐怖感にズドーーンと襲われた。 途端
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