Published 2024/02/06 13:49 (JST) Updated 2024/02/06 14:07 (JST) 日本原燃(青森県六ケ所村)は6日、ウラン濃縮工場で濃縮度を測定する装置に異常が起き、遠心分離機へのウラン供給を停止したと発表した。同社は「周辺環境への影響はない」としている。原因を調査中で、再開の見込みは立っていない。 同社によると、5日午後、遠心分離機から取り出したウランの濃縮度を測定する装置の警報が鳴り、保安規定で定める1日1回以上の濃縮度測定ができなくなった。遠心分離機内部のウラン回収は終了しているという。 工場は昨年8月、約6年ぶりに運転を再開し、先月29日に遠心分離機へのウラン供給が始まったばかりだった。
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