ワシントン州東南部にあるハンフォード核施設にて、地下に貯蔵されている放射性廃棄物貯蔵タンク6基から汚染水漏れが確認されたことを、ワシントン州インズリー知事が先週金曜日に発表した。各タンクから1年間当たり数ガロンから数百ガロンが漏れ出ているだろうとのこと(本家/.、The Seattle Times記事)。 汚染水が実際どこに流出してしまったのかはまだ正確には分からないようだが、直ちに健康被害をもたらすものではないとしている。貯蔵タンクと地下水は46メートルから61メートルの乾燥土壌で隔てられており、コロンビア川に通ずる地下水に汚染水が到達するまでには何年もかかるだろうとのこと。コロンビア川までの距離はおよそ8キロメートル。 1945年に長崎に投下されたプルトニウム型爆弾はハンフォード・サイトで製造された。またハンフォード・サイトは冷戦時代の核兵器製造が行われた場所で、同サイトの地下にある放
文部科学省のまとめによれば、首都圏のうち、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の1都6県では2011年3月21日以降、平常値をやや上回る大気中の放射線量が観測され続けている。 広い範囲で降り続いた雨によって、放射性物質が降下した影響と見られている。各都県はともに、健康へ影響を与えるレベルではないとしている。 ヨウ素やセシウム数百倍検出 1都6県で21日9時~22日9時に採取された雨やちりからは、1平方メートル当たり340~8万5000ベクレルほどの放射性ヨウ素、72~1万2000ベクレルほどの放射性セシウムが検出された。19日9時~20日9時のヨウ素1平方メートル当たり38~540ベクレル、セシウム3.8~48ベクレルに比べると数十から数百倍増えていることが分かる。 東京都新宿区内では、1平方メートル当たり3万2300ベクレルの放射性ヨウ素、5300ベクレルの放射性セシウムが検出され
首都圏で観測される放射線の数値が上がっている模様だ。各自治体の観測で、数値が通常の数値の数十倍にのぼるケースがあるほか、個人所有のガイガーカウンター(放射線測定器)の値がウェブサイトで公開されており、アクセスが殺到している。 2011年3月15日朝、東京電力の福島第1原発の第3号機では、1時間あたり400ミリシーベルトを観測した。今後、放射性物質がどの程度拡散するかについて懸念が広がっている。首都圏でも、すでにごくわずかながら影響が出始めている模様だ。 都が設けている観測施設で通常の20倍以上 東京都が設けている観測施設では、15日7時過ぎから最大放射線量が増加を始め、10時過ぎには、通常の20倍以上になる0.809マイクロシーベルトに達した。微量のヨウ素・セシウムなどの放射性物質も検出した。埼玉県では、3月15日11時過ぎには、通常の40倍近い1.222マイクロシーベルトを観測している。
千葉県柏市にあるセルフ式放射能検査スペース「ベクミル(Bekumiru)」で測定法を説明する、この施設の運営会社ベクレルセンター(Becquere Center)のスタッフ(2011年10月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【1月18日 AFP】クラサワマユミさんが勤める海藻関連の会社は、2011年の東日本大震災の津波で7つの加工場を流された。約2年がすぎた今も、放射能汚染に対する消費者の恐怖が売り上げを侵食している。 販促活動のために最近東京を訪れたクラサワさんはAFPの取材に対し、自分の会社は毎日海藻を検査していて安全性は保証できると語った。しかし売り上げは東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の事故の前と比べて3分の1に落ち込んでいるという。東北地方の多くの農家と同様、食品の安全性にいまだ確信を持てない消費者に食料品を売ることに悪戦苦闘している
[能登半島地震・発生1カ月]なめこ生産大打撃…新潟十日町市松之山の工場、被害1億円 培養瓶35万本落下「想像以上の惨状」、出荷再開は5月の見通し
地方紙カメラマン、業界誌記者を経て、2002年よりフリー。現在アジアプレス・インターナショナル所属。産業公害や環境汚染、ゴミ問題などを中心に取材している。 放射能、アスベスト、有害ゴミ……「環境汚染大国ニッポン」 2011年3月11日、東日本大震災が発生し、東京電力福島第一原子力発電所の事故による大量の放射能がまき散らされた。それ以来、私たちの生活は大きく変わった。降ってくる雨水、蛇口から出る水、スーパーで売られている食べ物……、ありとあらゆるものが、放射能に汚染されているのではと、汚染を疑わざるを得なくなったのだ。しかし、こうした私たちの生命と健康を脅かす汚染は、なにも3.11で始まったわけではない。アスベスト、他のさまざまな有害ゴミは、もともと私たちの生活のすぐそこに存在した。環境汚染大国ニッポンー◯。その実態をレポートする。 バックナンバー一覧 各地で根強い反対が続く震災がれきの広域
原発などから出た低レベル放射性廃棄物の貯蔵施設がある台湾南東部の蘭嶼(らんしょ)島で、放射線量が比較的高い地点があることを確認したと、桜美林大などの調査チームが27日、都内で開いた報告会で発表した。施設はずさんな管理が指摘されており、チームは詳しい調査の必要性を強調した。 過去に津波に襲われた可能性を示す痕跡も見つかり、中生勝美(なかお・かつみ)・桜美林大教授は「津波で放射性物質が海に流出する恐れもある」と話した。 調査は8~9月に実施。島の北部の集落で、道路上の1カ所(地上約15センチ)で毎時67マイクロシーベルトを記録した。ずっといると1日で1ミリシーベルトを超える計算になる。ほかにも1~2マイクロシーベルト程度の場所があった。 貯蔵施設は島の南端にあるが、風の影響で北部まで放射性物質が運ばれたり、過去に人為的に持ち込まれたりした可能性があるという。 地層調査では、海から運ばれたとみら
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco 十和田のチチタケから基準超の放射性セシウムが出た件は、Cs134が不検出なので、核実験由来ということでいいだろうけど、いつのセシウムだろうが基準値を超えてることに違いはない。いろいろ考えさせられるね。同じ青森県でも、太平洋側では134が検出されたキノコもある 2012-11-03 19:18:04 しかのつかさ @sikano_tu へー。そんなのあるんだ。 RT @kikumaco: 十和田のチチタケから基準超の放射性セシウムが出た件は、Cs134が不検出なので、核実験由来でいいだろうけど基準値を超えてることに違いはない。いろいろ考えさせられるね。同じ青森県でも、太平洋側では134が検出されたキノコもある 2012-11-03 19:30:06
セシウム137 粉乳(粉ミルク)からセシウムが検出されて、大きな話題になりました(メーカーのサイト)。過去の粉乳の放射能汚染について、データベースを使って調べてみました。結果はこんな感じ。1960年代にはとても高い値で推移していたことがわかります。
福島第一原発事故以降、福島県以外でも関東を含めて様々な食品の放射能測定が行われています。 現時点で、暫定基準値を大きく超えている食品は、 天然キノコ、川魚の一部、底生魚の一部、タケノコ、コゴミ等となり、 特に天然キノコの放射能量は、極端に高い値を示しています。 さらには、AFTCで作成された天然キノコの放射能量のグラフが無断で転用され、 風評の原因となっているため、これを払拭する意味でも 放射性物質に対する天然キノコの特性をまとめて見ました。 1.キノコへの放射性核種の取り込みは、Sr-85は濃縮されにくく、 Cs-137は、ホメオスタシス機構に則さず、 土中に放射性セシウムがあればあるだけ吸収濃縮されるようです。 また、pHが酸性側で吸収しやすいことや放射性セシウムの濃度は キノコの種類の違いにより差が大きい事も示しています。※1 キノコの生態系における分解者という役割の特性なのでしょう
1954年生まれ。78年早稲田大学政治経済学部卒業後、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集長などを経て現職。著書に『複雑系の選択』『めちゃくちゃわかるよ!経済学』(ダイヤモンド社)『浦安図書館を支える人びと』(日本図書館協会)など。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 7月の第4週に2つの重要な議論が政府の食品安全委員会と衆議院厚生労働委員会で行なわれ、すぐに公表された。2つとも福島原発震災によって放出された放射性物質の影響に関わる大きな問題である。 1つは、食品安全委員会がまとめた食品健康影響評価書案である。食品安全委員会は、3月11日の福島原発事故後、セシウムの食品における暫定規制値を1キログラム当たり500ベクレルとしている(詳しくは連載第4回を参照)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く