カフェインを頻繫に摂取する生活を続けていると、恒常的な眩暈に襲われるようになった。就寝時も眩暈は止まず、病院に行くことに……。前編記事に引き続き、ジャーナリスト・ルポライターの石原行雄氏が、自身の体験をレポートしていく。 カフェインの離脱症状 脳梗塞にでもなったのかと、恐怖を感じた。 それでようやく脳神経外科へ行き、MRIによる検査を受けた。 しかし、異常は見当たらなかった。 こうなると原因不明で病院をたらい回しになりそうなところだが、長めの問診で「カフェインの摂り過ぎが原因ではないか」という話になった。 「肩や首が凝っていると、硬直した筋肉で神経が圧迫されて眩暈を発症することがあり、その原因がアナタの場合、カフェインの過剰摂取にあるのではないか」との診断だった。 筋弛緩薬のミオナール50mgと、抗不安薬であると同時に筋肉の強ばりを和らげる作用もあるデパス0.5mgのふたつを7日間分、処方
![突然心臓が止まることも…「日本は『カフェインの危険性』に関する情報が決定的に不足している」 “カフェイン中毒”を経て、いま思うこと(石原 行雄) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/59df546898d3337daccd89b6a6ca7dd603bcf64f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F3%2F1200m%2Fimg_e3341d8a3bf04890776c2eacfe719aa448162.jpg)