3月5日、三菱重工業が事業化を進める小型のジェット旅客機開発計画に、トヨタ自動車が参画を検討していることが、分かった。写真は昨年5月、東京で撮影(2008年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 5日 ロイター] 三菱重工業7011.Tが事業化を進める小型のジェット旅客機開発計画に、トヨタ自動車7203.Tが参画を検討していることが5日、分かった。関係者によると、トヨタは三菱重工から打診を受け、三菱重工が設立するジェット機製造会社への出資を検討している。トヨタは自動車市場の成熟化をにらみ、ロボット事業に続く次世代事業の育成に乗り出す。 三菱重工が開発しているのは、国産初となるジェット旅客機「MRJ (ミツビシ・リージョナル・ジェット)」。すでに航空会社への販売活動を開始しており、100機程度の受注が確保できたところで事業化に踏み切る。3月末には事業化するかどうかを最終決定する方針。