市住入居者の高齢化進む 自治会活動に支障も-苫小牧市 苫小牧市が市営住宅の入居者の年齢構成を調べたところ、65歳以上の人がいる世帯割合は、全入居世帯の50%を超える実態が明らかになった。入居者の高齢化に加え、低…
平塚市のご当地体操。港地区福祉村は「ふれあい交流」の一つとして親睦を深めている 地域の問題を住民が「我が事」と捉えるための仕掛けはさまざまだが、全国的に注目されているのは神奈川県平塚市だ。1998年度から小学校区(市内25地区)を単位とした「町内福祉村」の整備を進めている。 福祉村は公民館などの1室を事務所とし、週に4日以上は地域福祉コーディネーターが常駐する。福祉村の活動はサロンの開催など「ふれあい交流」と、ゴミ出しなど「生活支援」の二つ。利用者に費用負担はない。 コーディネーター、交流、生活支援のいずれも担い手はボランティア。福祉村の会長、会計、書記といった役員も同様だ。市は交通費などの活動経費と拠点の家賃・光熱水費を負担する。 「交流があるからお互いに顔見知りになり、『実はこんなことに困っている』などと言えます。また、ボランティアを確保する上でも交流が不可欠です」。 市内に17カ所あ
全国一律で縦割りとなっている高齢者や障害者、子ども向けの福祉サービスを地域全体で一体に支える「地域共生社会」の実現を目指し、厚生労働省は15日に検討を始めた。住民やサービス利用者も参加して互いに支え合い、貧困対策なども含め地域事情に合わせて柔軟に支援する体制づくりが狙い。人材を確保できるかどうかがカギを握る。 モデルは一体運用の「富山型デーサービス」 この日は厚労省内で対策本部の初会合が開かれ、本部長に就いた塩崎恭久厚労相がこう語った。「地域共生社会を福祉改革の哲学の基本コンセプトと位置づけ、今後の制度改革などに生かしていく。厚労省あげての努力を期待したい」 モデルは「富山型デイサービス」で、第1号が「このゆびとーまれ」(富山市)。デイサービス施設で、障害者の在宅支援サービスや乳幼児の一時預かり機能なども担う。 ここでは、認知症のお年寄りが赤ちゃんをおぶってあやしたり、介護が必要な程度(要
多世代が共生して交流を目指す複合マンションなどが増えている。学生や子育て世帯向けマンションと高齢者施設などを同じ敷地に併設し、交流イベントなどを通じて室内に閉じこもりがちな高齢者の社会参加につなげる試みだ。若者から高齢者までが共生する発想は、政府が検討する高齢者の地方への移住を促す「日本版CCRC構想」にも取り入れられるなど注目を集めている。(栗井裕美子) 「若返る」 昨年12月、有料老人ホームや学生向け賃貸マンションなどが併設した集合住宅「グッドタイム リビング なかもず」(堺市北区)の交流サロンで餅つき大会が開かれた。入居する高齢者や学生ら約40人が参加し、高齢者も餅つきを楽しむなど盛り上がった。 有料老人ホームに入居する中務武市さん(87)は「杵を握るのは久しぶりで楽しかった。学生と一緒に時間を過ごすと若返る」と喜び、大阪府立大1年の鈴木円香さん(21)は「老人ホームの部屋によく遊び
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