第92回全日本盲学校教育研究大会が7月27、28の両日、名古屋市で開かれ、全国から約380人の視覚障害教育関係者が参加した。障害の特性を踏まえた指導や、そのための教材などがあることを知ってもらえるよう、一層周知に力を入れることを再認識する大会となった。 初日に行われた全体会では、文部科学省特別支援教育調査官の青木隆一…
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視覚障害を持つ三菱東京UFJ銀行の田畑美智子さん(53)が、国境を超えた視覚障害者の能力開発や支援に取り組んでいる。国際NGOの世界盲人連合(WBU)アジア太平洋地域協議会会長を務め、9月にはミャンマーに赴き、東南アジア各国での支援組織作りを協議する。 田畑さんは生まれながらの弱視で、左目は色の判別しかできない。所属する「国際オペレーション統括部」は複雑な知識と語学力が要求される。視力0・01の右目とルーペを頼りに業務をこなす。 銀行勤務と並行し、WBUの活動も続ける。国連での政策提言や、視覚障害者への支援活動を巡る各国政府との折衝、会議の準備と多忙だ。銀行からの帰宅後や週末にテレビ電話会議に出席し、報告書などを作成する。
テープ起こし専門のライター集団「ブラインドライターズ」。その名の通り、メンバーのほとんどが目に何らかの障がいを抱えていますが、その分聴力や余りある熱意で原稿のクオリティーを担保しています。2014年末に「ブラインドライター」としてデビューした松田昌美さんを皮切りに、2017年5月には姉妹サイト「ブラインドライターズ」も誕生。松田さんに続けとばかりに、新たに3人がブラインドライターズとしてデビューを飾りました。 ねとらぼでは「ブラインドライターズ」に所属し、ライターとして活躍する小林直美さんと、同業務の運営に携わる和久井香菜子さんに取材しました。ブラインドライターとして取り組んできた中で見えてきた手応えと難しさ、そして今後の展望について語っていただきました。 「ブラインドライターズ」公式サイト ブラインドライター・小林直美さん&運営・和久井香菜子さんインタビュー ライターの小林さん(左)は文
来年度からの障害福祉サービス見直しに向け、厚生労働省の「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」が障害当事者団体などに意見聴取した。7月21日に同省であったヒアリングには、日本盲人会連合と全国盲ろう者協会が参加。それぞれ、障害特性に応じたサービスが充実するよう報酬の加算制度の創設などを求めた。検討チームは12月中旬ごろまでに基本的な考え方を取りまとめ、来年2月頃には改定案を決める方針だ。【山縣章子】 障害福祉サービスの報酬は3年に1度改定される。検討過程に客観性と透明性を保てるよう、有識者が加わった同チームで検討しており、改定に向けた議論の前に障害当事者や支援団体、自治体など47団体から聞いた。
常時30件のクライアントを抱える売れっ子弁護士と結婚した大胡田(おおごだ) 亜矢子さん(42)。女性なら誰しもが憧れる人気職業の妻だが、実は亜矢子さんには、体にハンディがある。視力に障害があり目が見えないのだ。早産で生まれてきた際、未熟児網膜症を患い、生後まもなくして視力を失った。 そんな亜矢子さんの夫である誠さん(40)。実は彼も視力を失い、目が見えない。そう、2人は共に全盲の夫婦なのだ。 驚きの工夫で家事も育児もパーフェクト そう聞くと、しんみりした話かと思いきや、そんなことはない。大胡田家の中は常にきれいに片付けられ、亜矢子さんの手料理を子どもたちが頬張る。包丁さばきも見事。それもそのはず、実は生まれたときから目が見えない亜矢子さんには20年以上の料理のキャリアがあり、18歳で一人暮らしを始めたときから自炊をしてきた。 お米を炊くなんてお手の物。なんと危険度の高い揚げ物も自分で調理す
12年ロンドン・パラリンピックで金メダルを獲得した世界ランキング6位の日本が、3連勝と好スタートを切った。 4カ国対抗戦の第1戦で同23位のギリシャに2-1で白星発進すると、第2戦では同5位でパラリンピック2連覇の実績を誇る強敵カナダと対戦。前半に1点を先制されたが、後半から出場した若杉遥(21)の連続ゴールで2-1と逆転。再び同点に追いつかれた後、天摩由貴(27)の2ゴールなどで突き放した。 昨年のリオデジャネイロ・パラリンピックは準々決勝で敗退して連覇を逃しただけに、20年東京大会での王座奪回の意気込みは強い。「ボールに回転をかけることを意識して投げた」と若杉。一方、主将の天摩は「勝ったことより、2失点の意味を考えて、ミスを繰り返さないようにしなければ」と、さらに先を見据えてか、試合後も笑顔を見せなかった。 第3戦も同30位の韓国に10-0で圧勝した。この試合で、日本を勢いづける先制点
女子200メートル(視覚障害T13)で、初出場の佐々木真菜(19=東邦銀行)が26秒36のアジア新記録で5位に食い込んだ。好スタートからトップスピードに乗り、終盤もリズミカルに腕を振るフォームは崩れなかった。 ロンドンでも絶好調だ。「練習から姿勢に注意していました。その成果が出たのかな」と振り返ったのはスタート。両腕にできるだけ重心をかけ、より低く前に飛び出した。「50メートルぐらいまで全力で行って、残りは維持するだけ」というプラン通りのレースで、今月1日の関東選手権でマークした20秒60を上回った。今季、400メートルを含めた日本、アジア記録更新は6度目になる。 19日にはメイン種目の400メートルが控えている。目標タイムは59秒50。「初めての世界選手権でこんなに声援が聞こえるとは思いませんでした。ベストが出せるように頑張りたい」。レコードガールの言葉が弾んだ。
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