印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本ユニシスは、DNPグループ、ボイジャーと共同で、日本電子図書館サービス(JDLS)に「読み上げ機能付きクラウド型電子図書館サービス」を提供したと11月2日に発表した。 このサービスは、バリアフリーで24時間いつでも利用できる電子図書館の構築を支援するもので、ボイジャーの協力を得て開発した。WindowsとMac OS搭載のPC、Android、iOS搭載のスマートフォンとタブレット端末で、電子書籍の検索、貸出、閲覧、返却ができる機能をクラウド型で提供する。 同サービスは、専用のアプリやソフトウエアのインストールは不要。読み上げ機能を搭載した「テキスト版サイト(視覚障害者向け利用支援サイト)」を提供しており、キーワードを読み上げるだけ
いわゆる「点字ブロック」(視覚障害者誘導用ブロック)は、視覚障害を持つ方々が外出する際になくてはならない社会インフラの1つといえる。 そんな点字ブロックをもっと便利に、より多くの人に活用してもらおうというコンセプトで生まれたのが、太平洋プレコン工業とエル・エス・アイ ジャパン、認定NPO法人ことばの道案内が共同開発した「情報ブロック ことばの道案内ブロック」だ。 今回、東京ビッグサイトで開催されていた「中小企業 新ものづくり・新サービス展」でデモ展示されていたので紹介していこう。 同製品は、基本的には一般的な点字ブロックと同じ形状と役割を果たすが、ソーラーパネルとICタグを搭載しており、専用端末やスマートフォンなどを近づけると、Ucodeを活用した音声による道案内をしてもらえるのが特徴となる。 イメージとしては、非接触ICカードを使った自動改札の原理と似ていて、同製品に搭載されたICタグの
厚生労働省では、障害者週間(※1)の平成28年12月3日(土)、ららぽーと横浜(横浜市都筑区)で身体障害者補助犬啓発イベント「身体障害者補助犬法ってなんだろう?」を開催します。 このイベントは、身体に障害がある方々の生活をサポートする盲導犬や介助犬、聴導犬の活動紹介を通じて、身体障害者補助犬法(※2)に関する国民の理解を深め、障害者の自立と社会参加の促進につなげることを目的に毎年開催しています。 当日は、補助犬の役割を紹介するデモンストレーションのほか、「補助犬との出会い、希望した理由」、「実際の生活」、「あなたにとって補助犬とは?」などをテーマに補助犬ユーザーによるトークショーを行います。参加費は無料で、誰でも自由に参加できます。 1.日時 平成28年12月3日(土) 1.11:30~12:30 、2.14:00~15:00 (2回開催) 2.場所 ららぽーと横浜 サウスコート1階
静岡県警は17日、2人乗りの二輪タンデム自転車を12月1日から県内の公道で走行できるようにすると発表した。2020年の東京五輪・パラリンピックの自転車競技が伊豆市で開催されることなどを踏まえた措置で、解禁は都道府県別で14番目。2人でこぐため息をぴったり合わせれば楽に走れるほか、視覚障害者の行動範囲を広げる手段としても普及が期待される。 二輪タンデム自転車は二つのペダルとサドルを備えた乗り物。2人が前後に並び、協力してペダルをこいで走る。後ろに乗る人はハンドル操作の必要がないため、視覚障害者らが後部座席に乗って楽しむこともできる。 公道走行は県道路交通法施行細則で禁止されているが、障害者競技団体などから解禁を求める声が上がり、安全性が確認できたとして改正に踏み切る。タンデム競技はパラリンピックの正式種目。
写真左から22才のスージー、15才のイタリー、17才のロサウラ、13才のパティは初めてのダンス公演でステージに呼ばれるのを待っている。メキシコ南部のチアパス州。 ロレーナ・ニーヴァ先生は、心理療法とバレエを融合させたスタイルのダンスを使って、視覚障害者の少女たちが自信をつけ、絶望と戦い、自分自身の限界について考え直す手助けをしている。写真家のエヴァ・クリフォードは、スタジオでリハーサルをし、ステージ上で人々を魅了する少女たちの姿を捉えた。 メキシコの首都メキシコシティのとあるダンススタジオで、ロレーナ・ニーヴァはバレエ教室でバレエを教えている。「プシコバレエ」の国際コーディネーターであるニーヴァは、毎週末自宅から中部の都市プエブラまで80マイル(約130キロ)の距離を移動して少女たちにレッスンをしている。その少女たちは、修道女たちが運営するカーサ・ローサ・デ・ラ・トッレと呼ばれる施設で暮ら
「視覚が不自由な人の暮らしが少しでも良くなるアプリを開発したかったのです」と19歳のオルティスは語る。彼が開発中のモバイルアプリAviはスマホのカメラで物や人、文字をスキャンし、その情報を音声でユーザーに伝えるもの。グアテマラのプログラマー、ホアン・パブロ・オルティス(Juan Pablo Ortiz)は13歳の時からプログラミングを始めたという。 「このアプリは薬の処方箋に書かれている文字や手に取った紙幣を教えてくれます。さらに人を検出すれば性別や大まかな年齢、その人が何をしているかまで分かります」 筆者はAviのデモンストレーションを見たが、物体や文字をスキャンすると瞬時に「冷蔵庫」など物の名前や書かれている文字を音声で通知してくれた。現在はベータ版の段階でiOS、アンドロイド、そしてWindows 10に対応した無料アプリとして10月の発表を目指している。 オルティスは兄弟らとともに
モリサワは20日、グループ企業のタイプバンクが開発して販売する、ICT教育の現場に効果的なユニバーサルデザイン書体「UDデジタル教科書体」を発表した。 「UDデジタル教科書体」は学習指導要領に準拠し、書き方の方向や点・ハライの形状を保ちながらも、太さの強弱を抑え、ロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)に配慮したデザイン。また、今年度から施行された障害者差別解消法の理念に基づき設計されている。 発表会で登壇したタイプバンクの高田裕美氏は、開発の背景とデザインコンセプトについて、「弱視の子どもたちにとって“明朝体”や“教科書体”は太さに変化があって見づらい。見やすいのは“ゴシック体”だが、もともと印刷用のフォントのため正確でないところがある。“UDデジタル教科書体”は、教育現場に相応しい教科書体の良さを活かし、線の太さを一定にて、電子黒板などでの利用時に遠くからでも見やすいデザイ
航空などの交通業界関係者に補助犬の役割を伝えたセミナー=東京都大田区で2015年10月27日午後4時1分、釣田祐喜撮影 日本補助犬情報センターが利用者アンケート 飲食店やタクシーなどを利用する際、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴を拒否された人が約6割に上ることが、日本補助犬情報センター(横浜市)のアンケートで分かった。補助犬の使用者47人が回答した。身体障害者補助犬法により同伴拒否は禁じられている。使用者は「法成立がゴールではない。理解を広めたい」と訴えている。 厚生労働省によると、国内の補助犬使用者は約1120人。情報センターは昨年9〜11月、補助犬使用者でつくる団体の会員らにアンケートを実施した。2015年10月までの5年間に、飲食店や小売店などの施設、航空機やバスなど公共交通機関で同伴を拒否された経験を尋ねた。回答のあった47人のうち、いずれかで同伴拒否を体験したと回答したのは
盲導犬を理由に使用者の約9割が差別された経験がある−−。盲導犬育成と視覚障害者への歩行指導をする公益財団法人アイメイト協会(東京都練馬区)が3月に行った盲導犬現役使用者へのアンケートで、後を絶たない差別が明らかになった。 アンケートは盲導犬使用者の実態を伝えることで、共生社会の実現を目的に実施された。同協会の盲導犬現役使用者259人のうち102人から回答を得た。 アンケートでは、「盲導犬を理由に嫌な思いをしたことがあるか」の問いに、89.2%が「ある」と答えた。複数回答で差別について具体的に聞いたところ、差別を経験した場所として、居酒屋や喫茶店を含むレストランが78.9%と最も多く、ホテルや旅館といった宿泊施設(33.3%)、病院(20.0%)、タクシー(13.3%)が続いた。 この記事は有料記事です。 残り306文字(全文650文字)
視覚障害者の“就労”に関する事例&アイデア募集コンテスト「アイシー ワーキング アワード」を開催 プレスリリース発表元企業:公益社団法人ネクストビジョン 配信日時: 2016-04-27 18:00:00 ヒトiPS細胞を使った世界初の移植手術に成功した理化学研究所・高橋政代プロジェクトリーダーが提唱する、視覚障害者の社会価値の創出を目指すプロジェクト「アイシー運動」(運営:公益社団法人ネクストビジョン)では、このたび、見えない・見えにくい人の「就労」に関する事例やアイデアを募集し、表彰するコンテスト「アイシー ワーキング アワード」を創設した。 優秀な事例と評価された企業・団体、視覚障害のバリアバリューを生み出すアイデアは、11月頃に執り行う表彰イベントで発表する。応募は9月30日(金)まで公式HP( http://isee-movement.org/ )等で受け付けている。 「アイシー
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