東京・晴海埠頭でピーター・ベスーン容疑者を乗せた第2昭南丸の到着を待つ抗議団体のメンバー。プラカードには「環境テロリストのシー・シェパードは地球から出て行け!」と書かれている=12日(ロイター) 東京海上保安部に、艦船侵入容疑で逮捕された、反捕鯨団体シー・シェパード(SS)のピーター・ベスーン容疑者(44)の祖国、ニュージーランドでは、家族の言動がメディアで取り上げられる機会が増えている。妻、シャロンさんは、頻繁にテレビ番組に出演しており、政府による夫への支援を訴えている。政府支援を求める妻 今月12日に、報道陣や抗議団体が集まる中、東京・晴海(はるみ)埠(ふ)頭(とう)に夫を乗せた第2昭南丸が接岸する模様が大々的に報じられると、シャロンさんは動揺し、不安を吐露した。 「日本の捜査当局が彼を見せしめとして懲らしめるのが怖い」 夫婦には15歳と13歳の2人の娘がいる。シャロンさんは子供たち