会見する宇宙飛行士の野口聡一さん。手前は宇宙船ソユーズの模型=20日午後、東京都千代田区、金子淳撮影会見する宇宙飛行士の野口聡一さん=20日午後、東京都千代田区、金子淳撮影 国際宇宙ステーション(ISS)に半年滞在して6月に帰還した飛行士の野口聡一さん(45)が20日、1年ぶりに帰国して、都内で会見を開いた。帰還後は米国で1カ月半のリハビリを続け、筋力や体力は元に戻ったという。「部活の新入生のように毎日ひーひー言いながら外を走らされた」と語った。 ロシアの宇宙船ソユーズで大気圏に再突入した際には、顔のすぐ横にある窓ガラスがオレンジの炎で溶けるのが見えたという。「トースターで焦がされるパンになった気分。シャトルと違い、リアルな怖さがあった」と話した。 ISS滞在中は、毎日のように簡易ブログ「ツイッター」に投稿。チリ地震やメキシコ湾の原油流出などの写真には大きな反響があった。「初めは単純