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ブックマーク / nishiohirokazu.hatenadiary.org (5)

  • 「正規表現技術入門」はいい本だ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    著者の新屋さんから技術評論社の「正規表現技術入門」を頂きました。 これはいいですね。特に第2章で語られている、正規表現がどうやって生まれてきたかという話がよいです。僕も拙著「コーディングを支える技術」の続編に向けて、正規表現の歴史を書こうとしたことがあったのですが、僕が書こうと思っていたもの以上によいものに仕上がっています。しかも20ページとコンパクトにまとまってて、もう、僕がこれに関して書く必要はないなぁ、とうれしいようなさみしいような。パイプとgrepの関係は知らなかった、面白い。 第1章で60ページぐらいで正規表現の基的なことをおさえてくれているのもよいところです。正規表現を使う必要のあるプログラマはみんな第1章だけでも目を通しておくとよいのではないかな。 正規表現がフォーマルにはどう定義されているものなのか。この話題は、コンピュータサイエンスを大学で学んだ人にとっては常識の範疇

    「正規表現技術入門」はいい本だ - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 「コーディングを支える技術」p.196〜p.198の補足 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    拙著「コーディングを支える技術」の11章では、オブジェクト指向が必須ではない言語を使って、一歩ずつオブジェクト指向に近づいていくことでオブジェクト指向を理解しようとしています。 ところが一番難しいところが終わってホッとしたのか、最後の一歩 p.196〜p.198 の説明が雑になってしまったようです。p.196〜p.198では階段に例えると3つの段差があります。しかし拙著では1段飛ばして2つしか説明していません。これはつまずきのもとなので、ここで補足説明をします 1段目 p.196では以下のコードにたどりつきました。これが階段の1段目です。このコードを、振る舞いを変えずに書き換えてみましょう。 # Perl { package Counter; sub new{ return {"value" => 0}; } sub push{ my $values = shift; $values->{

    「コーディングを支える技術」p.196〜p.198の補足 - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • やる気を出すシステム5000ユーザ突破記念エントリー - 西尾泰和のはてなダイアリー

    ひっそりと運用していた質問に答えるとやる気を出すためのアドバイスをしてくれるシステムがつい先日で5000ユーザーを突破しました。このシステムのおかげでやる気が出たという方も2000人いるようで、作ったかいがあったというものです。 ところでこのシステムは、用意した回答の中から適切なものが見つけられなかった場合に「なぜやる気がでないのだと思いますか?」と自由記述で問いかけて、あらためて自分の気持ちを見つめてもらうというのをやっています。これだけデータが集まってくると、この自由記述の中にも共通のパターンが見えてきます。そこで、5000ユーザ突破記念ということでいくつかピックアップして解説します。 自虐的レッテル貼り 「なぜやる気がでないのだと思いますか?」という質問に対して「ぐーたらだから」「クズだから」「怠け者だから」「ダメ人間だから」「いつまでたっても一人前の仕事ができないから」という種の回

    やる気を出すシステム5000ユーザ突破記念エントリー - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 他の言語に慣れた人がPythonを使ったときにつまずきがちな10のポイント - 西尾泰和のはてなダイアリー

    今日質問されて、以前Twitterで書いたのを思い出して、そして検索性が悪くて見つけ出すのに苦労した。こちらに転載しておく。詳細は気が向いたときに埋める。 オプション引数の評価タイミング Rubyではオプション引数は関数が呼ばれるたびに評価される。 def foo() print "foo!" end def bar(x=foo()) end bar #=> foo! と出力される bar #=> foo! bar #=> foo! Pythonでは関数の定義時に1回だけ評価される。 def foo(): print "foo!" def bar(x=foo()): pass #=> foo!と出力される bar() #=> 何も出力されない bar() 「引数が省略されたら今の日時」みたいな毎回評価したい場合はデフォルト値をNoneにしておいて「Noneだったら=省略されていたら」のif

    他の言語に慣れた人がPythonを使ったときにつまずきがちな10のポイント - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 焼畑農業をやめるために---新卒準備カレンダー 2011春 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    by Lior Shapira under CC BY-NC-ND 2.0 このエントリーは新卒準備カレンダー 2011春という、みんなで仕事に関して自分が考えることなどをエントリーに書いていく企画で書かれたものです。 渋川さんの話を聞く会のつもりが、なぜかいつの間にか名前入りで「新卒準備カレンダー 2011春 : ATND」を作られていたので、空気を読まずに農業の話をします!! お前だれよ? 西尾泰和と申します。サイボウズっていうグループウェアの会社のサイボウズラボっていう研究部門子会社で、まあ研究とかをしています。一番最近のアウトプットはこのブログの右サイドバーに出ている「 Amazon.co.jp: WEB+DB PRESS Vol.60」で「言語設計の基礎知識」という特集を書いたことかな。そうそう、3年くらい英語版のプロフィールページしか更新していなかったら3年前の日語版を最新版

    焼畑農業をやめるために---新卒準備カレンダー 2011春 - 西尾泰和のはてなダイアリー
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