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  • 仏外相、「ウイグルに国連人権監視団を」 中国批判強める

    中国・新疆ウイグル自治区のカシュガル近郊にある、イスラム系少数民族の再教育キャンプとみられる施設(2019年6月2日撮影、資料写真)。(c)GREG BAKER / AFP 【7月29日 AFP】フランスは28日、中国当局が新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)でイスラム系少数民族ウイグル人に対し「弁解の余地のない弾圧」を行っているとして、国連(UN)人権監視団の派遣を呼び掛けた。 フランスはこのところウイグル問題への懸念を公に強めており、中仏政府間の緊張は高まっている。ジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves le Drian)外相は先週、仏議会で「ウイグル人の強制収容、大量拘束、失踪、強制労働、強制不妊手術、ウイグル族の遺産の破壊」などが起きていると指摘した。これに対し中国外務省は「うそ」だと一蹴。ウイグル自治区の問題は、人権や宗教、

      仏外相、「ウイグルに国連人権監視団を」 中国批判強める
    • ヘルメス神像の頭部発掘、紀元前3〜4世紀後半のものか アテネ

      ギリシャ・アテネで発掘された、ギリシャ神話の神ヘルメス像の頭部。ギリシャ文化省提供(2020年11月15日提供)。(c)AFP PHOTO / GREEK CULTURE MINISTRY 【11月16日 AFP】ギリシャ神話の神、ヘルメス(Hermes)とされる古代の彫像の頭部が13日、ギリシャの首都アテネ中心地の下水処理場の掘削工事中に見つかった。ギリシャ文化省が15日に明らかにした。 大理石でできた彫像の頭部が発見されたのは、人通りの多いエオルー(Aiolou)通りのわずか1.3メートル下の地中。文化省は、「紀元前4世紀後半、もしくは紀元前3世紀初頭の原物」で、保存状態は良好だとし、「壮年期の神(ヘルメス)が表現されており、ヘルメス柱像の一部と考えて間違いない」と続けている。 ヘルメス柱像は、ヘルメスの頭像や胸像を角柱の台座に設置したもので、道の標識として置かれていた。ヘルメスはギリ

        ヘルメス神像の頭部発掘、紀元前3〜4世紀後半のものか アテネ
      • 【図解】アウトブレイク、エピデミック、パンデミックの比較

        【3月12日 AFP】世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスの流行はパンデミック(世界的な大流行)になったとの見解を表明した。アウトブレイク(集団発生)、エピデミック(流行)、パンデミックについてまとめた。 【図解】新型コロナウイルスの姿 ■アウトブレイク:感染例の増加 ・コミュニティーや地理的区域内での感染、複数の国で発生することもある ・感染は通常、人から人、動物から人、または環境から ・例→季節性インフルエンザ ■エピデミック:感染例の突発的な増加 ・特定地域および集団における予測レベルを超えた感染例の増加、地域や国を超えて広がることもある ・短期間で人々に影響が及ぶ ・例→重症急性呼吸器症候群(SARS) ■パンデミック:通常、数多くの人に影響を及ぼす流行 ・複数の国や大陸での拡散 ・過去にパンデミックを引き起こしたウイルスは、一般的に動物インフルエンザウイルスを起源と

          【図解】アウトブレイク、エピデミック、パンデミックの比較
        • 「アイスバケツチャレンジ」を発案、ALS患者の男性が死去 34歳

          米大学野球の元選手で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の支援のため「アイスバケツチャレンジ」を発案したピート・フレーツさん(2014年12月9日撮影)。(c)Michael loccisano / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【12月10日 AFP】米大学野球の元選手で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療研究支援を目的にバケツに入った氷水を頭からかぶって募金するチャリティー運動「アイスバケツチャレンジ(Ice Bucket Challenge)」を発案したALS患者の男性が死去した。34歳だった。男性の家族が9日明らかにした。 【写真特集】2019年に亡くなった海外の著名人 米国で「ルー・ゲーリック病(Lou Gehrig's disease)」とも呼ばれるALSを発症したボストン(Boston)地区出身のピート・フレーツ(Pete Frates)さん

            「アイスバケツチャレンジ」を発案、ALS患者の男性が死去 34歳
          • 南アでコロナ変異種確認、流行第2波や若い患者増加の原因か

            南アフリカ・ヨハネスブルクの病院で、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者から検体を採取する看護師(2020年12月18日撮影)。(c)LUCA SOLA / AFP 【12月19日 AFP】南アフリカのズウェリ・ムキゼ(Zwelini Mkhize)保健相は18日、同国で新型コロナウイルスの変異種が確認されたと明らかにした。この変異種によって感染拡大の第2波が引き起こされ、若年層の感染者が増えた可能性があるとしている。 ムキゼ氏は、南アフリカの研究者らが「501.V2」と呼ばれるウイルスの変異種を特定し、詳細を世界保健機関(WHO)に報告したと明らかにした。 「クワズールー・ナタール研究イノベーション・シーケンシング・プラットフォーム(KRISP)」が主導する研究チームは新型コロナの感染が広がり始めて以来、多数のウイルスの検体を解析しており、「この2か月間に採取した検体に変異種が増えてき

              南アでコロナ変異種確認、流行第2波や若い患者増加の原因か
            • アフリカ豚コレラ、殺処分の血で川が赤く染まる…韓国

              北朝鮮との軍事境界線に近い韓国・漣川郡で、殺処分された豚から流れ出た血で赤く染まる臨津江。地元NGOの漣川臨津江市民ネットワークが撮影、公開(2019年11月10日撮影、13日公開)。(c)AFP PHOTO / YEONCHEON IMJIN RIVER CIVIC NETWORK 【11月13日 AFP】アフリカ豚コレラ(ASF)が流行している韓国で、殺処分された大量の豚から出た血が北朝鮮との軍事境界線近くを流れる臨津江(Imjin River)に流出し、川の水が赤く染まった。 韓国ではASFの感染が9月に確認されて以降、38万頭近くの豚が殺処分された。ASFは人間には害がないが、豚やイノシシの間での感染力が非常に強い。豚の場合はほぼ全ての症例が致命的で、解毒剤やワクチンも存在しない。感染拡大を防ぐ唯一の方法として知られているのは、豚の大量殺処分だ。 地元NGOの漣川臨津江市民ネットワ

                アフリカ豚コレラ、殺処分の血で川が赤く染まる…韓国
              • DV加害者をGPSで追跡、足輪着用の義務化可能に フランス

                仏パリ郊外の裁判所で公開された、ドメスティック・バイオレンス(DV)加害者を追跡する電子足輪(2020年9月24日撮影)。(c)Alain JOCARD / AFP 【9月25日 AFP】フランスの裁判所に25日から、ドメスティック・バイオレンス(DV)の加害者に追跡用の電子足輪の着用を命じる選択肢が与えられる。政府が24日、発表した。同国では、現在または過去のパートナーから殺害される女性の数が増加している。 官報に掲載された政令によると、人権活動家らが長年求めていたこの措置は今年議会で可決され、25日から徐々に適用される予定。 これはエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が先に打ち出していた、政府による広範なDV取り締まりの一環で導入された。大統領は先に、警官の訓練強化や、緊急シェルターに新たに1000人分の受け入れ場所を確保すると発表している。 GPSでの監視に

                  DV加害者をGPSで追跡、足輪着用の義務化可能に フランス
                • ウクライナ・ロシア、民間人避難の「人道回廊」で合意

                  ベラルーシ・ブレストで、協議開始に当たり握手するウクライナ(左)とロシア(右)の代表団(2022年3月3日撮影)。(c)Maxim GUCHEK / BELTA / AFP 【3月4日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり3日に開かれた2回目の協議で、両国は、民間人を避難させるための「人道回廊」の設置で合意した。ウクライナ高官が明らかにした。 ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領顧問はツイッター(Twitter)に、「2回目の協議が終わった。残念ながら、ウクライナは必要な結果をまだ得られていない。人道回廊の組織のみが決まった」と投稿した。(c)AFP

                    ウクライナ・ロシア、民間人避難の「人道回廊」で合意
                  • バイデン氏、移民に「来ないで」 入国希望者殺到で批判強まる

                    ジョー・バイデン米大統領。ワシントンのホワイトハウスで(2021年3月16日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP 【3月17日 AFP】米国のメキシコ国境に、何千人もの単身の未成年者を含む入国希望者が殺到し、批判が強まっている。これを受けてジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は16日、移民に「来ないで」と呼び掛けた。 バイデン大統領はABCのインタビューで、移民に対し「はっきり言おう、来ないでほしい」「自分の町や都市、地域から離れないで」と要請した。 バイデン氏に対しては、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前政権の対移民強硬策の転換により、移民の急増に拍車が掛かっているとの批判が集まっている。 15日には共和党下院トップのケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)院内総務が、テキサス州の国境沿いを他の共和党議員らと視察し、バイデン氏が「危機」を招いた

                      バイデン氏、移民に「来ないで」 入国希望者殺到で批判強まる
                    • 「新型ウイルス感染でゾンビ化しない」マレーシア保健省がデマ否定

                      マレーシアのクアラルンプール空港に配置された保健当局者ら(2020年1月21日撮影、資料写真)。(c)MOHD RASFAN / AFP 【2月3日 AFP】新型コロナウイルスに感染してもゾンビのようにはならない――マレーシアで新型ウイルスをめぐる誤った情報が拡散し、当局が正しい情報の伝達に追われる中、保健省がツイッター(Twitter)にこう投稿した。 【解説】新型コロナウイルスの症状 保健当局がウイルスの感染拡大阻止を目指す中、ソーシャルメディアに新型コロナウイルスとゾンビを結び付けるデマが投稿された。 これを受けて保健省は、「新型コロナウイルスの感染者がゾンビのように振る舞うという主張は正しくない。感染しても回復できる」とツイートし、デマを否定した。 マレーシアのソーシャルメディアには、国内の死者数や感染者数に関する誤った情報も多数投稿されている。 通信・マルチメディア省によると、新

                        「新型ウイルス感染でゾンビ化しない」マレーシア保健省がデマ否定
                      • 米アニメ「サウスパーク」制作者、中国の検閲に皮肉たっぷりの「謝罪」

                        米アニメ「サウスパーク」の制作者であるマット・ストーン氏(左)とトレイ・パーカー氏。米ビバリーヒルズにて(2012年11月7日撮影、資料写真)。(c)FREDERIC J. BROWN/AFP 【10月8日 AFP】米人気アニメ「サウスパーク(South Park)」が中国国内で、検閲によりインターネット上で視聴ができなくなった事態を受け、同作品の制作陣が皮肉をこめた「謝罪」を発表した。皮肉交じりの声明文では、欧米ブランドは中国が良しとする世界観に合わせるべきだとする中国政府の要求が厳しく批判されている。 今回の中国の、サウスパークのあるエピソードが複数の点において中国共産党の許容範囲を超えてしまい、当局をいら立たせたとみられる。 「バンド、中国に行く(Band in China)」と題されたこのエピソードは、中国の刑務所内での強制労働を描き、商業的利益を優先し検閲に屈した企業らを風刺した

                          米アニメ「サウスパーク」制作者、中国の検閲に皮肉たっぷりの「謝罪」
                        • WHO調査団の2人、コロナ抗体検査で陽性 シンガポールで足止め

                          中国・武漢の国際空港を出発する、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の起源を調べる調査団を乗せたバス(2021年1月14日撮影)。(c)NICOLAS ASFOURI / AFP 【1月14日 AFP】世界保健機関(WHO)は14日、中国で新型コロナウイルスの起源調査に臨む予定の専門家2人が同ウイルスの抗体検査で陽性と判定され、シンガポールに足止めされていることを明らかにした。 WHOは先に、国際調査団が武漢(Wuhan)入りしたと発表していたが、その後、うち2人がまだ到着していないとツイッター(Twitter)に投稿。 「調査団員は全員、居住国を出発する前にPCR検査と抗体検査を複数回受け、陰性だった」が、乗り継ぎで経由したシンガポールでも検査を受けた。その結果、現在感染しているかどうかが分かるPCR検査では全員陰性だったものの、2人はIgM抗体検査で陽性

                            WHO調査団の2人、コロナ抗体検査で陽性 シンガポールで足止め
                          • ロシア大統領、併合したウクライナ4州に戒厳令

                            ロシア・モスクワ郊外の公邸から、安全保障会議にオンラインで出席するウラジーミル・プーチン大統領(2022年10月19日撮影)。(c)Sergei ILYIN / SPUTNIK / AFP 【10月19日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は19日、併合したと主張しているウクライナの4州に戒厳令を敷くと表明した。 対象となるのは、ドネツク(Donetsk)、ルガンスク(Lugansk)、ヘルソン(Kherson)、ザポリージャ(Zaporizhzhia)の4州。 プーチン氏は、同日開催され、その模様がテレビ放映された安全保障会議でこれを発表した。その後大統領府が、戒厳令は20日朝に導入されるとする法令を出した。(c)AFP

                              ロシア大統領、併合したウクライナ4州に戒厳令
                            • ウクライナ穀物輸出第1便で契約キャンセル 新たな買い手探す

                              トルコ・イスタンブール沖で積み荷検査を受けた後レバノン・トリポリに向かう貨物船「ラゾニ」(2022年8月3日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【8月10日 AFP】ウクライナからの穀物輸出再開の第1便となる貨物船に積まれた穀物について、レバノンの業者が契約をキャンセルしたため、新たな購入者を探していることが分かった。在レバノン・ウクライナ大使館が9日夜に明らかにした。 シエラレオネ船籍の貨物船「ラゾニ(Razoni)」は1日、トウモロコシ2万6000トンを積んでウクライナ南部のオデーサ(Odessa)を出発し、週末にもレバノン・トリポリ(Tripoli)に到着するとみられていた。 だが、業者は出荷が大幅に遅れたことを理由に契約のキャンセルを要求し、海運業者はこれに同意した。このため、積み荷の新たな買い手を探しているという。 大使館は声明で、ロシアのウクライナ侵攻による5か月の遅

                                ウクライナ穀物輸出第1便で契約キャンセル 新たな買い手探す
                              • 「私たちは動物じゃない」 花嫁として売られるメキシコの少女たち

                                メキシコ・ゲレロ州メトラトノクの村で、自分の子どもを抱く18歳の女性(手前、2021年5月16日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP 【5月22日 AFP】メキシコ南部の先住民社会には、娘を売って結婚させる慣習がある。エロイナ・フェリシアーノ(Eloina Feliciano)さん(23)は、14歳の時にゲレロ(Guerrero)州の山岳部にある自宅で、自分を売って結婚させないでと母親に懇願したが、聞き入れられなかった。 「私たちは動物じゃない。売られるのは動物だ」。同国で最も貧しい地域の一つ、ゲレロ州メトラトノク(Metlatonoc)に住むフェリシアーノさんは話す。 先住民「ミシュテカ(Mixtec)」の共同体には、フェリシアーノさんのように慣習に従わされた少女は大勢いる。こうした慣習では、女性は虐待され、夫の家族は貧困から抜け出せないという批判も多い。ゲレロ州では多数の共

                                  「私たちは動物じゃない」 花嫁として売られるメキシコの少女たち
                                • 独、コロナワクチン未接種者間で「大規模」流行

                                  ドイツ・ドルトムントで、新型コロナウイルス検査施設前を歩く男性(2021年10月6日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【11月4日 AFP】ドイツのイェンス・シュパーン(Jens Spahn)保健相は3日、ワクチン未接種者の間で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「大規模な」流行が発生していると述べ、感染再拡大を防ぐため未接種者を対象とした規制を求めた。 シュパーン氏は、流行の第4波は「異例の勢力」で猛威を振るっていると指摘。「現在、主にワクチン未接種者の間で大規模な流行が発生している」とし、「一部地域では集中治療室(ICU)の病床が再び埋まり始めている」と警戒感を示した。 欧州連合(EU)最大の人口8300万人を抱えるドイツでは数週間前から、流行第4波に見舞われている。7日間平均の新規感染者数は5月以降で最高となった。 国立ロベルト・コッホ研究所

                                    独、コロナワクチン未接種者間で「大規模」流行
                                  • 伊のコロナ死者、過去最多の増加 ピーク近いとの見方も

                                    【3月28日 AFP】イタリアは27日、新型コロナウイルスによる1日の死者数としては世界最悪となる1000人近くの死亡を発表した。一方で専門家らは、同国の流行が間もなくピークに達する可能性があるとの見方を示している。 イタリアの累計感染者数は、新型ウイルスの感染が拡大し始めてから5週間ほどで8万6500人近くにまで増加し、米国に続き中国を上回った。 イタリア市民保護局によると、死者数は969人増で合計9134人となった。ただし今回発表された死者数には、前日の集計に含めるべきだった50人が含まれている。 一方、感染拡大の速度は減少傾向にあり、27日の感染者増加率は7.4%と、ここ数日間の8.0%前後から低下。イタリア国立衛生研究所(ISS)は慎重な姿勢を維持しつつも、封鎖措置が実を結ぶ日が近づいている可能性を示唆した。 ISSのシルビオ・ブルサフェッロ(Silvio Brusaferro)所

                                      伊のコロナ死者、過去最多の増加 ピーク近いとの見方も
                                    • インドネシア潜水艦を海底で発見、乗組員53人全員死亡 軍発表

                                      インドネシア・スラバヤの海軍基地に停泊中の潜水艦「KRIナンガラ402」。インドネシア軍提供(撮影日不明、2021年4月21日公開)。(c)AFP PHOTO / INDONESIA MILITARY 【4月25日 AFP】インドネシア海軍は25日、21日に消息を絶った潜水艦がバリ(Bali)島沖の海底で分裂した状態で見つかったと明らかにし、乗組員53人全員が死亡したと発表した。 海軍幹部によると、見つかった潜水艦「KRIナンガラ402(KRI Nanggala 402)」は三つに分裂していた。 インドネシア軍トップのハジ・ジャヤント(Hadi Tjahjanto)氏は記者団に対し、「乗っていた53人全員が亡くなった」と語った。(c)AFP

                                        インドネシア潜水艦を海底で発見、乗組員53人全員死亡 軍発表
                                      • 金正恩氏、3週間ぶり姿現す 国営通信が報道

                                        北朝鮮の平安南道順川で肥料工場の竣工式に出席した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。この写真は第三者が公表したものであり、AFPはこの画像の真正性、撮影地、撮影日、内容について独自に確認することができません(2020年5月1日撮影、同月2日朝鮮中央通信配信)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【5月2日 AFP】(更新、写真追加)北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は2日、同国の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が1日、平安南道(South Pyongan Province)順川(Sunchon)にある肥料工場の竣工(しゅんこう)式に出席したと報じた。金氏が公の場で活動した様子を国営メディアが報じたのは約3週間ぶり。金氏についてはその間、健康状態をめぐる臆測が飛び交っていた。 同通信は、金氏が竣工式に出席し、テープカット

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                                        • 「モラル崩壊寸前」 WHO事務局長、富裕国のワクチン独占を非難

                                          中国・北京で新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける人々(2021年1月8日撮影)。(c)STR / CNS / AFP 【1月18日 AFP】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は18日、富裕国が新型コロナウイルスのワクチンを独占して最貧国が苦しむならば、世界は「破滅的なモラル崩壊寸前」だと警告した。 テドロス氏は富裕国の「自己第一主義」的な態度を批判するとともに、ワクチンメーカーに対しても、WHOにデータを提出して世界全体でのワクチン使用許可を得るのではなく、富裕国内での承認を急ぐ様子に苦言を呈した。 スイス・ジュネーブで開かれたWHO執行理事会の冒頭でテドロス氏は、新型コロナウイルスワクチンをめぐっては、世界中で公平なアクセスを約束していたはずが、今や極めて危機的な状況にあると指摘。 テドロス氏は、

                                            「モラル崩壊寸前」 WHO事務局長、富裕国のワクチン独占を非難
                                          • サウジ雇用主の性的虐待告発、バングラ女性の動画拡散 遺体で帰国の例も

                                            バングラデシュ・ダッカで、サウジアラビアの雇用主から暴力や性的虐待などを受けるバングラデシュ人女性労働者の待遇に抗議する活動家ら(2019年11月1日撮影)。(c)MUNIR UZ ZAMAN / AFP 【11月4日 AFP】サウジアラビアで働くバングラデシュ人女性が、雇い主から「無慈悲な性的虐待」を受けていると涙ながらに告発する動画がフェイスブック(Facebook)上で拡散し、貧しいアジア系出稼ぎ労働者の搾取が改めて問題視されている。バングラデシュ政府は3日、被害を訴えた女性を「できるだけ速やかに」帰国させるよう、労働者の海外派遣をあっせんする国営業者に求めた。 動画の中でスミ・アクテル(Sumi Akter)さん(25)は、「私は長く生きられないと思う。助けてください。彼らは私を鍵付きの部屋に15日間も閉じ込め、食べ物もほとんど与えてくれませんでした。熱した油で両手にやけどを負わさ

                                              サウジ雇用主の性的虐待告発、バングラ女性の動画拡散 遺体で帰国の例も
                                            • コロナ生還の男性に1億2000万円の請求書、米国

                                              米バージニア州アーリントンで、患者を運ぶために救急車から降りた消防隊員(2020年4月9日撮影、資料写真)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【6月14日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で一度は命が危ぶまれた米国人男性が、治療費として110万ドル(約1億2000万円)の請求書を受け取っていたことが分かった。米紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)が13日、報じた。 心臓が止まりそうになる請求書を受け取ったのは、米北西部シアトル(Seattle)の病院に3月4日から62日間入院したマイケル・フロル(Michael Flor)さん(70)。一時は、妻や子どもたちに別れを告げられるようにと看護師らが電話の受話器をフロルさんの耳に当てたほど、死が間近に迫っていた。 だが、フロルさんは回復。5月5日に看護師らから声援を受けて退院し

                                                コロナ生還の男性に1億2000万円の請求書、米国
                                              • イタリア警察、IS製造の覚せい剤14トン押収 世界最多規模

                                                イタリアで押収された、イスラム国(IS)がシリアで製造した錠剤のアンフェタミン。伊財務警察ナポリ支部提供の動画より(撮影日不明、2020年7月1日入手)。(c)AFP PHOTO / GUARDIA DI FINANZA / HANDOUT 【7月1日 AFP】イタリア警察は1日、シリアのイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が製造した覚せい剤のアンフェタミン14トンを押収したと発表した。一度に押収したアンフェタミンの量としては世界最多だという。 警察によると、押収したのは「カプタゴン(Captagon)」と呼ばれる錠剤8400万錠で、末端価格で約10億ユーロ(約1200億円)相当。1件の捜査で押収された「アンフェタミンの量としては世界最多」だという。 発表によると「ISは主にシリア産の薬物の密売でテロ活動の資金を調達していることが分かっており、シリアは過去数年間で世界最大のアンフェタミ

                                                  イタリア警察、IS製造の覚せい剤14トン押収 世界最多規模
                                                • 米小学校乱射事件、否定論本の著者に賠償命令 約5000万円

                                                  2012年12月4日に米コネティカット州のサンディフック小学校で起きた銃乱射事件で亡くなった児童の一人、ノア・ポズナー君の葬儀を終えて会場を後にする母親のベロニカ・ポズナーさん(中央、2012年12月17日撮影)。(c)DON EMMERT / AFP 【10月17日 AFP】2012年に米コネティカット州の小学校で銃乱射事件が起きたことを否定する本のせいで脅迫を受けたと犠牲となった児童の父親が訴えていた裁判で、米裁判所は15日、本の著者に45万ドル(約4900万円)の賠償金を支払うよう命じた。代理人らが16日発表した。 コネティカット州のサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で2012年12月4日に起きた銃乱射事件では、児童20人を含む26人が死亡した。しかし、事件は政府による作り話だとするデマが広まり、2015年には「No one Died a

                                                    米小学校乱射事件、否定論本の著者に賠償命令 約5000万円
                                                  • SWIFT排除でEU分断 対ロシア制裁、エネルギー懸念が影

                                                    独西部ドルトムントで、国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)の決済網からのロシアの排除を訴えるデモ隊(2022年2月25日撮影)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【2月26日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、西側諸国は厳格な対ロシア制裁措置に合意したが、「金融核兵器」とも呼ばれる国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)の決済網からの排除については、エネルギー供給の途絶を懸念する欧州連合(EU)主要国の抵抗により発動が見送られた。 ウクライナは西側諸国に対し、世界の銀行が送金に使用しているスイフトからロシアの銀行を排除するよう強く訴えている。だがジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は今週、それを選択肢の一つとしつつも、「今のところ、欧州諸国の望む姿勢ではない」と説明した。 前欧州理事会(European Council)常任議長(EU大統領)のドナ

                                                      SWIFT排除でEU分断 対ロシア制裁、エネルギー懸念が影
                                                    • トランプ氏企業、詐欺行為の「重要証拠」発見 NY当局

                                                      ドナルド・トランプ前米大統領(左)と米ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官(2022年1月19日作成)。(c)Robyn Beck and MANDEL NGAN / AFP 【1月20日 AFP】米ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ(Letitia James)司法長官は18日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の一族が経営する企業トランプ・オーガニゼーション(Trump Organization)に関する調査で、詐欺行為の「重要証拠」を発見したことを明らかにし、トランプ氏への圧力を強めた。 ジェームズ氏は裁判所に提出した文書で、現在進行中の調査により、トランプ・オーガニゼーションが融資を確保するために複数の資産を不正に過大評価した上、租税回避のためにその価値を過小評価したことが判明したと説明。トランプ氏と長男ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald

                                                        トランプ氏企業、詐欺行為の「重要証拠」発見 NY当局
                                                      • NZホワイトロック「ラグビーはささいなこと」、試合中止が優遇措置との声を否定

                                                        メディアの取材に応じるラグビーニュージーランド代表のサム・ホワイトロック(2019年10月11日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【10月11日 AFP】ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に臨むニュージーランド代表のサム・ホワイトロック(Sam Whitelock)は11日、超大型の台風19号(アジア名:ハギビス、Hagibis)が日本に接近する中、「ラグビーはささいなこと」と語り、プールステージ最終戦が中止になったことで上がった優遇措置だとの非難の声をはねつけた。 イタリアのセルジオ・パリッセ(Sergio Parisse)主将は、ニュージーランドとの試合が中止となって準々決勝進出の可能性が絶たれたことに怒りをあらわにし、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)が勝つ必要があったならば、試合は行われていただろうと

                                                          NZホワイトロック「ラグビーはささいなこと」、試合中止が優遇措置との声を否定
                                                        • 都市封鎖なしのスウェーデン、新型コロナ死者3000人超える

                                                          スウェーデンの首都ストックホルムで春の陽気を楽しむ人々(2020年4月28日撮影)。(c) Jessica GOW / TT NEWS AGENCY / AFP 【5月8日 AFP】感染対策で厳格なロックダウン(都市封鎖)を敷かず、他の欧州諸国と一線を画して国際的に注目されていたスウェーデンで7日、新型コロナウイルスによる死者が3000人を超えた。 スウェーデン公衆衛生局(Public Health Agency of Sweden)は、新型ウイルスによる死者が3040人となり、2万4623人の感染が確認されていると発表した。 だが、当局は医療体制面ではまだ受け入れ能力に余裕があるとして、厳しい外出制限を課さない戦略を擁護している。スウェーデン政府の感染症対策を率いる疫学者のアンデシュ・テグネル(Anders Tegnell)氏は、「流行曲線からは、われわれが大体において(感染状況を)医療

                                                            都市封鎖なしのスウェーデン、新型コロナ死者3000人超える
                                                          • 共和政ローマの崩壊、アラスカの火山噴火が一因 論文

                                                            灰と蒸気を噴出している米アラスカ州のオクモク火山(2008年7月16日撮影、資料写真)。(c)Handout / NASA / AFP 【6月23日 AFP】古代ローマの将軍・政治家ユリウス・カエサル(Julius Caesar)が紀元前44年に暗殺されたことをきっかけに20年近く権力闘争が続き、共和政ローマの崩壊と帝政ローマの興隆につながった。 史料によると、この時期、異常な寒波が続き、飢饉(ききん)も広がっている。その原因は、現在の米アラスカ州の火山噴火が原因だった可能性があるとする新たな研究結果をまとめた論文が22日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。 科学者と歴史家が集まった国際的な研究チームは、北極の氷床コア(氷床を掘削した氷のサンプル)に含まれるテフラと呼ばれる火山噴出物を分析し、地中海地域で原因不明の異常気象が続いた期間と、紀元前43年に起きたアラスカのオクモク火

                                                              共和政ローマの崩壊、アラスカの火山噴火が一因 論文
                                                            • 100年以上前の兵士が伝書鳩で上官に送った手紙、仏で発見

                                                              仏アルザス地方インガースハイムで見つかった、第1次世界大戦中に伝書鳩が運んだとみられる手紙(2020年11月8日撮影)。(c)SEBASTIEN BOZON / AFP 【11月9日 AFP】フランス東部で、伝書鳩(ばと)を使って送られたが宛先に届かなかったとみられる小さなカプセルに入った100年以上前の手紙が、散歩中のカップルによって発見された。 フランス東部オルベ(Orbey)にあるランジュ博物館(Linge Museum)の学芸員、ドミニク・ジャーディ(Dominique Jardy)氏によると、手紙はインガースハイム(Ingersheim)にいた当時のプロイセンの兵士がドイツ語で書いたもの。手書きの文字は判読が非常に困難だったが、軍事作戦について詳細につづられており、軍の上官に宛てたものだった。 手紙が書かれたのは1910年のようだが、1916年の可能性もある。現在、フランス東部グ

                                                                100年以上前の兵士が伝書鳩で上官に送った手紙、仏で発見
                                                              • マクロン氏、中国製ワクチンの危険性を警告 新たな変異助長の恐れも

                                                                フランスのエマニュエル・マクロン大統領、パリで(2021年2月4日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【2月5日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は4日、中国製の新型コロナウイルスワクチンについて、情報が一切共有されていないため有効性は不明だと警告し、効果がなければ新たな変異さえ助長しかねないと指摘した。 マクロン氏は米シンクタンク「大西洋評議会(Atlantic Council)」に対し、中国が他国へのワクチン供給で初期の「外交的成功」を収めたことは、「(欧米の)指導者にとってやや屈辱的なもの」と受け止められる可能性があると認めた。 しかし、中国製薬大手の中国医薬集団(シノファーム、Sinopharm)とシノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)のワクチンは、臨床試験(治験)に関する情報が一切共有されていな

                                                                  マクロン氏、中国製ワクチンの危険性を警告 新たな変異助長の恐れも
                                                                • 中国台山原発問題、国内なら「原子炉停止」 フランス電力

                                                                  中国・広東省で建設中の台山原子力発電所(2013年12月8日撮影、資料写真)。(c)PETER PARKS / AFP 【7月23日 AFP】フランス電力(EDF)は23日、中国の台山原子力発電所(Taishan Nuclear Power Plant)で報告された問題と同様の事態が発生した場合には、フランス国内向けの運転手順では原子炉を停止することになっていたと述べた。 中国当局は、台山原発の原子炉2基のうちの1基で、燃料棒の損傷により放射性物質の濃度が上昇したものの安全基準を満たしているとして、運転の継続を許可したと発表した。 台山原発は、EDFが開発した先進的な欧州加圧水型炉(EPR)を世界で初めて採用している。 EDFは、「分析に基づけば、EDFの仏原発向けの運転手順では、問題を完全に把握するために原子炉を停止し、事態の悪化を阻止することになっていた」と発表した。しかし、台山原発に

                                                                    中国台山原発問題、国内なら「原子炉停止」 フランス電力
                                                                  • インドのコロナ死者急増、一日で過去最多3645人

                                                                    インド首都ニューデリーの宴会場を転用した臨時病院で、新型コロナウイルス患者の治療に当たる医療従事者(2021年4月28日撮影)。(c)Prakash SINGH / AFP 【4月29日 AFP】インド保健省は29日、新型コロナウイルス感染により直近24時間で新たに3645人が死亡したと発表した。前日比で350人以上急増し、過去最多を更新した。 インドでは新たな感染の波に歯止めがかからず、累計死者数は20万4832人に上っている。(c)AFP

                                                                      インドのコロナ死者急増、一日で過去最多3645人
                                                                    • 中国でコロナめぐる差別、アフリカ諸国が猛反発「容認できない」

                                                                      中国南部広東省の省都広州にある「リトルアフリカ」の路上を歩く男性(2018年3月2日撮影、資料写真)。(c)Fred DUFOUR / AFP 【4月15日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐり、中国でアフリカ人らがレッテルを貼られたり差別されたりしている問題を受けて、アフリカ諸国が猛反発している。 この問題の引き金になったのは、広東(Guangdong)省広州(Guangzhou)にあるナイジェリア人が多く住む地区で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスター(感染者の集団)が発生したことだとみられている。 アフリカ系住民らはレストランやホテルで差別され、強制的な退去や集団検査、恣意(しい)的な隔離などの対象になっていると訴えている。 ナイジェリアのジオフリー・オンエアマ(Geoffrey Onyeama)外相は14日、周平剣(Zhou Pin

                                                                        中国でコロナめぐる差別、アフリカ諸国が猛反発「容認できない」
                                                                      • 王妃アントワネットとフェルセン伯のラブレター、黒塗り部分の解読に初成功

                                                                        仏パリ南西部のベルサイユ宮殿に展示されている彫刻家フェリックス・ルコント作の王妃マリー・アントワネットの胸像(2019年4月12日撮影、資料写真)。(c)ALAIN JOCARD / AFP 【6月4日 AFP】仏国立公文書館(French National Archives)は3日、フランス革命中に処刑された王妃マリー・アントワネット(Marie Antoinette)が恋人のフェルセン伯爵(Count de Fersen)と交わした手紙の中で、インクで塗りつぶされ判読不能となっていた箇所の解読に成功したと発表した。 王妃とフェルセン伯は、1789年の仏革命から2年後も手紙のやりとりを続けていた。当時、王妃と夫の国王ルイ16世(Louis XVI)はパリ脱出に失敗し、チュイルリー宮殿(Tuileries Palace)で幽閉生活を送っていた。 今回、新技術を用いて解読されたラブレターの一

                                                                          王妃アントワネットとフェルセン伯のラブレター、黒塗り部分の解読に初成功
                                                                        • 全米の刑務所で新型コロナが猛威、被収容者と職員8割以上陽性の施設も

                                                                          新型コロナウイルスの感染が拡大する中、米イリノイ州シカゴの市庁舎前で、刑務所の被収容者の釈放を要求する人々(2020年4月9日撮影)。(c)KAMIL KRZACZYNSKI / AFP 【5月5日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の巨大な波が、米国の世界最大の刑務所収容人口全体に押し寄せている。 米オハイオ州マリオン(Marion)にある刑務所は、被収容者2500人近くと職員175人の80%以上が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示しており、介護施設も含めた全国の施設の中で最も感染が集中的に発生している施設となっている。 マリオン刑務所看守のブライアン・ミラー(Brian Miller)氏は先週、状況は悪化するだけだと警告した。 自身も新型コロナウイルス感染から回復途中のミラー氏は、報道陣との電話会議形式の取材に何とか応じ、これほど多くの職員が病欠している状況では、

                                                                            全米の刑務所で新型コロナが猛威、被収容者と職員8割以上陽性の施設も
                                                                          • 米原子力空母の乗組員、新型コロナで死亡

                                                                            グアム島・アプラ港のグアム海軍基地に停泊する米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(2020年4月10日撮影)。(c)Tony AZIOS / AFP 【4月13日 AFP】(写真追加)米海軍は13日、新型コロナウイルスの感染が発生した原子力空母「セオドア・ルーズベルト(USS Theodore Roosevelt)」の乗組員1人が新型ウイルスにより死亡したと発表した。同空母では500人超の感染者が確認されており、今回が初の死亡例となった。 この乗組員は先月30日、検査により陽性と判明。今月9日に意識不明になったことが分かり、同空母が停泊する米領グアム(Guam)の海軍病院の集中治療室(ICU)に入っていた。(c)AFP

                                                                              米原子力空母の乗組員、新型コロナで死亡
                                                                            • 米、領事館駆け込みの中国研究者を逮捕

                                                                              米サンフランシスコの中国総領事館で、有刺鉄線の背後に掲げられた中国国旗(2020年7月23日撮影)。(c)Philip Pacheco / AFP 【7月25日 AFP】米国査証(ビザ)を不正取得した疑いを掛けられ、在サンフランシスコ中国総領事館に駆け込んでいた中国人研究者が逮捕され、24日に裁判所に出頭する見通しとなった。米司法省筋が明らかにした。 逮捕された唐娟(Tang Juan)容疑者は、カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)のがん治療研究者としてビザ申請を行った際、中国人民解放軍(PLA)との関係を隠していた疑いが掛けられている。 司法省の当局者は匿名を条件に記者団の取材に応じ、唐容疑者が米当局により拘束されたと説明。唐容疑者が総領事館から出た経緯については言及しなかったものの、容疑者には刑事訴追を免れる外交特権がないと指摘

                                                                                米、領事館駆け込みの中国研究者を逮捕
                                                                              • シー・シェパード船と洋上で衝突、メキシコ人漁師死亡

                                                                                米環境保護団体「シー・シェパード」のファーリー・モワット号の乗組員。メキシコ北西部バハカリフォルニア州のカリフォルニア湾で(2018年3月7日撮影)。(c)GUILLERMO ARIAS / AFP 【1月5日 AFP】絶滅危惧種コガシラネズミイルカ(通称バキータ)の生息地であるカリフォルニア湾(Gulf of California)で活動していた米環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)」の船舶と衝突したメキシコの漁船の漁師が、入院先の病院で死亡したことが当局の発表で4日明らかになった。 現地保健当局によると、この漁師の男性は昨年12月31日、メキシコ北西部バハカリフォルニア(Baja California)州メヒカリ(Mexicali)の病院に入院。股関節や骨盤の骨折を含む重傷を負っていた。同じ船に乗っていたもう1人の漁師は安

                                                                                  シー・シェパード船と洋上で衝突、メキシコ人漁師死亡
                                                                                • 豪寄港の「プリンセス」号で陽性 客下船後に判明、当局が連絡急ぐ

                                                                                  豪シドニー・オペラハウスの周辺を歩く観光客(2020年3月8日撮影)。(c)Saeed KHAN / AFP 【3月20日 AFP】オーストラリア・シドニーに寄港したクルーズ船「ルビー・プリンセス(Ruby Princess)」の乗船者4人が、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことが明らかになった。当局は20日、前日に下船した乗客約2700人に対し、自主隔離を行うとともに、当局に連絡するよう緊急要請した。 【図解】アウトブレイク、エピデミック、パンデミックの比較 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州当局によると、当初はニュージーランド行きの同船について「危険度低」とみなし、19日に下船を許可したという。乗客らは同国最多の人口を擁する同市中心部へ向かった。 同船ではシドニーからニュージーランドに向けて航海中に乗客らが体調不良を訴えたことから、13人に対してインフル

                                                                                    豪寄港の「プリンセス」号で陽性 客下船後に判明、当局が連絡急ぐ

                                                                                  新着記事