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哲学 カール・ヤスパースの検索結果1 - 15 件 / 15件

  • なぜ平和の少女像を「日本国民の心を踏みにじる行為」と感じる人びとがいるのか? | The HEADLINE

    Moon Jae-in the 19th President of Republic of Korea(Jeon Han, Ministry of Culture, Sports and Tourism Korean Culture and Information Service) , Illustration by The HEADLINE 国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の企画「表現の不自由展・その後」をめぐって、現在も議論が続いている。混乱の発端には、平和の少女像の存在もあった。 一部の政治家は、平和の少女像が展示されることを批判しており、たとえば松井一郎大阪市長は「我々の先祖がけだもの的に取り扱われるような展示物を展示されるのは違う」と述べ、河村たかし名古屋市長は「日本国民の心を踏みにじる行為」として展示の中止を求めた。 こうした言説は今にはじまったことではないが、改めて

      なぜ平和の少女像を「日本国民の心を踏みにじる行為」と感じる人びとがいるのか? | The HEADLINE
    • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

      2024年2月29日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,036点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

        ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
      • コロナの対策から見えてくる各国政府のイデオロギー

        ドイツの哲学者のカール・ヤスパース Karl Jaspers は、打開困難な【限界状況 limit situation】にあるとき、人は【実存 existentia】に覚醒すると主張しました。この見地に立てば、コロナ禍における政治・経済に対する意見の表明は、各自の政治的・経済的なイデオロギーを顕在化させたものと言えます。この記事では、コロナ対策において各国政府がどのような政治的・経済的指向を示したのかマクロに見ていきたいと思います。 政治統制 政治統制の強さは国家のイデオロギーを示す一つの尺度となります。コロナ禍における政治統制の強さを表す一つの指標としては、オックスフォード大学の研究グループ(OxCGRT)がオンラインサイトの[Our World in Data]で公開している【厳格度指数 Stringency Index】があります。 この指数は、学校閉鎖・職場閉鎖・公共イヴェント開催

          コロナの対策から見えてくる各国政府のイデオロギー
        • 読むべき本と読めない本の難しい関係 ~ヤスパース『精神病理学総論』は大古典らしく頻繁に引用されるが通読はされないらしい - 日々是〆〆吟味

          本と読書と読める量 実存主義者ヤスパースと精神医学 読まれないらしいヤスパースの大著 【ヤスパース『精神病理学総論』】 読むことが困難な多くの本たち 【バイヤール『読んでない本について堂々と語る方法』】 前回のお話 waka-rukana.com 本と読書と読める量 実存主義者ヤスパースと精神医学 ハイデガーの影響によって実存主義というものも出てきたそうなのですが(よく知らない。ちゃんと読んでない)、その中の1人であるヤスパースは最初哲学者ではありませんでした。じゃあなにをしていたのかというと、精神医学者だったそうです。 読まれないらしいヤスパースの大著 ヤスパースの書いた精神医学の本はとても大きなもので、日本では3分冊されて出版されています。私も読んでないのですが、どうやら世界的にもちゃんと読まれてないらしく、この本の一冊選集版みたいなものを出された本の序文で色々面白いことを書いてありま

            読むべき本と読めない本の難しい関係 ~ヤスパース『精神病理学総論』は大古典らしく頻繁に引用されるが通読はされないらしい - 日々是〆〆吟味
          • ハイデガーと実存主義と実存主義者への態度とその影響 - 日々是〆〆吟味

            ハイデガーと実存主義者たち ハイデガーと実存主義 【手塚治虫『ネオ・ファウスト』】 【サルトル『嘔吐』『実存主義とは何か』】 実存主義者とは異なるらしいハイデガー サルトル以外にも影響した実存主義者たち 【ヤスパース『哲学』,マルセル『存在と所有』】 前回のお話 waka-rukana.com ハイデガーと実存主義者たち ハイデガーと実存主義 ハイデガーに影響を受けたのは別に日本人だけではなく(当たり前か)ヨーロッパでもそうでした。その中でなんとなく直接ハイデガーの後を引いたような印象があるのがサルトルかもしれません。 サルトルは実存主義の代表的哲学者ですが、同時に作家でもあります。小説にも『嘔吐』という有名なものがあります(でも文芸批評家の江藤淳は、サルトルの小説は『嘔吐』以外面白くない、なんて書いてたなぁ)。ちなみに日本に講演しにきたこともあって、手塚治虫の漫画にそんな様子が1コマ書い

              ハイデガーと実存主義と実存主義者への態度とその影響 - 日々是〆〆吟味
            • 「ルックバック」における統合失調症描写について①:基礎知識編 - あままこのブログ

              藤本タツキ氏が描いた短編マンガ「ルックバック」 ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ における犯人の描写について、インターネット上で様々な意見が出ています。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp erikoshinbun.hatenablog.com ただ、インターネット上でのこれらの議論への反応を見ていると、そもそも精神疾患、特に今回問題となっている統合失調症というものへの理解があまり得られてないのに、議論を進めてしまっているように見えます。 かく言う僕自身、統合失調症についてそんなに詳しいわけでもなかったので、上記の議論を正直良く理解は出来ていませんでした。 そこで今回は、僕なりに統合失調症について調べて、その上で、付け焼き刃の知識ではありますが 統合失調症とはどういう病なのか 「ルックバック」における描写の何が問題となっているか というこ

                「ルックバック」における統合失調症描写について①:基礎知識編 - あままこのブログ
              • 面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(後編)

                世界史を学びなおす最適な入門書から、歴史をメタに語る一冊まで、徹底的に熱く語り合った2時間をまとめた。 前編はこちら youtube動画はこちら 世界をバズらせる スケザネ:「書かれたものが世界を変える」という観点だと、これにつながりそう。『「世界文学」はつくられる:1827-2020』(秋草俊一郎、東京大学出版会)という本で、「世界文学」という概念がどのように作られ、変わっていったかがテーマです。以前の対談でも話題になってたやつです。 そこに、ゴーリキーの世界文学叢書が出てきます。ソビエト連邦という国家が誕生し、当代一流の世界文学を集めて出版しようという話になった。実はここに、政治的な動機がありました。 ロシア文学だけでなく、世界各国の言語から優れた作品を選び取り、なおかつ全集として出せるというのは、それだけロシアが文化的に先進的だという政治的なメッセージになるのです。国や言語を越境して

                  面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(後編)
                • |TALK 05|松本卓也 × 東畑開人|ケアが「閉じる」時代の精神医療── 心と身体の「あいだ」を考える

                  マルチスピーシーズ人類学研究会の「COVID-19を分野横断的に考える 」シリーズ第五弾。社会的距離化が一般化した環境において「心のケア」のオンライン化が果たして可能なのか、可能だとすればそれはどういった形なのか、あるいは、そもそも物理的な対面とはなんだったのか——をめぐって。 << TALK 01|奥野克巳 × 近藤祉秋|ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する──マルチスピーシーズ人類学からの応答を読む <<TALK 02|逆卷しとね × 尾崎日菜子|接触と隔離の「あいだ」を考える──コロナの時代の愛をめぐってを読む <<TALK 03|吉村萬壱 × 上妻世海|都市を彷徨える狩猟民に〈知恵〉はあるのか──私と国の「あいだ」を/で問い直すを読む <<TALK 04|清水高志 × 甲田烈|我々は対象世界を《御すること》はできない── 既知と未知の「あいだ」の政治を読む この記事は、マルチス

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                  • 122号を読んで〜ハンナ・アーレントと「悪の凡庸さ」 - 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ広場」

                    【オルタのこだま】 122号を読んで〜ハンナ・アーレントと「悪の凡庸さ」 武田 尚子 オルタ122号が届いたとき、福岡愛子さんの、映画[『ハンナ・アーレント』から何を受け取るか]をまず開いた。彼女の、2012年10月の初回の公開で静かな注目を浴びた同じ映画と、大きな人気をあつめた2013年10月の2回目の公開の間に、2012年12月の第二次安倍政権の発足があるという冒頭に近い言葉を読んで、アメリカに住む筆者は、日米両国の現在の政治的な空気の似ている事に驚ろかされた。いったいこの日本の現象は、君も行くなら我も行く、といった一時の気まぐれなのだろうか。それとも安倍政権の政策を時代錯誤の国家主義と警戒するアメリカ、リベラルの不安に匹敵するこの時代への不信が、あの映画を通して日本では、ナチス時代の過ちを日本の若者たちを中心に教え、心ある人々の反省を促しているのだろうか。 1960年にアイヒマンが逃

                    • 外岡秀俊の「コロナ 21世紀の問い」(17)哲学者・高橋哲哉さんと考える 歴史認識と「犠牲のシステム」

                      コロナ禍のもとで生まれた「BLM(ブラック・ライブズ・マター)」運動は、各地で奴隷制や人種差別にかかわった人物の銅像引き倒しや、破壊にまで突き進み、その動きは欧州にも波及した。いま。なぜ社会に組み込まれた「構造的差別」が問題にされているのか。哲学者の高橋哲哉さんと共に考える。 BLM運動の背後にある「構造的差別」 すでにノーマ・フィールドさんの回でお伝えしたように、ジョージ・フロイドさん殺害事件をきっかけに全米で広がったBLM運動は、南北戦争で奴隷制維持の側に立った南部連合の指導者の銅像引き倒しや、南軍の旗をあしらった州旗のデザイン変更、先住民を指す「ワシントン・レッドスキンズ」のチーム名変更などの動きにまで広がった。 それだけではない。米紙ニューヨーク・タイムズは2020年6月16日付(電子版、同25日改稿)の「歴史の再考」という記事で、「バージニアからニューメキシコまで、警察の暴力への

                        外岡秀俊の「コロナ 21世紀の問い」(17)哲学者・高橋哲哉さんと考える 歴史認識と「犠牲のシステム」
                      • 知の大爆発、哲学もキリスト教も仏教もここで生まれた

                        出口治明氏 立命館アジア太平洋大学(APU)学長 1948年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。1972年、京都大学法学部卒業後、日本生命保険相互会社入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年退職。同年、ネットライフ企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年、ライフネット生命保険株式会社に社名を変更。2012年上場。10年間社長、会長を務める。2018年1月より現職。(写真:山本 厳) 「知の大爆発」前史 ある王様がいます。東の方にも別の王様がいるらしいのですが、どちらが偉いのか、どちらが上なのか分かりません。昔は新聞もテレビもありませんから様子が分からない。ではどうするかというと、一般には使者を送ります。美人を連れていったり、宝貝を山ほど持って相手の王様にプレゼントして「どうだ、俺はこんなに偉いぞ」と見せつけたりするわけです。もらった方は倍返しです。「いや、俺

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                        • 西洋哲学者を一言でラヴェリングしてみた。まとめ - masaki-blog

                          こんにちは。Masakiです。 西洋の哲学者を一言でラヴェリングしました。 哲学記事のデータベースとして随時更新していきます。 (更新日2019/12/22 最終更新日2019/12/29) 西洋哲学者一覧 タレス アナクシマンドロス アナクシメネス ヘラクレイトス パルメニデス エレアのゼノン エンペドクレス レウキッポス デモクリトス プロタゴラス ソクラテス プラトン アリストテレス エピクロス ストアのゼノン ピュロン フランシスベーコン デカルト パスカル ライプニッツ ジョージバークリ デイヴィッドヒューム トマスホッブズ ロック ジェレミベンサム ジョンスチュアートミル ヨハンゴットリープフィヒテ フリードリヒシェリング フリードリヒ・ヘーゲル ショーペンハウアー ロバートオーウェン カール・マルクス オーギュストコント エミールデュルケーム マックスウェーバー ジョンデュー

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                          • エルンスト・ユンガーと私たちの20世紀|有志舎

                            糸瀬  龍(東京都立大学人文社会学部ほか非常勤講師) ※写真は第一次世界大戦後、「プール・ル・メリット」勲章 などを受賞した頃の若きユンガー。 ◆エルンスト・ユンガーとは誰か 以前ある著名な文芸批評家と会った際、「エルンスト・ユンガーの研究をやっています」と自己紹介した私に対して、その批評家は「あー、戦争の人ですね……」と応答した。「戦争以外にもいろいろあるんですよ」と言いかけて、しかし私はそれ以上二の句を継げなかった。ユンガーは「戦争の人」なのだ、そこから出発してもっとこの作家の振幅や思想の内実を解き明かしたいし、世の人々に知って欲しいというのが、これまで飽きもせずユンガーについて考えてきたことの動機である。ユンガーが作家活動を始めたドイツ・ヴァイマル共和国期は、ユンガーよりも多大な思想的足跡を残した思想家や、現在までユンガーとは比べものにならぬほど多くの読者を獲得してきた作家に事欠かな

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                            • リストは思考を飛躍させる「輝ける雲」である (往復書簡 No.2)|ほりまさたけ

                              この記事は、ブログ R-Style の倉下さんとの往復書簡形式のnoteです。拙著「リストの魔法」の発刊にあわせて「リストとライフハック」というお題で記事をいただいていましたので、そのアンサー記事を書いていきたいと思います。 ここからどのような流れになるのかまったく不明ですが、こうしたやりとりをおこなうことができるのもnoteの一つの使い方ですので、お楽しみいただければと思います。 リストとライフハックについて倉下さんへ。 丁寧な記事ありがとうございました。「リストの魔法」の初稿ゲラにコメントをいただいたのがもう去年の夏の終わりころだったと思いますが、それとはまったく違う本に仕上がったものをお届けできたかと思います。 さて、この往復書簡という形式については私も思い入れがあります。たとえば私がその考え方に親しみを抱いているカール・ヤスパースはハイデッガーやアーレントと書簡を通して盛んに議論を

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                              • 哲学者が語る「幸せな老後を送っている人」に共通する3つの態度

                                日本人の平均寿命は男女ともに伸び続けており、何十年と続く長い老後をどう生きるか、その方法を模索している方は多いでしょう。幸福で穏やかな老後を実現させる術とはどんなものでしょうか? 本稿では、そもそも「幸福」とは何か、そして自分のため、周囲のためにどう生きるべきか、哲学者の岸見一郎さんが語ります。 ※本稿は、岸見一郎著『老いる勇気』(PHP文庫)より、内容を一部抜粋・編集したものです。 毎日を機嫌よく生きる 幸福でありたいと思い、その術や生き方の指針を求めるならば、まず「幸福とは何か」ということを考えることから始める必要があります。 人生とは何か、人間にとって幸福とは何か──。これは古代ギリシア以来の哲学の中心テーマであり、永遠のテーマでもあります。生きている限り向き合い続けなければならない問いであり、その問いに答えることは容易ではありません。 しかし、だからといって人間が幸福について、まっ

                                  哲学者が語る「幸せな老後を送っている人」に共通する3つの態度
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