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栗本薫 中島梓の検索結果1 - 15 件 / 15件

  • コンテンツ飽和時代、人生を着実に退屈にする「効率重視のパラドックス」を乗り越えるためのたったひとつの冴えたやりかた。|晶文社

    コンテンツ飽和時代、人生を着実に退屈にする「効率重視のパラドックス」を乗り越えるためのたったひとつの冴えたやりかた。 著者:海燕 同人誌サークル〈アズキアライアカデミア〉管理人。ニコニコチャンネルにて有料会員数百人を集めるプロブロガーで、現在ははてなブログ〈Something Orange〉に注力中。アニメ、マンガ、小説、映画などサブカルチャーネタを中心に、さまざまな情報を発信。 初めに、いまから200年ほど時をさかのぼって、その時代の天才詩人ゲーテの代表作『ファウスト』を見てみよう。 この疾風怒濤の一大悲劇の主人公ファウスト博士は、万巻の書を読み尽くし、いくつもの学問を究め、その結果、「何もわからないことに気づいた」人物である。 かれはその後、悪魔メフィストフェレスをともなって現実世界で快楽や権力を追求することになるのだが、それはともかく、今日の視点でこの『ファウスト』の冒頭を見ると、さ

      コンテンツ飽和時代、人生を着実に退屈にする「効率重視のパラドックス」を乗り越えるためのたったひとつの冴えたやりかた。|晶文社
    • 古の腐女子が亡くなる前に腐女子の民俗学を真面目に研究した方がいいと思う「地球へ…とかキャプ翼とか…」「平安時代には遡れそう」

      パラディン・バッタ兄貴(公☆式)⛴️🏀🌳 @Cm9gDXU2gJ0CflO @mirai_01m ガンダムのシャア×ガルマ、ゴッドマーズのマーグ辺りがかつての腐女子姉貴たちには人気だったとは聞くが、確かにいつ頃腐女子という名前が誕生したのか、いつからBLがジャンルとして整備されたのかとかは知らないな... 2021-05-06 19:33:56 はりはり @2018harihoney @mirai_01m 近代史では栗本/薫先生、中島/梓先生抜きでは語れないでしょう。JUNE世代としては中島先生が「BLは少年愛ではない!」とお怒りだったことを覚えています。小説道場、懐かしいです。 2021-05-06 20:16:10

        古の腐女子が亡くなる前に腐女子の民俗学を真面目に研究した方がいいと思う「地球へ…とかキャプ翼とか…」「平安時代には遡れそう」
      • 夏が少女に終わりを告げたーー中島梓『小説道場』 - It all depends on the liver.

        この作品はおそらく、文学界の新人賞に投稿されてもちっともおかしくないし、あるいはそういう新人賞受賞作品として登場してきたって特に見劣りがするわけでもないような気がする。JUNE、というのはあるいは「この小説以前」か「この小説以後」なのかもしれないなあ、という気がするのだね。 (中島梓『小説道場』第七十一回、榎田尤利「夏の塩」への評) 大学院でBLについての論文を書く過程であれこれ資料を読んでいる。先日は『密やかな教育: 〈やおい・ボーイズラブ〉前史』(石田美紀)についてブログで紹介した。 zerokkuma.hatenablog.com 論文全然書き終わってないので、本当は「BL以前」のことは忘れて、BLそのものやファン研究の英語文献を読まないといけないのだが……JUNEに連載されていた中島梓(栗本薫)『小説道場』を腰を据えて読み始めたら、面白すぎて電子版5冊を一気に読了してしまい……関連

          夏が少女に終わりを告げたーー中島梓『小説道場』 - It all depends on the liver.
        • ゼロ年代から加速して 海猫沢めろん『明日、機械がヒトになる』読書会|江永泉

          闇の自己啓発会は、6月23日に都内某所で、海猫沢めろん『明日、機械がヒトになる』読書会を行いました。引き続き木澤佐登志さんも参戦し、雑談(ゼロ年代から加速主義の話など)が大変盛り上がりました。ゆえに前置きが非常に長くなりましたが、その模様をお伝えしていきます。 ※追記:これまでの活動については、こちらをご覧ください! 初回記事「品川の中心で不平等を語る 『不平等との闘い ルソーからピケティまで』読書会記録」(『ひでシスのめもちょ』2019年1月29日) ※なお、編集の都合で、前回予告していた『ニュー・ダーク・エイジ』読書会より先の掲載となります…。こちらも追々掲載する予定です。 ■参加者役所暁:政治学や思想などをやっていた(?)、しがない編集者(文化的な生活ができる程度のおちんぎんを頂ける転職先募集中)。最近のマイブームは『装甲悪鬼村正』。江永泉:文学理論や批評などをやっていた、しがないや

            ゼロ年代から加速して 海猫沢めろん『明日、機械がヒトになる』読書会|江永泉
          • 「おたく族の末裔」としての表現規制反対派ムラ――墨東公安委員会「チンドン屋たちの暴走」を批判する(2022.07.09) - 後藤和智事務所OffLine サークルブログ

            . はじめに 「墨東公安委員会」氏が7月5日に投稿した記事「チンドン屋たちの暴走 SNS時代の「オタク」と表現の自由、赤松健氏の出馬について」なる記事が注目を集めています。 bokukoui.exblog.jp しかしこの記事において、《「オタク」の意味が拡散し、その一角をなしている「表現の自由戦士」たちが、元来のオタクから変質してしまった存在である》や《SNSの普及が、コンテンツとの向き合い方を決定的に変えてしまったのではないかと考えられます》などという分析だったり、自分の世代語りだったり、あるいは《「オタク」で「表現の自由」をネットで叫ぶことにかまけている諸君にこう呼びかけます。スマホを捨てろ、現実に戻る――んじゃなくて、アニメのDVDを1クールぶっ通しで見るとか、徹夜でゲーム(ソシャゲ以外)をするとか、コンテンツに耽溺しようと。ネットの「仲間」よりコンテンツを愛せと》などという「提言

              「おたく族の末裔」としての表現規制反対派ムラ――墨東公安委員会「チンドン屋たちの暴走」を批判する(2022.07.09) - 後藤和智事務所OffLine サークルブログ
            • 「男同士の愛は女性にとって『安全』だから支持された」「愛や性のおいしい所取り」…BL分野の「真祖」が語るが、そうなん? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

              評伝「栗本薫と中島梓」を読みました。表題のこの二名は、同日人物の別ペンネーム…って今さら説明しないでもいいよね? 栗本薫と中島梓 世界最長の物語を書いた人 作者:高志, 里中早川書房Amazon栗本薫と中島梓、二つの名前を持ち、作家・評論家・演出家・音楽家など、才能を自在に操り多くの人たちに感動を与える稀有な存在でありながら、ついに自身の心理的葛藤による苦悩から逃れることはできなかった人。その生涯を関係者への取材と著作から検証する。 自分は栗本薫も中島梓もいい読者ではない。 山藤章二と組んだ短文エッセイ「にんげん動物園」、特撮を論じた本ということで読んだ「わが心のフラッシュマン」、浅羽通明が推奨していたので読んだ「コミュニケーション不全症候群」、小説ではグインサーガを数巻読んだのだっけか。 ただ、それらはなかなかに印象深いものだったし、「わが心のフラッシュマン」の一節は鮮烈な印象ゆえに記事

                「男同士の愛は女性にとって『安全』だから支持された」「愛や性のおいしい所取り」…BL分野の「真祖」が語るが、そうなん? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
              • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』日本映画の家族の解体と再生、日本文学の私小説、そして欧米50-60年代ハードSFの正統な後継者として(2) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

                エヴァ見に米国から緊急帰国して約一か月。アメリカに帰国いたしました。『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』最高でした。庵野さん、カラーさん、ありがとう!。こんなアホに付き合ってくれた友人や、やさしく色々教えてくれたTwitterの人々に感謝を。これから隔離期間(苦笑)。すぐワクチン打つ。 pic.twitter.com/CbolvQwfox— ペトロニウス@物語三昧 (@Gaius_Petronius) April 21, 2021 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』庵野秀明監督 1995年から2021年の27年間をかけて描かれた日本的私小説からSFと神話までを包含する世界最高レベルの物語(1) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために その(2)です。4万6千字ぐらいあります。馬鹿すぎます。なんで、おれこんなにがんばっているか?それは、、、、自己満足です。満足したいんだよ、アウト

                  『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』日本映画の家族の解体と再生、日本文学の私小説、そして欧米50-60年代ハードSFの正統な後継者として(2) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
                • 自分が平田オリザさんから学んだことを振り返る - 頭の上にミカンをのせる

                  fujipon.hatenablog.com 人間が生きていくのには、食糧や水、衣類、電気やガス、その他さまざまなインフラが必要です。それらがないと、生きていけない。 でも、それが「不要不急」であるとしても、エンターテインメントがない生活って、やっぱり寂しい。 平田オリザさんのことは嫌いでも、舞台演劇や役者さんたちのことは、嫌いにならないでほしい。 そして、今回の件での平田さんの発言はあまりにも不用意かつ不躾だけれど、平田さんのこれまでの活動が、それで全否定されるものではないと思う 僕は演劇や舞台作品から「生きていてよかったな」という体験を何度ももらってきた人間なので、こういう体験を生んでくれる人たちを助けたいのです。 正確には、僕自身にはそれだけの力がないから、政治や多くの人に目を向けてもらって、サポートしてあげてほしい。 痛いほどよくわかる……。 わが心のフラッシュマン (ちくま文庫―

                    自分が平田オリザさんから学んだことを振り返る - 頭の上にミカンをのせる
                  • 『群像』編集長・戸井武史が語る、文芸誌と社会 「“時代”への問題意識を表現できる媒体に」

                    「群像」リニュアール特大号 2020年1月号から大幅にリニューアルした「群像」が好評だ。「文×論」をコンセプトに掲げ、1946年創刊の伝統ある純文学の雑誌にかつての論壇誌の役割もとりこみ、新たな形の総合誌になろうとしている。「週刊現代」で社会を取材し、「小説現代」でエンタテインメント小説を担当した経験を今どう活かしているのか。文学や批評への思いについて、昨年6月に就任した戸井武史編集長に訊いた。(円堂都司昭/8月11日取材) 伝統がつながる「群像」ブランド ――2004年に講談社へ入社した段階から「群像」志望だったそうですね。 戸井:学生時代は、私もそうですが、周囲にも文芸誌を読んでいる人はあまりいませんでした。お金もなかったですし。ただ私は昔から純文学が好きだったので、就職を意識してからちらちら見はじめました。大江健三郎さんとお仕事がしたいと思ってました。就活は就職氷河期最後の世代で、結

                      『群像』編集長・戸井武史が語る、文芸誌と社会 「“時代”への問題意識を表現できる媒体に」
                    • 彼女たちが革命だった頃ーー『密やかな教育: 〈やおい・ボーイズラブ〉前史』 - It all depends on the liver.

                      このJUNE―BLというゲームは、このゲーム に参加しているだけで、ホモソーシャルの分解というフェミニズム的な行為に加担している仕組みになっている、つまりゲーム自体にフェミニズム的実践がそもそも組み込まれているのだが、ゲーム本体のパッケージにはフェミニズムという言葉が記されていない。ー世界の合言葉は《JUNE》――中島梓「小説道場」論 瀬戸夏子(SFマガジン2022年4月号収録) 今年の前半は、立て続けにBLについての評論を書く機会があった。 SFマガジン 2022年 4月号 早川書房 Amazon SFマガジン4月号BL特集で「腐女子」のアイデンティティについて、小説現代5・6月合併特集号でBL出身作家がジャンル外で活躍している現状について執筆した。2007年ごろに「ユリイカ」が立て続けに出していたBL特集はすべて当時購入して持っていたのだが、15年経って読むと本当にさまざまな発見があり

                        彼女たちが革命だった頃ーー『密やかな教育: 〈やおい・ボーイズラブ〉前史』 - It all depends on the liver.
                      • フェミニストのSF読者の憂鬱

                        これは評論であり断片であり感情であり食材であり構築物だ。 SFとはいったい何なのか?誰のものか?なんてことは語れないけど、私がSF読者であることだけは間違いない。つまり私が話したいのはジャンルの区分けというSFをめぐるいつもの話ではなく、内部にあるものが外部に切り分けられるという構造──クィア批評ではおなじみの──についての話だ。 非常に憂鬱になってこの文章を叩いている。ことの発端はTwitterなのだけど、そのことは正直どうでもいい。ただ単に私が感じてきた憂鬱が噴出した、っていうだけだから。 憂鬱というのは、SFが今までもこれからも思想とともにあるものであり、またその中にはフェミニズムが入っていた、ということ、このことがどうにも忘れられやすいというその状況への憂鬱だ。 いまさら、メアリー・シェリーっていう人がいて、母親はフェミニストで、『フランケンシュタイン』を書いてね、なんて丁寧に説明

                          フェミニストのSF読者の憂鬱
                        • 5月26日は室根山つつじまつり、秋田県民防災の日、風呂カビ予防の日、東名高速全線開通記念日、源泉かけ流し温泉の日、ラッキーゾーンの日、ル・マンの日、竹内洋岳・8000m峰14座登頂の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                          5月26日は室根山つつじまつり、秋田県民防災の日、風呂カビ予防の日、東名高速全線開通記念日、源泉かけ流し温泉の日、ラッキーゾーンの日、ル・マンの日、竹内洋岳・8000m峰14座登頂の日、等の日です。 ●室根山つつじまつり【岩手県・一関市】 www.youtube.com 青い海と真っ赤な花の絨毯。 山全体にツツジが自生。特に車道周辺と山頂付近に群生し、山頂からは太平洋や奥羽山脈を見渡す大パノラマとツツジの絶景が楽しめる。 [日程]5月21日~6月5日(予定) [場所]室根山 ●『県民防災の日(秋田県)』 :1983(昭和58)年のこの日に「日本海中部地震」が発生し、津波などにより104名の犠牲者を出した事から、この日を県の「防災の日」として秋田県が制定。 この日は県内各地で防災訓練が行われています。 [山善] 防災リュック 30点 セット 【防災士監修】 一次避難用 給水バッグ 携帯用トイ

                            5月26日は室根山つつじまつり、秋田県民防災の日、風呂カビ予防の日、東名高速全線開通記念日、源泉かけ流し温泉の日、ラッキーゾーンの日、ル・マンの日、竹内洋岳・8000m峰14座登頂の日、等の日 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                          • アガサ・クリスティーと中島梓|そしてあなたたちはいなくなった 第0回|瀬戸夏子|かしわもち 柏書房のwebマガジン|note

                            一九四九年に結成された「女人(にょにん)短歌会」の女性歌人たちと、同時代に生きた女性歌人たち、ひとりひとりの素顔と歩みにせまる本連載「そしてあなたたちはいなくなった 「女人短歌」とシスターフッド」。 今回は第0回として、瀬戸夏子さんのエッセイを掲載いたします。なりゆきで決まったはずの連載タイトルが、回を重ねるうちに多彩な意味合いを帯び、瀬戸さん自身の葛藤と覚悟を引き出していく過程が綴られています。(第1回/第2回/第3回) ──────────────────────────── この連載のタイトルはもちろんアガサ・クリスティーの名作『そして誰もいなくなった』のパロディーである。ただし単行本になるときには別のタイトルになる可能性も大いにある。今回の記事はnote連載のタイトルにまつわる話をしようというおまけ企画なので、短歌の話はでてきませんが、肩の力を抜いて(?)読んでいただけたらうれしい

                              アガサ・クリスティーと中島梓|そしてあなたたちはいなくなった 第0回|瀬戸夏子|かしわもち 柏書房のwebマガジン|note
                            • 高千穂遙 on Twitter: "中島梓(栗本薫)は桁違いの作家でした。カメラのような記憶力の持主で、作品の設定、展開すべてを暗記していたので、あんな大長編を書くことができたのです。執筆中に読み返し、いま書いているキャラが2章前に死んでいたことに気づく(実話)わた… https://t.co/Y9hfNdPFsy"

                              中島梓(栗本薫)は桁違いの作家でした。カメラのような記憶力の持主で、作品の設定、展開すべてを暗記していたので、あんな大長編を書くことができたのです。執筆中に読み返し、いま書いているキャラが2章前に死んでいたことに気づく(実話)わた… https://t.co/Y9hfNdPFsy

                                高千穂遙 on Twitter: "中島梓(栗本薫)は桁違いの作家でした。カメラのような記憶力の持主で、作品の設定、展開すべてを暗記していたので、あんな大長編を書くことができたのです。執筆中に読み返し、いま書いているキャラが2章前に死んでいたことに気づく(実話)わた… https://t.co/Y9hfNdPFsy"
                              • 屑籠の歴史 ラカン-ジジェクと読む最悪の百合作家「中里十/西在家香織派」 - ラビィたむ萌え萌えブログ

                                ひとりひとり見れば、人間は、多少とも理性的外見を呈しており、食べたり、眠ったり、頭を使って悪事を企んだりする。だが総体としての人間は、変わりやすく、不可解で、気まぐれで、愛嬌がある。つまり、人間ひとりひとりはまさに人間であるとしても、人間全体は女なのである。 G・K・チェスタトン『新ナポレオン奇譚』 僕が書こうが書くまいが、どうせ何か別の意味を探そうとするに決まってる。僕の沈黙のなかにだって。そういう連中なのだ。いくら理屈を言っても無駄、啓示には盲目なのだ。マルクートがどうしたと言うんだ。マルクートはマルクート、それだけのことさ。 ウンベルト・エーコ『フーコーの振り子』下 すべてを包括するキリスト教的態度――パウロの有名な言葉、「男も女も存在しない、ユダヤ人もギリシア人も存在しない」から必然的に出てくるのは、キリスト教共同体への編入を受け入れない者たちの完全な排除である。 親愛なる読者の皆

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