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繊維学部の検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 「野蚕」死なせずに糸をとる方法考案 小学生が文部科学大臣賞|NHK 長野県のニュース

    野生の蚕「野蚕」を死なせずに糸をとる方法を考えた岡谷市の小学生が、全国規模の科学コンクールで最高賞を受賞しました。 岡谷市の長地小学校4年の八並伸之介さんは、「全国児童才能開発コンテスト」の科学部門・高学年の部で、最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞しました。 岡谷市でも盛んだった製糸業では、繭を煮てから糸をとるのが一般的ですが、八並さんは5歳のころから「野蚕」を育てるなかで、死なせることなく糸をとる方法を考えるようになりました。 去年は8種類の「野蚕」の飼育に取り組み、このうち「ウスタビガ」の繭は、上部に穴が空いていることを発見しました。 そこで八並さんは、穴から幼虫を取り出したうえで薬品を加えた水で繭を煮て、2メートルほどの糸をとることに成功しました。 別の場所で育てた幼虫も無事、成虫に育ったということです。 さらに八並さんは、ウスタビガの繭が黄緑色の外側と紫色の内側の2層構造になってい

      「野蚕」死なせずに糸をとる方法考案 小学生が文部科学大臣賞|NHK 長野県のニュース
    • コラム・寄稿「なぜドイツ人にできることが日本人にできないのか」

      1 はじめに 内閣府が2024年2月に発表した各国の名目GDPでは、日本はドイツに追い抜かれた。かつて日本は米国に次ぐ世界第二位の経済大国だったが、2010年に中国に抜かれ、2024年ドイツに抜かれ、第四位になった。沈没する日本を象徴しているようだ。日本の労働生産性は、ポーランドや東欧・バルト海とほぼ同水準まで落ちている。 GDPは、国のなかで作り出される「付加価値」の合計である。付加価値を作り出すのは企業活動なので、日本企業は約30年間、作り出す付加価値がほとんど変わらなかったが、ドイツ企業が作る付加価値は増え続け、そして今般、その合計が日本を越えた。日本企業は約30年間、成長せず、現状維持を続けたということを意味している。 日本の若者は決して怠けている訳ではない。夜遅くまで残業し、必死で働いている。だが、企業が作り出す付加価値が一向に増えないのは、経営者の責任であり、行政・政治の責任で

        コラム・寄稿「なぜドイツ人にできることが日本人にできないのか」
      • 石油が湧く川で分解力高いバクテリア発見 信大グループ | 毎日新聞

        石油を分解する能力が高い新株のバクテリアが見つかった場所付近。湧出する石油で水面に油膜が張っている=長野市茂菅の裾花川で2021年1月22日午前10時46分、野呂賢治撮影 信州大繊維学部の森脇洋教授(環境化学)らの研究グループが、石油が湧き出る長野市の裾花川沿いの砂の中から、石油分解能力の高い新株のバクテリアを発見した。2020年の同大環境科学年報で発表した。タンカーの座礁事故や工場からの油漏れなど汚染現場の浄化技術として、実用化が期待される。【野呂賢治】 長野県の北部フォッサマグナ地帯では、古くから石油やガスが湧き出る地域として知られており、日本初の石油会社がこの近くで開発を試みたことを知った森脇教授が「湧出(ゆうしゅつ)地点の土壌には、石油を分解するバクテリアが存在するのではないか」と着目したことが、研究のきっかけとなった。 論文によると、16年7月、長野市茂菅の裾花川の石油湧出地点の

          石油が湧く川で分解力高いバクテリア発見 信大グループ | 毎日新聞
        • 「ざざ虫」再生医療の力に 信大繊維学部・野村准教授ら | 信濃毎日新聞[信毎web]

          水槽の中で糸を吐くヒゲナガカワトビケラ。糸は「トビケラシルク」として研究されている トビケラシルクから作ったフィルム。再生医療の足場の材料として期待がかかる 信州大繊維学部(上田市)の野村隆臣准教授(44)=分子生物学=と大学院修士課程2年の桜井千晶さん(24)らの研究グループが、ヒゲナガカワトビケラの幼虫が吐く糸の成分が失われた組織や臓器を新たに作り出す再生医療の材料として有効な可能性を秘めていることを2日までに突き止めた。幼虫は河川に生息する水生昆虫で、つくだ煮が伊那谷の珍味と知られる「ざざ虫」の一種。研究グループは、軟骨などの再生医療への活用を目指しており、「信州でなじみのあるざざ虫が役立つ可能性があることに期待してほしい」(桜井さん)としている。 再生医療には、人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの細胞と培養液、細胞の接着や増殖の足場(土台)となる材料が必要と

            「ざざ虫」再生医療の力に 信大繊維学部・野村准教授ら | 信濃毎日新聞[信毎web]
          • 野蚕を死なせずに糸とる方法考案 小学生が文部科学大臣賞受賞 | NHK

            野生の蚕「野蚕」(やさん)を死なせずに糸をとる方法を考えた長野県岡谷市の小学生が、全国規模の科学コンクールで最高賞を受賞しました。 岡谷市の長地小学校4年の八並伸之介さんは「全国児童才能開発コンテスト」の科学部門・高学年の部で、最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞しました。 岡谷市でも盛んだった製糸業では、繭を煮てから糸をとるのが一般的ですが、八並さんは5歳のころから「野蚕」を育てる中で、死なせることなく糸をとる方法を考えるようになりました。 去年は8種類の「野蚕」の飼育に取り組み、このうち「ウスタビガ」の繭は上部に穴が空いていることを発見しました。 そこで八並さんは穴から幼虫を取り出したうえで、薬品を加えた水で繭を煮て、2メートルほどの糸をとることに成功しました。 別の場所で育てた幼虫も無事、成虫に育ったということです。 さらに八並さんは、ウスタビガの繭が黄緑色の外側と紫色の内側の2層構造

              野蚕を死なせずに糸とる方法考案 小学生が文部科学大臣賞受賞 | NHK
            • 大学の後輩が開発した快眠グッズ "sleepit" を使ってみた | 走れ、リューガク

              はじめに こんにちは。 ゆーしーです。 年が明けてから、私が住んでいる長野県では一層寒くなってきました。 寝るときも足が冷えたり… 今までは靴下を履いて寝たりしていたのですが、靴下を履いて寝るのは蒸れてしまい、かえって足が冷えたり、睡眠効率が悪くなるとも言われています。 何か良い製品がないか探していたときに大学の後輩がピッタリの商品を開発していました。 今回はその商品を紹介します。 先に書いておくと、案件ではありません。 本当に良かったので紹介します。 sleepitとは sleepitは長野県長野市の会社である株式会社タイコーさんにインターンをしていた、信州大学繊維学部3年の秋津航平君が開発したオリジナル製品です。 開発した秋津君 この商品のコンセプトは 【研究やアルバイトなどで疲れている学生に質の良い睡眠を提供できる靴下】 とのこと。 sleepitの特徴 ソックスでもレッグウォーマー

                大学の後輩が開発した快眠グッズ "sleepit" を使ってみた | 走れ、リューガク
              • 衣服感覚の着るロボット--高齢者を支援するロボッティックウェア「curara(クララ)」

                信州大学発のベンチャーAssistMotionは10月28日、生活動作支援ロボッティックウェア「curara(クララ)」のプレビュー版を披露し、ケイエスピーとラックの2社より、あわせて6000万円の出資を取り付けたことを発表した。出資企業の2社からベンチャー事業とIT技術分野で支援を受け、2021年夏頃にcuraraの商品化を目指すという。 curaraは、「衣服感覚で利用できる、人にやさしい“着るロボット”」というコンセプトで開発された生活動作支援ロボティクス。信州大学繊維学部発のベンチャーAssistMotionが、2008年から開発を進め、今回製品版の一歩手前となるプレビュー版の開発に至ったとする。 curaraの特徴は、非外骨格型構造を採用し、モーターを関節部に備えた点だ。力検出センサにより、人の動きを検知し、神経振動子を用いた制御を行うため、動きやすいとする。 AssistMot

                  衣服感覚の着るロボット--高齢者を支援するロボッティックウェア「curara(クララ)」
                • “着る”歩行支援ロボットを2021年夏に発売へ、人の動作を見極めて正しく支援

                  人に優しいウェアラブルロボットの開発を推進するベンチャー企業であるAssistMotion(以下、アシストモーション)は2020年10月28日、ビジネスインキュベーターのケイエスピー(KSP)とセキュリティのラックから出資を受け、“着る”歩行支援ロボット「curara(クララ)」を2021年夏に製品化すると発表した。 “着る”をコンセプトにした歩行支援ロボット アシストモーションは、信州大学の繊維学部におけるロボット研究の成果を社会に還元するために2017年に設立された信州大学発のベンチャー企業である。ロボット技術は織機開発などの派生で培われたものだが、繊維学部としての知見を生かし「衣服感覚で着用できる“着る”ウェアラブルロボット」の開発に取り組んでいることが特徴だ。開発した製品の1つがロボティックウェア「curara」である。 「curara」は、一人で立つことはできるものの歩くことに負

                    “着る”歩行支援ロボットを2021年夏に発売へ、人の動作を見極めて正しく支援
                  • 「コンビニ各社のタオルも製造」アマゾンで人気の謎ブランド"タオル研究所"の壮大な野望 地道なものづくりで世界一を目指す

                    アマゾンのタオル部門には「タオル研究所」という人気の専用ブランドがある。製造元の「伊澤タオル」(本社:東京都渋谷区)は、コンビニ各社のタオル生産を請け負うなど、技術力に定評がある。なぜライバルのひしめくタオル市場で成功できたのか。フリーライターの伏見学さんが取材した――。 コンビニ、スーパーで次々売れるタオルの正体 東京・代官山の住宅街にあるコンパクトなビル。その3階に全面ガラス張りの部屋がある。白衣の男性が繊維質の拡大画像を凝視している。 「ここは社内のラボです。日本のタオル企業には置いてないようなデジタル顕微鏡やマイクロスコープを使って、タオルの繊維や素材を分析、研究しているのです」 この会社は伊澤タオルという。社長の伊澤正司氏が自らラボを案内してくれた。 伊澤タオルは、OEM(相手先ブランドによる生産)やODM(相手先ブランドによる設計・製造)を中心とするタオルメーカー。会社名があま

                      「コンビニ各社のタオルも製造」アマゾンで人気の謎ブランド"タオル研究所"の壮大な野望 地道なものづくりで世界一を目指す
                    • ナイロン繊維(nylon fiber)についてゴム紐の専門家が説明します

                      ナイロン繊維とは ナイロン(nylon)は、1935年アメリカのデュポン社の研究員ウォーレス・カローザスによって開発されました。 世界初の合成繊維でした。 当時は、「石炭と空気と水から作られた、蜘蛛の糸より細く、絹よりも美しく、鋼鉄よりも強い」と言われました。 (現在は石油から作られます。) ナイロン(NY)とは、アミド結合( -CO-NH- )によって長く連続した鎖状高分子を紡糸して繊維化した「ポリアミド系」合成繊維の総称です。 ナイロンには、ナイロン4、ナイロン6、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610等(数字は炭素原糸の数を指します)、いろいろな化学組成・成分のものがありますが、衣料用として量産されているのは、”ナイロン66”(融点約265℃)と”ナイロン6”(融点約225℃)です。 アメリカでは、主に”ナイロン66”が生産されているが、日本では”ナイ

                        ナイロン繊維(nylon fiber)についてゴム紐の専門家が説明します
                      • 平ゴム(ひらごむ)について、ゴム紐の専門家が説明いたします | ゴム紐・平ゴム製造販売津田産業

                        平ゴムとは何ですか?について説明します。最も簡潔な説明をするとすれば、平ゴムとは切り口の断面が平らな平断面のゴム紐です。 平ゴムを種類分けすると、主なものには、織ゴム、編ゴム、コールゴムがあります。 平ゴムの読み方は?読み方は、「ひらごむ」です。 断面が平たい(ひらたい)ゴムひもだから、そう呼びます。 丸断面のゴム紐は、丸ゴム(まるごむ)といいます。 石川県かほく市は、日本国内で有数の平ゴム産地です。 細幅の繊維製品であるゴム紐(ゴムひも)関連では、(検索サイト上で)一番のビッグワード(big word)は「ゴム紐(ゴムひも)」です。 ゴム紐とは、細幅の繊維製品の内、伸縮する「ゴムひも製品」と、伸縮しない「ひも製品(組紐・テープ・リボン・綾竹)」の両方を指しています。 (細幅の「ゴム」と「紐」の全ての製品を指します。) その、伸縮する細幅の「ゴムひも製品」の中で、おおまかに大別すると、断面

                          平ゴム(ひらごむ)について、ゴム紐の専門家が説明いたします | ゴム紐・平ゴム製造販売津田産業
                        • アニメ「ドラゴンボール」オフィシャルサイトに化学・材料学科の荒木 潤 教授ら監修・執筆記事が掲載-2021.10.18|信州大学 繊維学部

                          集英社の「ドラゴンボール」オフィシャルサイト内のコラムのコーナーにおいて、「ベジータが大猿化しても破れない戦闘服は可能か?」という問いに対して、繊維学部教員が執筆および監修した記事が公開されました。 繊維学会の元会長をはじめ、高分子・繊維の物性、服飾科学、繊維感性工学など日本の繊維分野を代表する研究者が繊維科学のあらゆる観点から考察を重ねています。作中記事を高寺 政行 教授、金井 博幸 准教授、堀場 洋輔 准教授(いずれも先進繊維・感性工学科)、ほか繊維学会所属の大学教員総勢7名で協力して執筆し、荒木 潤 教授(化学・材料学科)が監修しました。 【専門家が考察】大猿化しても破けない!あの戦闘服は何でできている? 前編:https://dragon-ball-official.com/news/01_556.html 後編:https://dragon-ball-official.com/n

                          • 快適歩行、ロボットが“足”スト 信州大発ベンチャー、上高地で実証実験:中日新聞Web

                            信州大繊維学部発のベンチャー企業「アシストモーション」(上田市)は十一日、歩行を支援するロボット「curara(クララ) WR−P」の実証実験を松本市安曇の上高地で実施した。医療現場でのリハビリや足が不自由な高齢者らの観光などに生かしてもらう考えで、二〇二二年にかけて実用化と販売を目指す。 (大塚涼矢)

                              快適歩行、ロボットが“足”スト 信州大発ベンチャー、上高地で実証実験:中日新聞Web
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