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義和団事件の検索結果1 - 24 件 / 24件

  • 【保存版】世界史に影響を及ぼした人物ランキングベスト100【世界史入門】~歴史が苦手な人にこそ読んで欲しい~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

    俺は世界史の面白さをもっと世に広めたいと思っている。 そう思って始めた「俺の世界史ブログ」だが、このブログのあらゆる方面からのトップ10記事に世界史の記事が並んだことはほとんどない。 上位に並ぶのはこのブログの看板と言ってもよい「ベスト100シリーズ」の記事であったり、日本の現状に物申す系の記事だったりする。 www.myworldhistoryblog.com www.myworldhistoryblog.com www.myworldhistoryblog.com これはこれでありがたいことなのであるが、やはり世界史ブログたるもの世界史記事をメインにしたいという思いがある。 そしてこのブログのキャッチコピーが「世界史を面白く」なので、できるだけ面白く読めるようにしたい。 そんな想いもあり、今回は当ブログ初の世界史をテーマにベスト100シリーズを作成することにした。 実際に作ってみるとあ

      【保存版】世界史に影響を及ぼした人物ランキングベスト100【世界史入門】~歴史が苦手な人にこそ読んで欲しい~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
    • 閲覧注意!世界史に名を轟かす悪女ランキングトップ50!~シンデレラは悪女になった?~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

      きれいなバラには棘があるというけれども、その美しい容姿の裏に猛毒を抱え込んだ女性がいる。 彼女らは悪女と言われしばしば歴史の表舞台に現れては大暴れをするわけだが、恐ろしさの中にもどこか魅力を感じる人物ばかり。そこで今回はそんな世界史に名が残るような悪女たちの伝説をまとめてみたいと思う。 ちなみにこの前文は記事が書き終わってから書いている訳だが、書いた感想としてはこんな感じになっているかなと思う。 50位~35位:悪女と言ってもねぇ、誰でもそういう部分はあるからねぇ、そうでもないような気がするねぇ 34位~25位:うん、これは悪女だね 24位~8位:ヤバイ、背筋が凍るレベルだ… 7位~1位:規模が違い過ぎて現実感がない。段々感覚がマヒしてくる 特に後半はどこか遠くで起こったのことのように感じてくるし、自分の中の常識も段々と亡くなってくるのだけれど、恐ろしいことにこの記事に記載されていることは

        閲覧注意!世界史に名を轟かす悪女ランキングトップ50!~シンデレラは悪女になった?~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
      • 直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)

        日本SF界の注目作家・小川哲による巨編歴史小説『地図と拳』が第168回直木三十五賞を受賞した。日露戦争後からの半世紀、満洲​のとある町という絶妙な舞台で、歴史・地理・風俗・文化の背景が緻密に描かれ、そこにダイナミックなドラマが展開するこの作品は、一読した読者を強力に惹きつけている。 この壮大な歴史ドラマはいかにして作られ得たのか。実は、作品の歴史考証には、ある中国史研究者が協力していた。『馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国』(講談社学術文庫)の著者である澁谷由里氏がいま語る、創作と考証をめぐる秘話。 作家の「ツボ」を衝いた? カルト集団事件の研究書 第168回直木三十五賞受賞作『地図と拳』(集英社刊)の歴史考証を、『小説すばる』での連載開始前から単行本刊行までの約4年間、筆者は手がけてきた。「満洲もの」を書きたいと志した著者の小川哲氏が、拙著を読まれて、担当編集者とともに筆者の研究室を訪ねて

          直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)
        • ウクライナとロシアの未来──2022年のあとに|ミハイル・シーシキン/奈倉有里訳|コロナの時代の想像力

          ミハイル・シーシキンは、ウクライナ人の母、ロシア人の父をもつ作家。発表した作品はいずれも多くの言語に翻訳され、国内外で高く評価されてきた。 代表作『手紙』(新潮クレスト・ブックス、2012年)は、恋人たちが時空を超えて交わす書簡から、現代のロシアと義和団事件当時の中国が折り重なり、戦争のむごさに抗い人と人とをつないでいく「愛」の力が伝わってくる長篇小説だ。ほかに短篇「バックベルトの付いたコート」が、最近刊行された魅力的なアンソロジー、沼野充義・沼野恭子編訳『ヌマヌマ――はまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』(河出書房新社、2021年)に収録されている。 シーシキンはこれまで度々ウクライナとロシアの国家間対立について文章を発表してきたが、今回、2022年のウクライナ侵攻に際してメッセージを日本の読者のために寄せてくれた。それを訳出するとともに、関連するシーシキンの2つの文章(『すばる』

            ウクライナとロシアの未来──2022年のあとに|ミハイル・シーシキン/奈倉有里訳|コロナの時代の想像力
          • ウクライナは「満州国」に? 中国近現代史家が憂えるいつか来た道 | 毎日新聞

            大国が隣国を武力で脅し、言うことを聞かなければ軍を進めて意のままにする――。ロシアのウクライナ侵攻の意図を一言で言えばそんなところだろうか。この手法は、戦前・戦中の傀儡(かいらい)国家「満州国」(現在の中国東北部)建国をはじめとする、旧日本軍の中国でのやり方に似ているとの見方がある。否定されたはずの大昔の帝国主義的手法が21世紀の今になって復活してしまったともいえそうだが、歴史の教訓から得られるものはないだろうか。愛知大学非常勤講師で、日中戦争や同時期の対日協力政権(傀儡政権)史に詳しい広中一成さん(43)に聞いた。【聞き手・増田博樹/デジタル報道センター】 ――今回のロシアのウクライナ侵攻をどう感じていますか。 ◆中国近現代史を研究する身としては、どうしても過去の日本の中国への侵攻を重ね合わせて見てしまいます。もちろん今回はSNSやサイバー攻撃もあるうえに、一方の当事者が核保有国でもあり

              ウクライナは「満州国」に? 中国近現代史家が憂えるいつか来た道 | 毎日新聞
            • およそありうべき最善でただひとつの結末——『月球植民地小説』について - 暁命堂雑記

              もう5年以上まえ、まだ大学生だったころに書いた文章がみつかった。卒論の構想すら立っていなかったころだ。いま見返すと、あまりスマートではないし、よくないかたちで「批評」の影響を受けている——率直にいうと毒されている——感じが否めない(もちろん「批評」自体はよいものだ)。とはいえ、最低限ポイントを押さえているようには見えるし、扱っている小説もまあ珍しいものなので、ここに置いておくくらいならよいかと思った。あまりこのブログを見ているひともいないだろうから、いわば公の場に死蔵するといったところだろうか。 *** 空を飛んで旅をする、だって ! あいつは今、鷲をうらやましがっているんだ。でも、そんなことをさせちゃだめだ ! わしはやめさせてみせる。あいつに好きなようにさせておくと、いつか月にむかって飛んでいってしまうぞ! ーージュール・ヴェルヌ『気球に乗って五週間』 ケン・リュウ(劉宇昆)の短編集『

                およそありうべき最善でただひとつの結末——『月球植民地小説』について - 暁命堂雑記
              • 教科書では書かれない「もう一つの明治史」~『ある明治人の記録』を読む

                この記事では、柴五郎さんの自伝「ある明治人の記録」を紹介します。 柴五郎さんは会津藩出身。戊辰戦争での悲惨な戦い、その後の苛烈極まる仕打ちを生き延びて陸軍に進みます。 のちに、義和団事件では抜群の働きをするのですが、 ここで彼が書くのは、幕末から西南戦争にかけて、彼と家族達がどう生き抜いたのか、ということです。 今読んでいる『いっきに学び直す日本史』ではオミットされた会津側の人々が、維新後どのように生き抜いたか…これが昔の文体(これを文語体、というのかなぁ)で書いてある本です。 帯には『涙なくしては読めない維新「敗者」の回顧録』と書かれていますが、それが全く誇張ではない。 当時まだ7歳かそこいらの柴少年が経験した体験は、今42の僕から見ても苦難の道そのものでした。 会津がかわいそうじゃないか… 幕末、テロが横行する中、京都守護職で治安維持に粉骨砕身し、孝明天皇からも高く評価された松平容保公

                  教科書では書かれない「もう一つの明治史」~『ある明治人の記録』を読む
                • 【御朱印】靖国神社に行ってきました|東京都千代田区の御朱印 - ウミノマトリクス

                  今回は、東京都千代田区九段北にある「靖国神社」(やすくにじんじゃ)に行ったので、そのレポートを書きたいと思います。 靖国神社の特徴 靖国神社 御朱印マトリクス 見どころ:9.0点/10点満点中 ※個人的な意見 歴史:1869年 (創建されたとされる年) 靖国神社マトリクス 比較しやすいようにマトリクスを作ってみたよ あくまでもこのブログとしての見解だからね 靖国神社の特徴 靖国神社の特徴 戦争で国家のために亡くなった人を神様(英霊)とする神社。 度々ニュースにもなる神社。 資料館の遊就館もおすすめです。 また「東京五社」の一社です。 目次 靖国神社の特徴 御朱印マトリクス 靖国神社の特徴 目次 筆者プロフィール 靖国神社の場所 靖国神社に訪れた日 2020年12月9日(御朱印帳を購入) 2019年8月15日(創立150年限定御朱印) 2017年7月16日(みたま祭り限定御朱印) 場所 靖国

                    【御朱印】靖国神社に行ってきました|東京都千代田区の御朱印 - ウミノマトリクス
                  • GHQに封印された支那事変の真実~~武藤貞一著『日支事変と次に来るもの』

                    盧溝橋事件直後に出版されたベストセラー 前回に引き続いて武藤貞一のGHQ焚書を紹介したい。以前にも書いたが、武藤貞一は 戦前の昭和十一年から「大阪朝日新聞」の論説委員となり、「天声人語」欄を執筆。昭和十四年に「報知新聞」の主筆となり、戦中の昭和十七年に読売新聞社編集局顧問となっているジャーナリストで、今回紹介させて頂く書籍は『日支事変と次に来るもの』(GHQ焚書)である。タイトルの「日支事変」は、戦後の教科書などでは「日中戦争」と書かれているが、当時は「支那事変」あるいは「北支事変」とも呼ばれていた。 この本が刊行されたのは昭和十二年(1937年)九月七日で、支那事変のきっかけとなった盧溝橋事件からちょうど二か月後にあたる。私の手元にある本は同年九月十五日の日付で第四刷となっているが、当時の新潮社の書籍は印刷部数が明記されていて、初刷五万部、二刷二万部、三刷三万部、四刷三万部とあり、わずか

                      GHQに封印された支那事変の真実~~武藤貞一著『日支事変と次に来るもの』
                    • 1月30日、日英同盟協約成立 - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

                      紳士の国イギリス。 サッカー発祥の国、イギリス。 夏目漱石が留学していた国、イギリス。 マナーをとても重視している国、イギリス。 紅茶の国なのに、アイスティーがないイギリス。 明治時代、日本にとって、イギリスは憧れの国でした。 明治33(1900)年、夏目漱石は第五高等学校在学中に、文部省から2年間の英国留学を命ぜられました。 漱石はロンドン大学へ通い、講義を受けました。 当時の東京駅周辺は原っぱでしたが、ロンドンではすでに地下鉄が開通していました。 漱石は西洋文化と日本文化の違いに直面しますが、西洋文化の受容形態に疑問をもつようにもなります。 リンク その頃日本はロシアの勢力拡張に脅威を感じていました。 ロシアは北清事変(義和団事件)が収まったのちも十数万人の大軍を満州にとどめ、事実上、満州を軍事占領し、さらに清国と露清密約を結んで南下する気配を示していました。 韓国を勢力下におこうとし

                        1月30日、日英同盟協約成立 - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ
                      • 日中戦争 「野砲兵の日記」

                        日中戦争に従軍経験のある父が他界後、戦場で書かれた日記・随想が残されていました。 判読してみると、日中戦争が始まった当時の戦場のようすを伝える貴重な記録だったことが分かり、公開することにしました。 以下の内容は、令和3年2月22日に大阪狭山市の熟年大学でスピーチさせて頂いたときの原稿と配布資料を合体させたもので、 日記を拾い読みしながら、日中戦争が始まった頃の戦場のありさまをご紹介しています。 なお、日記の全体については上のメニューバーから「PDF資料集」をご覧ください。 ★★★ 各PDFファイルを大幅に加筆訂正しました(2022/12/28) ★★★ 朝鮮の兵営へ ゲストスピーカーを仰せつかりました髙田と申します。今日はよろしくお願い致します。 私は歴史については全くの素人でございますが、たまたま私の父が戦争に行っていた時に、戦場で書いていた日記が手元に残っていました。 昨年(令和2年)

                        • GHQに焚書処分された満州関連書籍に何が書かれているのか~~長与善郎著『少年満州読本』

                          「満州」という言葉はもともとは地名ではなく民族名として用いられていたのだが、この言葉が地名の意味を持つようになったのは19世紀に入ってからのことで、清国を支配した満州族の居住地域を、西欧で「マンチュリア(Manchuria)」と呼ばれるようになり、これに対応して漢字文化圏でも「満州」と呼ぶようになったとされる。 以降「満州」は中国東北部を指すようになったのだが、この地は満州族の故地であり、もともと人口が少ないうえに清国が出来て、漢民族を統治するために支配階層が北京に移り住んだことで、さらに人口が減少していた。そこで清朝皇帝は、満州族の故地である満州に漢人が住み着くことがないように、この地域を「封禁の地」として漢人が立ち入ることを禁止したという。そのために清の時代には満州の広大な地域に人口がわずかしかいなかったのだが、清国が弱体化していくと、「封禁の地」であった満州を諸国が狙うようになった。

                          • デマ屋・名越二荒之助を信じるな!:「国際軍事会議でインドネシアのムルトポ准将が韓国を叱責して日本を絶賛」はデマである : 脱「愛国カルト」のススメ

                            <今回のデマ> アジアの安全保障会議で韓国が日本批判を展開し、インドネシアのムルトポ准将がそれを叱責した。日本の戦争の正しさは韓国以外のアジアの国々が認めている。<事実> ネタ元は「アインシュタインが日本を世界の盟主と絶賛」というデマや、「パラオの国旗は日本の真似」というデマを広めた名越二荒之助。名越がソースという時点で怪しすぎ。「アジアの安全保障会議」というが、何年何月何日に開かれたどの会議なのか全く謎。同じ名越の本でも記述が変遷しており、名越以前に出版された本で同じ内容が記載されているという情報もなく、名越の創作と考えるのが妥当。ネットで出回っている「世界の大物が日本の大東亜戦争を高く評価」という類の話の多くが名越が出典で、それ以上情報ソースが辿れない。名越が出典であるものを信用してはいけない。 ~名越二荒之助の「ムルトポ発言」~ 前回、「『ASEAN会議に韓国が唐突に日本批判を展開し

                              デマ屋・名越二荒之助を信じるな!:「国際軍事会議でインドネシアのムルトポ准将が韓国を叱責して日本を絶賛」はデマである : 脱「愛国カルト」のススメ
                            • ペンタゴン下請けのメディア 大本営発表から変わらぬ体質見せるウクライナ報道 反省なき戦後出発から今日に | 長周新聞

                              ウクライナとロシアの戦争をめぐるメディア報道が画一化し、その情報源が戦争の一方の当事者であるウクライナ当局または米国当局発表に偏り、客観性や中立性、冷静さを失った扇情的プロパガンダに染まっている。日本でもNHKから民放、各新聞社に至るまでロシア(プーチン)悪玉論に染まり、ウクライナ擁護、さらには「ウクライナ支援」と称して武器供与を継続する米国側に与した論調で埋め尽くされ、紛争の原因を解き明かし、双方の主張から妥協点を探り出して早期停戦を促そうとする意見は「侵略を肯定するもの」と見なして排斥される。その熱狂に染まった世論操作は、第三者としての冷静な視点を奪い、日本政府による対ロ経済制裁やウクライナへの装備品供与、隣国との緊張を煽って改憲、軍備拡張へと舵を切ることをバックアップしている。それはかつての戦争で国民を破滅の道へと導いた大本営発表(戦時報道)を彷彿とさせており、不偏不党や中立報道を装

                                ペンタゴン下請けのメディア 大本営発表から変わらぬ体質見せるウクライナ報道 反省なき戦後出発から今日に | 長周新聞
                              • 世界史講義録

                                『世界史講義録』に、文章の整理と校正をほどこして、ほぼ完全書籍化。 107回以後は書き下ろし。2分冊となりました。 皆さんに重宝される本になることを願っています。枚数制限なしで出版をしていただいた学研教育出版さんに感謝。 これは、私の高校世界史の授業を記録したものです。語り中心で、生徒達に世界史の面白さを伝えようと意識した授業です。あらゆるネタをかき集め、時には、俗説、珍説、奇説、私説をまじえながら、「見てきたような」話で生徒を引きつけようというわけです。脱線話も含め、可能な限り忠実な再現を試みています。ですから、少々くどいところもありますし、各ペ−ジは、長文です。しかし、実際の授業の雰囲気を伝える手段と考えています。世界史の面白さ、楽しさを、伝えることが出来れば幸いです。(1999.3.19) 金岡新 世界史講義録 第1回 最初の授業(1999.4.12) 第2回 人類の登場(1999.

                                • 英米が仕掛けた「排日」に中国人が積極的に取組み「抗日」に至った経緯

                                  前々回の「歴史ノート」で長野朗の『支那三十年』(GHQ焚書)を紹介させていただいたが、英米が仕掛けた「排日運動」に、その後中国人自身が積極的かつ組織的に取り組むようになり「抗日」に発展していった。今回は、その経緯についてもう少し詳しく観ていくこととしたい。 英米が仕掛けた「排日」と「親英米」の効果 長野朗は昭和十六年に上梓した『民族戦』(GHQ焚書)で次のように述べている。 …日清戦争までは、支那は大国として日本を蔑視し、日本はまた支那に敬意を表していたが、日清戦争の結果、その地位は顚倒した。次いで北清事変*、日露戦争を経て日本の地位が益々向上するにしたがい、支那はその積弱(せきじゃく:だんだんダメな国になっていること)を暴露してきた。 かくて日本が朝鮮を合邦し、関東州**を得、満鉄によって満州に進出し、さらに日独戦***により山東にまで迫るに及び支那の恐怖は漸く増大した。彼らは日本の進出

                                    英米が仕掛けた「排日」に中国人が積極的に取組み「抗日」に至った経緯
                                  • わが国が開拓した満州を狙っていた国々

                                    わが国が「満州」の開拓を始めた歴史的経緯 「満州」という言葉は「州」の字が付くことから、地名と誤解されることが多いのだが、中国語では土地の名前ではなく民族名、即ち満州民族を意味している。しかしながら、清国を支配した満州族の居住地域を、英語で「マンチュリア(Manchuria)」と呼ばれるようになり、それに対応してわが国でも中国東北部を「満州」と呼ぶようになったとされる。 『大満洲国建国紀念写真帖』昭和9年刊 より 上の画像は1932年に成立した「満州国」の地図で、清国の「東三省」*(トウサンショウ:黒竜江省、吉林省、奉天省の三省)及び内蒙古、熱河省を領土としていた。本来は「満州」という言葉は、満州族の故地である清国の東三省を意味するが、わが国では「満州国」の領土を指すことが多いと言う。 *東三省:この地名は戦後は用いられていない。また奉天省は今は「遼寧省」と呼んでいる。 戦後のわが国におい

                                      わが国が開拓した満州を狙っていた国々
                                    • センター世界史で必要最低限の年号を語呂で覚える(1 東アジア) - ぶんぶんの進路歳時記

                                      はじめに 前回近畿大学の回で「時代を特定するための軸年号」という話をしました。 HPを開設した折にはプリントを載せようと企画していますが、ブログの方が手っ取り早いのでこちらで少し紹介しようと思います。 市販の年号語呂合わせの参考書はよくできていますが、分量的にちょっと多いかなと感じたので厳選しました。通学時間、センター試験へ行く電車の中(笑)で見ていただければ幸いです。 年号の語呂は一般的な言葉なので著作権は発生しないと思いますが(登録商標にしている人っているの?)参考にさせてもらっているページをあげます。 納得して覚えるための 世界史年代☆ゴロ合わせ 私も年号語呂は事項を連想させるもの、関連事項を組み込んだもの、かつ記憶しやすい「言葉として語呂のよいもの」をモットーにしています。 第1回は東アジア編、中国史のマスト年号です。 楊貴妃です。玄宗陛下に取り入り一族を優遇してもらったから「非難

                                        センター世界史で必要最低限の年号を語呂で覚える(1 東アジア) - ぶんぶんの進路歳時記
                                      • 中国は米国の術中にはまった?外交トップ会談で甦る「120年前の屈辱」

                                        ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資本の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹の猫の里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビジネス最前線について上海を中心に

                                          中国は米国の術中にはまった?外交トップ会談で甦る「120年前の屈辱」
                                        • 歴史上最強の悪女!清の「西太后(慈禧)」という生きざまについて - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

                                          暴君と暗君は違う。暗君は国家の大事に何もせずにいて衰退もしくは滅亡を招く存在であるが、暴君は意図的か否かは別として政治に積極的に介入することで国の衰退や滅亡を招く。 前者の代表は宋の徽宗や明の天啓帝で、後者の代表は隋の煬帝や秦の始皇帝であろう。 しかしいかなる暴君や暗君が現れようとも、中国は一定の文化や社会を守り続けた。途中何度も漢民族以外の民族が為政者となったが、それでも中華帝国としての威容は保てていた訳である。 秦が滅びれば漢が出来た、隋が滅びれば唐が出来た。 始皇帝が皇帝を名乗ってから2000年以上が経ち、中華帝国はついに滅びようとしていた。 果たして中華帝国を滅ぼしたのは誰であろうか? 西太后、感豊帝の妃となる 西太后とは日本でよく使われる名称で、中国では「慈禧」と呼ばれることが多く、出自は満州族の「エホナラ部」であったと言われる。 清王朝の決まりとして、妃は女真族(満州族)から選

                                            歴史上最強の悪女!清の「西太后(慈禧)」という生きざまについて - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
                                          • 世界史講義録

                                            『世界史講義録』に、文章の整理と校正をほどこして、ほぼ完全書籍化。 107回以後は書き下ろし。2分冊となりました。 皆さんに重宝される本になることを願っています。枚数制限なしで出版をしていただいた学研教育出版さんに感謝。 これは、私の高校世界史の授業を記録したものです。語り中心で、生徒達に世界史の面白さを伝えようと意識した授業です。あらゆるネタをかき集め、時には、俗説、珍説、奇説、私説をまじえながら、「見てきたような」話で生徒を引きつけようというわけです。脱線話も含め、可能な限り忠実な再現を試みています。ですから、少々くどいところもありますし、各ペ−ジは、長文です。しかし、実際の授業の雰囲気を伝える手段と考えています。世界史の面白さ、楽しさを、伝えることが出来れば幸いです。(1999.3.19) 金岡新 世界史講義録 第1回 最初の授業(1999.4.12) 第2回 人類の登場(1999.

                                            • 浮世博史『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・近代~現代篇』「はじめに」公開|幻戯書房編集部

                                              2020年3月25日、幻戯書房は浮世博史著『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・近代~現代篇』を刊行いたします。 本書は2月既刊『古代~近世篇』に続く完結編です(『古代~近世篇』の「はじめに」と目次はこちら)。 近現代という時代は、前巻が扱う近世までと比べると、より「世界史と連動した日本史」「世界史の中の日本史」という観点が重要になってきます。と同時に、「歴史観」が「政治観」と重なりやすく、イデオロギーとも結びつきがちな分野といえるでしょう。デリケートな話題だと感じて、つい敬遠してしまう――そんな読者をターゲットに、商売上手な方も活躍しているジャンルです。 今回の『もう一つ上の日本史』全二冊は、日本の歴史教育に対する一般的な不満として、「教科書の記述は変わるから信用できない」という声に『古代~近世篇』で、「教科書は戦後(左翼orリベラル)史観に支配されている」という声に『近代~現代

                                                浮世博史『もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・近代~現代篇』「はじめに」公開|幻戯書房編集部
                                              • 『ある明治人の記録 改版 - 会津人柴五郎の遺書』(中央公論新社) - 著者:石光 真人 - 中野 翠による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                明治維新に際し、朝敵の汚名を着せられた会津藩。降伏後、藩士は下北半島の辺地に移封され、寒さと飢えの生活を強いられた。明治三十三年の義和団事件で、その沈着な行動により世界の賞讃を得… 明治維新に際し、朝敵の汚名を着せられた会津藩。降伏後、藩士は下北半島の辺地に移封され、寒さと飢えの生活を強いられた。明治三十三年の義和団事件で、その沈着な行動により世界の賞讃を得た柴五郎は、会津藩士の子であり、会津落城に自刃した祖母、母、姉妹を偲びながら、維新の裏面史ともいうべき苦難の少年時代の思い出を遺した。『城下の人』で知られる編著者が、その記録を整理編集し、人とその時代を概観する。 この連載では、できるだけ小説作品に限定して書くつもりでいたのだが……このニカ月あまりは奇怪な宗教集団のことで頭がいっぱいになってしまって、なかなか小説=フィクションものを読む気分になれなかった。現実に起こっていることのほうが濃

                                                  『ある明治人の記録 改版 - 会津人柴五郎の遺書』(中央公論新社) - 著者:石光 真人 - 中野 翠による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                • 米国人講師4人はなぜ中国で刺されたか?吉林省の公園で白昼に襲撃、当局は偶発事件として処理するが背景を探ると… | JBpress (ジェイビープレス)

                                                  6月10日、吉林省吉林市の北山公園で米国人4人を含む5人が、失業中の中国人男(55歳)に突然刺された。白昼、観光地でおきた外国人襲撃事件に、国際社会は騒然とした。 だが中国国内で公式報道はほとんどなく、その代わりネット民の間では「現代版義和団事件か」(義和団は清朝末期に排外主義運動を主導した宗教的秘密結社)といった論評が広がった。 果たして、この事件は外国人を狙ったものだったのだろうか。もし、そうだとしたらなぜ、外国人が標的にされたのだろう。(JBpress) (福島 香織:ジャーナリスト) 事件の概要を振り返ると、6月10日、米アイオワ州のコーネル・カレッジから中国に学術交流として派遣されたデビッド・サブナーら4人の米国人講師が北山公園を観光していたところ、55歳の無職の男、崔大鵬に突然刃物で刺された。サブナーがアイオワテレビに語った内容によると、4人で北山を下山していたところ、突然叫び

                                                    米国人講師4人はなぜ中国で刺されたか?吉林省の公園で白昼に襲撃、当局は偶発事件として処理するが背景を探ると… | JBpress (ジェイビープレス)
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