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藤井聡太 棋譜 王将戦の検索結果1 - 40 件 / 64件

  • なぜ豊島将之は藤井聡太に6連勝したのか?【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第1章】

    取材・文/白鳥士郎 撮影/諏訪景子 豊島将之。 将棋界最高位タイトルである竜王。そしてドワンゴが主催した最後の叡王を獲得した、現代最強の棋士の一人。 将棋界で今、最も勢いがあるのは、藤井聡太二冠だろう。 ありとあらゆる記録を更新し続ける天才は、将棋界という枠を超えた有名人でもある。 豊島は、その藤井聡太に6連勝した。デビュー戦から29連勝したことで知られる藤井は、デビューしてから豊島に6連敗していたのだ。 現在、藤井に2勝以上で勝ち越している棋士は、豊島を含め5名しかいない。そのうち4人は1勝差であり、6勝1敗という圧倒的な戦績を残しているのは豊島だけだ。 しかし、豊島と藤井のレーティング(実力を数値化したもの)は拮抗している。数値上、ここまで対戦成績に差が出ることは考えづらいのだが……。 その理由の一端を今回、豊島自身の口から聞くことができた。 あまりにも長くなってしまったので3章構成に

      なぜ豊島将之は藤井聡太に6連勝したのか?【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第1章】
    • 王将戦の棋譜利用について

      将棋棋士の藤井聡太二冠の活躍などで将棋に対する関心が高まっています。これに伴い、YouTubeなどに棋譜(対局での駒の動かし方の記録)を再現した作品をアップロードするなど、個人で棋譜を利用する人も増えています。そこで、王将戦を主催する毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社、日本将棋連盟は「王将戦における棋譜利用のガイドライン」を作成しました。利用される場合は、以下のガイドラインに沿って日本将棋連盟に申請してください。 王将戦における棋譜利用ガイドライン 2020年12月14日 日本将棋連盟 毎日新聞社 スポーツニッポン新聞社 1.ガイドライン制定の目的 王将戦主催者(日本将棋連盟および毎日新聞社・スポーツニッポン新聞社)は、日本の伝統文化である将棋の普及発展を推進するため、王将戦を運営しています。棋戦の対局記録である「棋譜」について、主催者は新聞、出版物、電子媒体、放送媒体で独占的に掲載・利用

        王将戦の棋譜利用について
      • ラスボス豊島将之竜王(30)藤井聡太二冠(18)に圧巻6連勝 王将戦リーグ2回戦で大逆転勝利(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        10月5日。大阪・関西将棋会館において▲豊島将之竜王(30歳)-△藤井聡太二冠(18歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は20時56分に終局。結果は171手で豊島竜王の勝ちとなりました。 これでリーグ成績は豊島2勝0敗、藤井0勝2敗となりました。 また両者の対戦成績は豊島竜王の6連勝無敗となりました。 豊島竜王、ドラマチックな大逆転勝利 豊島竜王先手で戦型は相掛かり。午前中に9分しか使わなかったことからも深い事前研究があることをうかがわせました。 昼食休憩が終わって再開後、藤井二冠が8筋に歩を垂らしたのに対して、豊島竜王は一転、長考に沈みます。 そして1時間16分を使い、飛の横筋をいかした受けの歩を打ちました。以下は双方ともに時間を使い合って、中段での押し合いが続きました。 豊島竜王はワイシャツの袖をまくって盤上を見つめます。対して藤井二冠は少し身体をゆらしながら、扇子を片手でく

          ラスボス豊島将之竜王(30)藤井聡太二冠(18)に圧巻6連勝 王将戦リーグ2回戦で大逆転勝利(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 「どういう錯覚なんだ」「エアポケットですね」渡辺明王将(37)王将戦第3局、最終盤での逸機を悔やむ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          【終局直後コメント】 渡辺明王将「なんか難しいかなとは思ってたんですけど、今日の昼のところは(69手目)▲5八玉でちょっとあんまり手がなくなってしまったんで。うーん、なんかどうだったかなという感じで。(直前の68手目)△3二玉とか寄ったあたり、どうだったかなと思いながらやってましたけど。(1日目の進行は)まあ一局にはなったかなと思ったんですけど。(3連敗となったが次局に向けて)やることは変わらないので、次が特別なにか、ということはないです」 (感想戦では最後、117手目▲9三歩の王手に対して△8三玉の代わりに△9三同玉の順が検討された) (以下、感想戦の言葉を抜粋) 深浦「最後△9三同玉は(▲4八角と)遠見の角の形になるんですか?」 渡辺「これ取るのか」 藤井「それはそうですね」 渡辺「いや、最初自分から上がる手(△9二玉ではなく△9三玉)は歩(▲9四歩の王手)で負けだと思って読んでるから

            「どういう錯覚なんだ」「エアポケットですね」渡辺明王将(37)王将戦第3局、最終盤での逸機を悔やむ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • あきれるほど将棋の強いYouTuberのアゲアゲさんがプロ編入試験を受けるまで(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            将棋大会の片隅で それはいつもと変わらない、将棋大会の光景のように見えた。 8月31日。筆者は令和最強戦という、アマチュアトップクラスの強豪が集う将棋大会の観戦に訪れた。 筆者にとっては、知らない顔の若者が増えつつあった。とはいえ、人は変われど、やっていることは変わらない。人の雰囲気も、さほど変わらない。それは何十年と変わらない、将棋大会の光景のようにも見えた。 「どうしたの? あっ、『時の人』を見に来たんだな」 久々にアマ大会に顔を出した筆者を見て、大学将棋部の先輩から声をかけられた。 そうなんです。まさに、「時の人」に会いに来たのだった。 筆者は「アゲアゲさん」こと、折田翔吾にインタビューを申し込んでいた。 折田はいま、将棋界という枠を超えて、時の人になりつつある。 8月30日、折田はプロ公式戦で勝ち星をあげ、10勝2敗の成績を収めて、プロ編入試験の条件をクリアした。 遠い昔の1944

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            • 将棋がファム・ファタールだと思ってた藤田麻衣子さん(元女流棋士)が連珠に出会ってA級に入るまで(1)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              ――いやあ、なんだかすごいですね! ただ、私は連珠のことはよくわかりません。そこで今日は「将棋のことはなんだかよくわからないけれど藤井聡太さんに下世話な質問をするインタビュアー」みたいな感じでいきたいと思います! 藤田「はーい(笑)」 ――フリーライターの松本です。よろしくお願いします。連珠のA級ってどれぐらいすごいんですか? ぶっちゃけ、いくら儲かるんですか? 藤田「(待ってましたという感じで)えっ!その話、今日させてもらえるんだ? 連珠って公益社団法人なんだけど、プロ組織ではなくて、立場上はアマチュアなのね」 ――アマチュアっていうのは、囲碁や将棋のプロとは違って、対局料や賞金が発生しないという意味ですね。プロの定義は簡単ではないですが、たとえば将棋だと、養成機関を優秀な成績で抜けた将棋専業の棋士、女流棋士というプロがいます。一方で連珠は、皆さんそれぞれの立場があって、競技に参加してる

                将棋がファム・ファタールだと思ってた藤田麻衣子さん(元女流棋士)が連珠に出会ってA級に入るまで(1)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • 【インタビュー】【羽生善治九段】才能と努力、両方なければ棋士にはなれない - ライブドアニュース

                「才能があるな、才能を感じるな、と思う棋士の先生のお名前を教えてください。」 「努力家だな、と思う棋士の先生のお名前を教えてください。」 「ご自身を客観視したときに『才能型』『努力型』どちらに分類されますか?」 今回、8人全員に同じ質問を投げかけた。 永世七冠、タイトル獲得数99期に国民栄誉賞。 羽生には過去幾度となく「才能と努力」に関する問いがぶつけられてきたであろう。 しかし、この日もくるくると表情を変えながら瑞々しい観点を披露するその姿に、筆者も自然と笑みがこぼれてくる。意表を突く回答にも、是非注目してほしい。 「タピオカミルクティー、美味しかったです。たまーに飲むんですよ。フフフ」 おやつに用意した流行のスイーツを美味しそうに口に含む。 羽生がふとこぼしたこの一言で、読者にも取材中の雰囲気を想像していただけるのではないだろうか。 きょう9月27日は、羽生善治49歳の誕生日。 ひとり

                  【インタビュー】【羽生善治九段】才能と努力、両方なければ棋士にはなれない - ライブドアニュース
                • 将棋界初の女性棋士誕生なるか? 西山朋佳三段(24)三段リーグ8勝2敗で暫定2位(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  1月5日、東京と大阪で奨励会の例会がおこなわれました。三段リーグでは女性会員の西山朋佳三段が連勝。8勝2敗で服部慎一郎三段と並び、トップグループに浮上しました。順位の差で、現在は2位。原則的に三段リーグの昇級枠は上位2人ですので、その中に入ったことになります。 三段リーグは半年に渡って全18回戦がおこなわれる長丁場。現在はまだ折り返し地点を過ぎた時点です。もちろん、まだまだこの先に何があるのかはわかりませんが、将棋界初の女性棋士(四段)誕生に向かってこれまでで最も近づいたところまで来た、とは言えるでしょう。 西山三段の過去の成績は以下の通りです。 初参加の2016年前期では最初から4連勝。3期目の2017年前期では途中まで6勝2敗という成績がありました。今回はその時以上のペースで勝ち進んでいるということになります。 三段リーグまで進んだ女性奨励会員は、西山三段の他には里見香奈三段(現女流四

                    将棋界初の女性棋士誕生なるか? 西山朋佳三段(24)三段リーグ8勝2敗で暫定2位(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 「パソコンを新しくして研究環境がガラッと変わった」渡辺明名人、防衛達成後記者会見全文(1)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                    ――いまの心境は。 渡辺明名人「年明けからやっぱタイトル戦(王将戦、棋王戦、名人戦)がずっと続いてきてたので。それがこの名人戦終わって一区切りというところなので。終わってホッとしている感じがいちばん強いですね、はい」 ――名人防衛の実感は。 渡辺「9時間、2日制の長丁場なので。その9時間っていうのはやっぱり名人戦だけの持ち時間なので。まあやっぱり、長い戦いだった、っていうのがいちばんですかね」 ――スコアは4勝1敗での防衛。 渡辺「今日の時点では3勝1敗でこの5局目迎えてたんですけども。まあでもやっぱりひとつ落とすと当然苦しくなっていくので。先後(第5局は渡辺先手)の兼ね合いもありますけど、ここの5局目っていうのはそんなに余裕がない状態では迎えていましたね」 ――今日の対局の勝因は。 渡辺「1日目から手が広い将棋だったんですけど。まずまず、まとめることができたのかな、っていう。大崩れしない

                      「パソコンを新しくして研究環境がガラッと変わった」渡辺明名人、防衛達成後記者会見全文(1)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                    • 藤井聡太七段(17)劇的な頓死で広瀬章人竜王(32)に逆転負け 史上最年少タイトル挑戦を逸す(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      11月19日。東京・将棋会館において王将戦リーグ最終局▲藤井聡太七段(17歳)-△広瀬章人竜王(32歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は19時42分に終局。二転三転の末に、最後は勝勢の藤井七段が王手に対する受けを誤り、頓死。126手で広瀬竜王の勝ちとなりました。 王将戦リーグの全ての対局を終え、広瀬竜王はトップの5勝1敗。渡辺明王将(35歳)への挑戦権を獲得しました。 【前記事】 30年ぶりの最年少記録なるか? 藤井聡太七段(17)王将挑戦をかけて広瀬章人竜王(32)と矢倉で対戦 藤井七段の誘導で、戦形は比較的古いスタイルの相矢倉となりました。昔から類似の進行があるにせよ、藤井七段は新しい視点からのこの戦形を選んだものでしょう。 角交換の後、過去の感覚であればじっと角を打ち込むところ、藤井七段は一歩を打ち捨てました。一歩を損する代わりに一手を得て、駒の損得よりもスピードを重視し

                        藤井聡太七段(17)劇的な頓死で広瀬章人竜王(32)に逆転負け 史上最年少タイトル挑戦を逸す(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 将棋ファンにとって悪手か…厳しすぎる「王将戦」ガイドラインに見え隠れする「新聞社」の危機感(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース

                        将棋界の一年を占う年初のタイトル戦を前に、ファンの間でとまどいが広がっている。 「王将戦」(主催:スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社)の第1局が1月10日、11日開催されるが、今回は『盤外』からも目を離せない。その理由は昨年12月に日本将棋連盟のホームページ上で公開された「王将戦における棋譜利用ガイドライン」にある。 【画像】藤井七段が指した驚愕の「△3一銀」 王将戦ガイドラインでは、個人や家庭内などの「私的利用」以外の棋譜利用すべてで申請を必要とし、SNSでの棋譜利用は「私的利用」に当たらないとするなどの内容が定められた。 その結果、将棋ファンは気軽に指し手をツイートすることも自粛せざるを得ないような事態になっている。ガイドライン公開後初のタイトル戦を迎え、指し手を見守る将棋ファンのネット上の動向などにどのような影響があるのか、注目を集めそうだ。 棋譜利用をめぐる問題は、2019年に将棋

                          将棋ファンにとって悪手か…厳しすぎる「王将戦」ガイドラインに見え隠れする「新聞社」の危機感(弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
                        • 【インタビュー】【糸谷哲郎八段】山崎さんは「クリエイター」、私は「アレンジャー」 - ライブドアニュース

                          糸谷哲郎。太陽の人だ。 時には苛烈。時には陽だまり。糸谷の周りにはいつも自然と人が集まり、笑顔が生まれる。 棋士。哲学者。今期からはさらにもうひとつ、棋士会副会長という重責が加わった。 3つの顔を華麗に使いわける一方、どれだけの思慮を巡らせ覚悟を背負うのだろう。 「才能と努力」という抽象的なテーマをぶつけたとき、どんな解釈を示してくれるのだろう。 第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグには、現在の将棋界を代表する個性豊かな7人の棋士が集結。今期、5度目の王将リーグに挑む糸谷は、「かき回し役ではダメ。そろそろ本命に」と勝負師としての顔をのぞかせる。 シリーズ第2弾は、多才で異才、30歳の頭の中をのぞいてみたい。 撮影/吉松伸太郎 取材・文/伊藤靖子(スポニチ) 「王将リーグ『才能と努力』」特集一覧2019年度も折り返し地点を過ぎました。前半は対局数が少ないですが、順位戦は1勝1敗。竜王戦は

                            【インタビュー】【糸谷哲郎八段】山崎さんは「クリエイター」、私は「アレンジャー」 - ライブドアニュース
                          • 【インタビュー】【三浦弘行九段】苦しいこともある。だけどいっぱい将棋を指せるのは幸せなこと。 - ライブドアニュース

                            2019年9月26日、将棋界は最年長で初タイトル獲得の新王位誕生に沸いた。 「自分も甘えていられない。負けたくないというよりは、励みになる」 発言の主は棋士・三浦弘行、45歳。 強いまなざしの奥は想像以上に優しく、穏やかさを湛えていた。 王将リーグへの参戦は5期ぶり。 強豪との対戦はもちろん、未来の将棋界を担う新鋭たちとの対局に誰よりも心を弾ませる。 若手棋士へ、期待と深い愛情を注ぐ三浦の才能観、努力観とは―? 多くの予想と同様に自らを「努力派」に分けた理由とは―? 仕事場では決して見せぬ、野球好きでユーモアな一面にもご期待いただきたい。 シリーズ第7弾では、真情と信念の人・三浦弘行の心の中をのぞいてみたい。 撮影/吉松伸太郎 取材・文/伊藤靖子(スポニチ) 「王将リーグ『才能と努力』」特集一覧5期ぶりの王将リーグ入りおめでとうございます。しかしながら、当然タイトルへの挑戦を狙う立場の三浦

                              【インタビュー】【三浦弘行九段】苦しいこともある。だけどいっぱい将棋を指せるのは幸せなこと。 - ライブドアニュース
                            • 藤井聡太七段(17)タイトル挑戦までついにあと1勝! 19日に広瀬章人竜王(32)と王将挑戦者決定戦(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              11月14日。大阪の関西将棋会館において王将戦リーグ▲藤井聡太七段(17歳)-△久保利明九段(44歳)戦がおこなわれました。棋譜はこちらの公式ページをご覧ください。10時に始まった対局は20時15分に終了。結果は157手で藤井七段の勝ちとなりました。 藤井七段のリーグ成績はこれで4勝1敗。初のタイトル挑戦まで、ついにあと1勝と迫りました。最終戦の▲藤井聡太七段(4勝1敗)-△広瀬章人竜王(4勝1敗)戦が挑戦者決定戦となり、勝った方が渡辺明王将(35歳)への挑戦権を獲得します。 藤井七段の勝利によって、ここまで3勝2敗の豊島将之名人、羽生善治九段が挑戦権を獲得する可能性はなくなりました。 久保九段は1勝4敗となって、リーグ陥落が決定しました。 【前記事】 王将位挑戦まであと2勝の藤井聡太七段(17)久保利明九段(44)の四間飛車を受けて立つ 後手番の久保九段の作戦は四間飛車から居飛車穴熊をけ

                                藤井聡太七段(17)タイトル挑戦までついにあと1勝! 19日に広瀬章人竜王(32)と王将挑戦者決定戦(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 「将棋は本当に楽しいです」 豊島名人(29)が豊島六段(20)だった頃の名言(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                2011年。久保利明王将(35)に豊島将之六段(20)が挑戦する王将戦七番勝負がおこなわれました(肩書、年齢は当時)。 豊島六段は20歳という若さ。1962年に加藤一二三八段(後に九段)が登場した際の22歳という記録を抜き、史上最年少での王将戦七番勝負登場、王将位挑戦でした。 2011年1月8日・9日。徳島県鳴門市の大塚国際美術館において、王将戦第1局がおこなわれました。 久保王将は得意の中飛車から、緩急自在の指し回し。対して豊島六段は終盤、鋭い反撃を見せて熱戦となります。久保王将は正確に読み切って、その鋭鋒をかわしました。豊島六段の健闘は光った。しかし、終わってみれば、久保王将の実力が遺憾なく発揮された、という一局でした。 1962年。若き加藤八段は、円熟の境地にあった大山王将の前に敗れました。 2011年。若き豊島六段にタイトル獲得のチャンスは十分あるかとも思われました。しかし、久保王

                                  「将棋は本当に楽しいです」 豊島名人(29)が豊島六段(20)だった頃の名言(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 羽生善治九段(52)史上最年長で王将リーグ全勝達成! 若き王者・藤井聡太王将(20)への挑戦権獲得!(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  11月22日。東京・将棋会館において第72期ALSOK杯王将戦・挑戦者決定リーグ最終戦▲羽生善治九段(52歳)-△豊島将之九段(32歳)戦がおこなわれました。 10時に始まった対局は18時38分に終局。結果は117手で羽生九段の勝ちとなりました。 リーグ成績は羽生6勝0敗、豊島4勝2敗。羽生九段は自身2度目となるリーグ全勝を達成しました。 羽生九段は自身が持つ王将リーグ全勝の最年長記録を大幅に更新して、52歳での快挙達成となりました。 羽生九段は王将位を通算12期を獲得し、永世王将の資格も保持しています。王将戦七番勝負登場は2015年度以来、7期ぶりとなります。 王将位12期も含め、羽生九段のタイトル通算獲得数は99期です。 羽生九段が今期七番勝負を制すると、タイトル通算100期に到達します。 藤井王将と羽生九段のタイトル戦番勝負での対戦は、今回が初めて。多くのファンが望んでいた夢の対決が

                                    羽生善治九段(52)史上最年長で王将リーグ全勝達成! 若き王者・藤井聡太王将(20)への挑戦権獲得!(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 【インタビュー】【豊島将之×糸谷哲郎】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                    秋空にカラカラと笑い声がこだまする。 対局時のピンと冷たく張り詰めた表情と、少年のようなあどけない笑顔のギャップに思わず吹き出しそうになる。 幼少時代から同じときを過ごし、同じ頂を目指す戦友にだけ見せる柔らかな表情は、マスク越しにも想像に容易い。 行雲流水、変化を恐れぬ孤高の戦人・豊島将之。 棋士同士の研究の場を退き、ソフト研究に注力し続けた後に感じた違和感。さらには時は流れ、AI研究の世界にはまた新たな風が吹いている。豊島はそれをどう読み解くのだろう。 ぐらぐら煮えたぎる情熱を抱く戦士・糸谷哲郎。 将棋の世界を深く愛し、将棋の神に愛されるフィロソファーは、その新しい波をどのように操るのだろう。 昨年に続き、8人の棋士のライフラインチャートも必見。 我々が知る由もない苦悩や喜び、想像をはるかに上回るレベルで安定した精神力の強さに感嘆するだろう。 まもなく開幕する第71期ALSOK杯王将戦挑

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                                    • 神童藤井聡太七段(17)完璧な名局で王者羽生善治九段(49)を降す 史上最年少王将位挑戦に大きく前進(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                      10月21日。東京・将棋会館において王将戦リーグ▲羽生善治九段(49歳)-△藤井聡太七段(17歳)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は19時15分に終局。結果は82手で藤井七段の勝ちとなりました。 リーグ成績は藤井七段が3勝1敗、羽生九段が2勝1敗となりました。 また同じ部屋で並んでおこなわれていた▲糸谷哲郎八段-△三浦弘行九段戦は糸谷八段が勝ち、両者は1勝2敗となりました。 【前記事】 天才・藤井聡太七段(17)39手詰を読み切って糸谷哲郎八段(31)に勝利 佳境の王将戦リーグ 羽生善治九段(49)25手詰を読み切って王将戦リーグ2連勝 次戦いよいよ藤井聡太七段(17)と対戦 天才少年、絶対王者を完勝で降す 両者は過去に公式戦では1度、2018年2月、朝日杯の準決勝で対戦しています。結果は藤井現七段の勝ち。その時の持ち時間は各40分の「早指し」でした。 それより持ち時間が長い対局

                                        神童藤井聡太七段(17)完璧な名局で王者羽生善治九段(49)を降す 史上最年少王将位挑戦に大きく前進(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                      • 藤井聡太挑戦者、不動駒わずか1枚の名局を制し王将戦七番勝負先勝 掛川城無敗の名将・渡辺明王将を破る(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        1月9日・10日。静岡県掛川市・掛川城二の丸茶室において第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第1局▲藤井聡太挑戦者(19歳)-△渡辺明王将(37歳)戦がおこなわれました。棋譜は公式ページをご覧ください。 9日9時に始まった対局は10日19時27分に終局。結果は139手で藤井挑戦者の勝ちとなりました。史上最年少五冠に向け、幸先のよいスタートです。 第2局は1月22日・23日、大阪府高槻市・山水館でおこなわれます。 掛川城対局でこれまで6戦全勝だった渡辺王将。ついに初黒星を喫しました。 両者の対戦成績は渡辺2勝、藤井9勝となりました。 藤井挑戦者の今年度成績は46勝10敗(勝率0.821)となりました。 長く続いた激熱の終盤戦 藤井挑戦者先手で戦型は相掛かり。41手目、8筋の歩を突いた手が新手法かとまず注目されました。 近年のタイトル戦では1日目でかなり手数が進むケースも増えました。しかし本局は

                                          藤井聡太挑戦者、不動駒わずか1枚の名局を制し王将戦七番勝負先勝 掛川城無敗の名将・渡辺明王将を破る(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 【インタビュー】【渡辺明×佐藤天彦】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                          「王将リーグ」に照準を合わせた"定点観測"を始めて3年。 振り返ればいかに安易に「激動」という言葉を使っていたか、ということを痛感する。 2018年は全8冠を8人が分け合う"激動"の戦国時代。2019年は均衡から3強へ"激動"の変換期。 今期のテーマ設定には多くの議論を重ねることとなった。2020年、世界が"激動"したからである。 しかし、正解はいつもシンプルだ。 今期のテーマは「ニューノーマル」。新たな常態・常識を指す言葉だ。 世界変動の波は将棋界にも等しく届き、新たな常態を生むこととなった。 1つ目は、研究・対局スタイルの変化。 同じ空間で互いに意見を交わす対面での研究会は、その場をオンライン上に移した。それは対局においても同じで勝負師たちに変化を求めた。 2つ目は、藤井聡太のタイトル獲得だ。 明日の情勢も見えず混沌とする日々のニュースの中、藤井聡太の躍進は人々を勇気づけ日本中を照らし

                                            【インタビュー】【渡辺明×佐藤天彦】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                          • 王将戦が滅茶苦茶盛り上がっていたことと、負けている盤面を見続けることの大事さ

                                            この記事で書きたいことは、大体下記の通りです。 ・プロ棋戦の「王将戦」第二局が感動するくらいの名局でした ・将棋観戦が面白いこともあって、将棋熱が何度目かの復活をしています ・将棋を指していると、単純にゲームとして面白いこともさることながら、実生活に役立つ示唆も色々と得られて大変楽しいです ・ところで先日、「将棋倶楽部24」に終局後の盤面評価機能が唐突に実装されました ・滅茶苦茶お手軽だし便利だし楽しみ方もバリエーション豊富なので、皆さんもこの機会に将棋どうですか 以上です。よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまいましたので、あとはざっくばらんに行きましょう。 皆さん、将棋って指しますか?あるいは、将棋観戦はしますか?面白いですよね、将棋。 ご存じの方も多いかと思うのですが、現在は将棋界の最高タイトルのひとつである「王将」を争う王将戦がまさに行われている最中でして

                                              王将戦が滅茶苦茶盛り上がっていたことと、負けている盤面を見続けることの大事さ
                                            • 「序盤、中盤、終盤、スキがない」と称えられた豊島将之六段(当時21歳)称えた佐藤紳哉六段(34歳)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                              豊島? 強いよね。序盤、中盤、終盤、スキがないと思うよ。だけど、おれは負けないよ。えー、こまたっ、駒たちが躍動するおれの将棋を、皆さんに見せたいね。 出典:2012年NHK杯、佐藤紳哉六段 多くを語る必要はないかもしれません。以上は将棋ファンでは知らない人がいないであろう、名台詞です。 2012年4月22日に放映されたNHK杯将棋トーナメント▲佐藤紳哉六段(当時34歳)-△豊島将之六段(21歳)戦。対局前のインタビュー映像で、佐藤六段は以上のように語りました。 身体を左右をゆらゆら揺らせながら、途中少しかんでしまうところまで、完コピできる人も多いでしょう。 まずは相手の強さを素直に称える。棋士の才能を表す際「序盤、中盤、終盤、スキがない」とは、ほぼ最大級に近い賛辞です。 その上で勇ましく「負けない」と口に出して決意を表す。謙譲が美徳の将棋界において、近年は特に見られなくなった姿勢でしょう。

                                                「序盤、中盤、終盤、スキがない」と称えられた豊島将之六段(当時21歳)称えた佐藤紳哉六段(34歳)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                              • 羽生善治九段、藤井聡太七段・・・これからの将棋界における「ゴールデンカード」といえば誰と誰の対戦か?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                「本当にゴールデンカードの対戦となりました」 第3回AbemaTVトーナメント、予選Dリーグ第2試合大将戦。司会の鈴木環那女流二段が番組冒頭で「ゴールデンカード」と紹介したのは、羽生善治九段-藤井聡太七段戦でした。 なるほど、これは「ゴールデンカード」と言われて納得感があります。 かたやタイトル通算99期、永世七冠を達成した将棋界のレジェンドです。 かたや史上最年少四段として鳴り物入りでデビュー、史上最高のハイペースで勝ち続け、史上最年少タイトル獲得の可能性がある新時代の覇者候補。 両者ともに現代将棋界を代表する大スターです。何をおいても、まず羽生九段-藤井七段戦を一番見たいという方は多いでしょう。 一方で羽生九段、藤井七段は現在ともに現役タイトルホルダーではありません。校正者的な観点からすれば、これは「ゴールデンカード」と言い切っていいものか、という疑問が呈されるのかもしれません。 将棋

                                                  羽生善治九段、藤井聡太七段・・・これからの将棋界における「ゴールデンカード」といえば誰と誰の対戦か?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                • 大天才・藤井聡太挑戦者(19)盤石の強さで王将戦七番勝負を4連勝で制し史上最年少王将&五冠に(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  2月11日・12日。東京都立川市「SORANO HOTEL」において第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局▲渡辺明王将(37歳)-△藤井聡太挑戦者(19歳)戦がおこなわれました。棋譜は公式ページをご覧ください。 11日9時に始まった対局は12日18時23分に終局。結果は114手で藤井挑戦者の勝ちとなりました。藤井挑戦者は七番勝負を4連勝のストレートで制して、史上16人目の王将位獲得者となりました。 19歳での王将位獲得は史上最年少記録です。 また藤井新王将は竜王、王位、叡王、棋聖とあわせて史上4人目の五冠同時保持者となりました。そちらもまた史上最年少記録です。 藤井新王将は登場した7回のタイトル戦番勝負に登場して、そのすべてを制しています。 藤井新王将は十代のうちに、早くもタイトル7期目を獲得したことにもなります。 「冬将軍」と呼ばれる渡辺前王将。王将位は明け渡すことになりました。 渡辺

                                                    大天才・藤井聡太挑戦者(19)盤石の強さで王将戦七番勝負を4連勝で制し史上最年少王将&五冠に(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • 藤井聡太二冠に勝った最年長棋士は「急に心拍数が上がって、まったく手が見えなくなった」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                    「それだけは、なんとか死守したいなと(笑)」 井上慶太九段に「藤井聡太二冠に勝った最年長棋士」という話題を向けると、こう語ってくださった。その楽しそうな笑顔が実に素敵でとても印象に残っている。 井上慶太九段。1964年兵庫県芦屋市生まれ。先日、将棋モバイルアプリの「棋譜コメント」にも《50代でB級2組以上を戦っているのは14人。谷川浩司九段、中村修九段についで3番目の年長者になる》とあったが、将棋界を代表するベテラン実力者のひとりである。軽妙な解説も大人気であり、関西では多数の弟子の指導にあたる「名伯楽」としても知られている。 本稿では、井上慶太九段に語っていただいた思い出深い対局のこと、そして稲葉陽八段や菅井竜也八段など、今でも棋界のトップの実力を誇る弟子との幼少期からの思い出話などをご紹介したい。まずは、藤井聡太二冠との対局の話から始めよう。 藤井聡太“六段”に勝った唯一の棋士 井上慶

                                                      藤井聡太二冠に勝った最年長棋士は「急に心拍数が上がって、まったく手が見えなくなった」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                    • 王位戦七番勝負第4局、タイトル戦最長手数の285手! 木村一基九段が豊島将之王位を降す(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                      8月20日・21日。兵庫県神戸市・有馬温泉「中の坊 瑞苑」において、王位戦七番勝負第4局▲木村一基九段(46)-△豊島将之王位(29)戦がおこなわれました。 棋譜はこちらの中継サイトをご覧ください。 終了時刻は21時12分。総手数は、タイトル戦の番勝負では史上最長となる285手。大熱戦の末に、挑戦者の木村九段が勝ちました。 木村九段は2連敗のあとの2連勝。初タイトル獲得に向けて、大きな1勝を返しました。 長手数記録を更新して、木村九段が勝利 第4局は木村九段の先手で、戦形は相掛かりに。角交換から、互いに角を手持ちにした中盤戦となりました。 豊島王位は長考の末に、自陣に遠見の角を放ちます。そこで1日目が終了しました。 2日目。木村九段の封じ手は打ったばかりの角筋に、やわらかく歩を伸ばす手でした。ここから木村九段の攻撃陣の周辺で力のこもった攻防が続きます。やがて、木村九段の優位がはっきりとして

                                                        王位戦七番勝負第4局、タイトル戦最長手数の285手! 木村一基九段が豊島将之王位を降す(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                      • なぜ豊島将之は藤井聡太に6連勝したのか?【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第1章】

                                                        第76期A級順位戦の羽生戦──豊島先生が本格的にソフトを使って研究を始めたのは、公平性の点を重視して、(2015年に電王戦FINALに出場した)『Apery』が一般公開されてからだと過去のインタビューで拝見しました。 「はい」 ──その後も様々なソフトが公開されてきましたが、豊島先生が『このソフトは研究パートナーとしてよかったな』と思ったソフトがあれば教えてください。 「うーん……基本的には新しいソフトを使って、という感じなんですけど。一番強いとされているソフトを。複数あったら、いろいろ試してみたり」 「でも、技巧が出てきた時は、研究をやりやすくなったなと思いました」 「感覚が、自分に近いというか、合うので。それまでのソフトは、『これ、無理攻めなんじゃないのかな? それとも自分の感覚がおかしいのかな?』って、ずっと疑いながらやっていた感じなので」 「そこのへんがピッタリくる……あんまり違和

                                                          なぜ豊島将之は藤井聡太に6連勝したのか?【流れゆく水のように 豊島将之竜王・叡王インタビュー 第1章】
                                                        • 超多忙な棋士の月間記録 大山康晴15世名人は15局、谷川浩司九段は12勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                          いつの時代もトップクラスの棋士は多忙 8月27日。徳島市で王位戦七番勝負第5局▲豊島将之名人・王位(29歳)-△木村一基九段(46歳)戦が始まりました。2019年の夏は、来る日も来る日も、両者の熱戦を観ているような気がするという方も多いでしょう。 木村九段は順位戦では現在、A級に所属しています。2回戦は既に木村九段-佐藤康光九段戦以外は終わって、3回戦が進行中です。木村-佐藤戦がおこなわれるのは9月半ばで、それだけスケジュール調整が難しかったということでしょう。 豊島名人・王位の8月の対局スケジュールを見てみましょう。 現在戦われている王位戦七番勝負など、タイトル戦の番勝負は、全国各地を転戦します。その前後には移動時間や、前夜祭などのイベントもあります。それらを考えると、トップクラスの棋士がいかに多忙であるかがうかがえるでしょう。 豊島名人・王位は2017年度末(2018年3月)、やはり大

                                                            超多忙な棋士の月間記録 大山康晴15世名人は15局、谷川浩司九段は12勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                          • 【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                            「今年の取材はいつ頃になりますか? 対談の相手は…」 まだ企画の原型が定まっていなかった夏の初め、永瀬からかけられたこの一言でバラバラだったパズルの外殻が固まった。 近藤は渡辺を。 豊島は糸谷を。 藤井は広瀬を。 そして永瀬は羽生を。 どれも「必然」のごとく、ぴたりとピースがはまっていく。それぞれの指名理由にもぜひ注目してほしい。 節目の70期を迎えた昨期の王将戦七番勝負は渡辺明と永瀬拓矢の激突となった。 「一局でも多く渡辺王将に将棋を教えていただきたい」――。 七番勝負期間中、永瀬は何度も何度も、繰り返しこの言葉を口にした。勝負を、勝利を渇望し、喜怒哀楽を爆発させた。 7つの永世位を持つ羽生善治は、まもなく27度目の王将リーグの舞台に立つ。 盤を挟まずに相対す稀な機会に、その眼差しは柔らかく温かい。 勝負の世界に身を捧げ大舞台を渡り歩く永瀬拓矢をもってしても、「憧れの人」を前にただカチコ

                                                              【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                            • われらの時代を代表する大天才・藤井聡太竜王(19)王将挑戦権を獲得し史上最年少五冠チャレンジへ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                              11月19日。東京・将棋会館において第71期ALSOK杯王将戦・挑戦者決定リーグ▲藤井聡太竜王(19歳)-△近藤誠也七段(25歳)戦がおこなわれました。棋譜は公式ページをご覧ください。 10時に始まった対局は19時12分に終局。結果は91手で藤井竜王の勝ちとなりました。 リーグ成績はこれで藤井竜王5勝0敗、近藤七段3勝2敗。藤井竜王は最終戦を待たずして渡辺明王将(37歳)への挑戦権を獲得を決めました。 19歳での王将位挑戦は豊島将之六段(2011年当時20歳)を抜いて史上最年少記録です。 将棋界八大タイトルのうち、竜王、王位、叡王、棋聖の四冠をあわせ持つ藤井竜王。これで五冠へのチャレンジとなります。 19歳で五冠達成となれば、羽生善治五冠(1993年当時22歳)を抜いて、史上最年少記録です。 藤井竜王の今年度成績は43勝7敗(勝率0.860)となりました。 年間勝率としては史上最高ペースで

                                                                われらの時代を代表する大天才・藤井聡太竜王(19)王将挑戦権を獲得し史上最年少五冠チャレンジへ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                              • 【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                                「今年の取材はいつ頃になりますか? 対談の相手は…」 まだ企画の原型が定まっていなかった夏の初め、永瀬からかけられたこの一言でバラバラだったパズルの外殻が固まった。 近藤は渡辺を。 豊島は糸谷を。 藤井は広瀬を。 そして永瀬は羽生を。 どれも「必然」のごとく、ぴたりとピースがはまっていく。それぞれの指名理由にもぜひ注目してほしい。 節目の70期を迎えた昨期の王将戦七番勝負は渡辺明と永瀬拓矢の激突となった。 「一局でも多く渡辺王将に将棋を教えていただきたい」――。 七番勝負期間中、永瀬は何度も何度も、繰り返しこの言葉を口にした。勝負を、勝利を渇望し、喜怒哀楽を爆発させた。 7つの永世位を持つ羽生善治は、まもなく27度目の王将リーグの舞台に立つ。 盤を挟まずに相対す稀な機会に、その眼差しは柔らかく温かい。 勝負の世界に身を捧げ大舞台を渡り歩く永瀬拓矢をもってしても、「憧れの人」を前にただカチコ

                                                                  【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                                • 【インタビュー】【久保利明九段】ソフトにあらがう棋士がいても良い。振り飛車への深い「愛情」 - ライブドアニュース

                                                                  王将失冠から7ヶ月。 タイトル奪還への前哨戦、王将リーグが開幕した。 何百、何千の勝ちと負けを重ねた男の顔には、揺らぐことのない自信と信念がにじむ。 目じりに刻まれた深い笑い皺からは、酸いも甘いも噛み分けてきた包容力を感じ取れる。 「人と違うほうが心地いい」―。 振り飛車党のトップランナーは、静かな声にプライドを漂わせる。 「才能」の定義とは―? 「努力」って、何なのでしょうか―? 深い好奇心と広い視野から、久保が示した回答には誰もが納得するだろう。 シリーズ第5弾は、王座奪還へ再び立ちあがる44歳の矜持に迫る。 撮影/吉松伸太郎 取材・文/伊藤靖子(スポニチ) 「王将リーグ『才能と努力』」特集一覧今年度は9勝9敗の計18局。勝率は約5割です。久保先生としては納得できる数字ではないと思われますが、まずは前半戦を振り返っていかがでしょうか?そう…ですね。良くもなく悪くもなく、という感じですけ

                                                                    【インタビュー】【久保利明九段】ソフトにあらがう棋士がいても良い。振り飛車への深い「愛情」 - ライブドアニュース
                                                                  • 将棋の8大タイトル戦を知ろう

                                                                    最近は将棋ブームである。特にファインマンはそうである。棋戦は8つのタイトル戦と7つの公式棋戦、非公式選1つがあります。今回は、8大タイトルについて簡単に紹介していきます。 将棋の8大タイトル戦を知ろう 現在、8つのタイトル戦があります。主に新聞社などが主催することが多いです。 ひと昔前は、タイトル戦などの棋譜は新聞の紙面に掲載されるまでは、なかなか私たちが知ることができないものでした。なので、どうしても、新聞社の力が強いです。 最近は、伊藤園のおーいお茶杯や不二家のペコちゃんなどといった、それ以外の冠タイトルや特別協賛、AbemaTVや将棋連盟ライブ中継アプリなどのライブ配信を通して、棋士の表情や盤面を知ることができるようになってきました。 もちろん、女流棋士にも、女流公式戦は7つのタイトル戦と1つの一般女流棋戦と非公式選2つがありますが、今回は男性の将棋棋戦についてです。 厳密には、女性

                                                                      将棋の8大タイトル戦を知ろう
                                                                    • 将棋「王将戦」第4局 藤井聡太八冠 ことし最初のタイトル防衛 | NHK

                                                                      将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」の第4局が都内で行われ、藤井聡太八冠(21)が挑戦者の菅井竜也八段(31)に勝ち、ことし最初のタイトル防衛を果たすとともに、連続でのタイトル獲得を「20期」にのばして歴代1位になりました。 【ノーカット動画】藤井聡太八冠 会見【17分13秒】 「王将戦」七番勝負はここまで藤井八冠が3連勝し、タイトル防衛まであと1勝に迫っていました。 第4局は7日、東京 立川市で始まり、2日目の8日は後手の菅井八段が7日の対局終了時に次の1手を書いた「封じ手」から再開しました。 対局は「飛車」を交換したあと、互いに攻めの機会をうかがう、こう着した状況が続きます。 その後、藤井八冠は守りを固めながら、大駒を中心に攻め手を緩めず、形勢を有利にします。 菅井八段も最後まで粘りを見せますが、午後5時52分、121手までで投了。 藤井八冠が4勝負けなしで七番勝負を制して「王将戦」3

                                                                        将棋「王将戦」第4局 藤井聡太八冠 ことし最初のタイトル防衛 | NHK
                                                                      • 天才・藤井聡太七段(17)39手詰を読み切って糸谷哲郎八段(31)に勝利 佳境の王将戦リーグ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        10月18日。関西将棋会館において王将戦リーグ▲糸谷哲郎八段(0勝1敗)-△藤井聡太七段(1勝1敗)戦がおこなわれました。10時に始まった対局は17時5分に終局。結果は108手で藤井七段の勝ちとなりました。 リーグ成績は、藤井七段は2勝1敗、糸谷八段は0勝2敗となりました。 藤井七段、長手数の詰みを読み切り 糸谷八段はリーグ初戦で広瀬竜王に敗れています。 一方の藤井七段は初戦で三浦弘行九段に勝った後、2戦目で豊島将之名人に敗れています。 【前記事】 将棋界最高峰の豊島名人(29)あまりに強し 藤井七段(17)に圧巻4連勝 リーグはその後、混戦の様相を呈してきましたが、2敗目を喫すると、挑戦権獲得には黄信号が灯りそうです。 糸谷八段先手で、戦形は角換わり腰掛銀に。前例のある進行で、比較的早いペースで進みました。後手番の藤井七段にとっては、叡王戦七段予選で村山慈明七段に敗れた形でもありました。

                                                                          天才・藤井聡太七段(17)39手詰を読み切って糸谷哲郎八段(31)に勝利 佳境の王将戦リーグ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • 伝説の名勝負▲羽生善治五段(18)-△加藤一二三九段(49)戦、31年の時を経てアンコール放映決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                          コロナ禍のため、第70回(2020年度)NHK杯将棋トーナメントは1回戦の進行が休止中です。 現在はアンコール放映がおこなわれています。 公式ページの表記で「未定」となっていた5月17日の枠は、1998年度NHK杯準々決勝(4回戦)▲羽生善治五段(18歳)-△加藤一二三九段(49歳)戦が放映されることとなりました。(年齢、段位は当時。以下本稿は「羽生五段」で統一) これは誰もが納得というセレクトでしょう。収録は1989年1月9日。平成改元後、最初の公式対局は、将棋史に残る名勝負となりました。 「リアルタイムで見て、何度も棋譜を並べ返した」 そんな方もおられるでしょう。一方で、 「自分が生まれるずいぶん前の対局! どんな手が出て、どっちが勝つんだろう・・・?」 という若い方もおられるかもしれません。 改めて、当時の将棋界の状況をたどってみましょう。 スーパールーキー羽生五段 現在の藤井聡太七

                                                                            伝説の名勝負▲羽生善治五段(18)-△加藤一二三九段(49)戦、31年の時を経てアンコール放映決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                          • 西山朋佳三段(24)と三段リーグ最終戦で対戦する伊藤匠三段(17)は藤井聡太七段と同い年の天才少年(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                            初の「女性棋士」を目指す西山朋佳三段(24歳)。 現在の成績は12勝4敗。状況は「他力」ながら、3月7日におこなわれる三段リーグ最終日で横山友紀三段と伊藤匠三段に連勝すれば、四段に昇段し、棋士となる可能性が残されています。 運命の一戦となるかもしれない最終戦(18局目)。その対戦相手の伊藤匠三段の名を見て「ひえー」と思った方は、棋界通でしょう。リーグに参加している三段はもちろん、誰もが強いに決まっています。その中でも伊藤三段は、将来を有望視されている一人です。 伊藤三段は藤井聡太七段(17歳)と同じ2002年生まれ。誕生日は藤井七段が7月19日、伊藤三段が10月10日。今期三段リーグは8勝8敗で、既に四段昇段の可能性はないものの、いずれ四段に昇段すれば、藤井七段を抜いて最年少棋士となる可能性があります。 藤井七段と伊藤三段は小学生低学年の頃から、全国的に有名な少年強豪でした。 2010年。

                                                                              西山朋佳三段(24)と三段リーグ最終戦で対戦する伊藤匠三段(17)は藤井聡太七段と同い年の天才少年(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                            • 【インタビュー】【渡辺明×佐藤天彦】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                                              「王将リーグ」に照準を合わせた"定点観測"を始めて3年。 振り返ればいかに安易に「激動」という言葉を使っていたか、ということを痛感する。 2018年は全8冠を8人が分け合う"激動"の戦国時代。2019年は均衡から3強へ"激動"の変換期。 今期のテーマ設定には多くの議論を重ねることとなった。2020年、世界が"激動"したからである。 しかし、正解はいつもシンプルだ。 今期のテーマは「ニューノーマル」。新たな常態・常識を指す言葉だ。 世界変動の波は将棋界にも等しく届き、新たな常態を生むこととなった。 1つ目は、研究・対局スタイルの変化。 同じ空間で互いに意見を交わす対面での研究会は、その場をオンライン上に移した。それは対局においても同じで勝負師たちに変化を求めた。 2つ目は、藤井聡太のタイトル獲得だ。 明日の情勢も見えず混沌とする日々のニュースの中、藤井聡太の躍進は人々を勇気づけ日本中を照らし

                                                                                【インタビュー】【渡辺明×佐藤天彦】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                                              • 「前竜王」「前名人」の称号はなぜ名乗られなくなったのか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                2019年12月7日。竜王戦七番勝負第5局で広瀬章人竜王(32歳)は豊島将之名人(29歳)に敗れ、1勝4敗で竜王位を失いました。 【前記事】 スキのない令和の王者・豊島将之名人(29)竜王戦第5局を逆転で制し史上4人目の竜王・名人同時制覇達成 その肩書は「八段」に戻りました。 広瀬八段はこれまで王位1期、竜王1期を獲得。広瀬八段はこれから始まる王将戦七番勝負で渡辺明王将(35歳)を降して王将位に就けば「タイトル3期獲得」の条件を満たして九段に昇段します。 ところで竜王位を失冠し、他にタイトルがない場合には1年間「前竜王」を名乗る資格があります。しかし広瀬八段は、そうしませんでした。 前年の2018年。羽生善治竜王は挑戦者の広瀬八段に竜王位を明け渡した後、27年ぶりに無冠となりました。その肩書が大きく注目されましたが、やはり「羽生前竜王」ではなく「羽生九段」となっています。 近年では「前竜王

                                                                                  「前竜王」「前名人」の称号はなぜ名乗られなくなったのか?(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 棋譜の情報は公表された客観的事実

                                                                                  こんにちは。こんばんは。 ご訪問いただきありがとうございます。 管理人の柿門です。(。・(エ)・。)ノ 今回は、「棋譜の情報は公表された客観的事実」をご紹介いたします。 原告側完全勝訴の判決有料視聴である「囲碁将棋チャンネル」での将棋の対局の番組の実況中継を見ながら棋譜を再現し、視聴者と語り合う動画を配信していた男性が、「囲碁将棋チャンネル」の要請でその動画を削除されたのは不当だとして、約338万円の損害賠償などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。 2024年1月16日の判決で、武宮英子裁判長は「棋譜等の情報は公表された客観的事実であり、自由に利用できる情報」と判示した。 「囲碁将棋チャンネル」が原告の営業上の利益を侵害したと認定し、約118万円の支払いを命じた。 たややんCh.@将棋AI水匠この裁判の詳細については、「たややんCh.@将棋AI水匠」(杉村 達也さんの配信動画)より 【棋譜の

                                                                                    棋譜の情報は公表された客観的事実