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論評 言い換えの検索結果1 - 11 件 / 11件

  • トランス女性が優勝したと話題の自転車競技は、最初からトランスジェンダーにひらかれた部門 - 法華狼の日記

    ロンドンでおこなわれた自転車競技で、まず現地で差別的な反発があり、それが日本にもちこまれて注目を集めているようだ。 ロンドンで開催されたサイクリングレース、自称トランス女性(身体男性)が1位と2位を独占し、勝利のキスを見せつけた。 一方、3位の女性選手は幼児を腕に。 まさにジェンダー・イデオロギーの縮図と話題。 pic.twitter.com/a0g3m7KiUZ— 🇺🇸Blah🔥Come and take it🔥 (@yousayblah) 2022年6月8日 ロンドンで開催されたサイクリングレース、自称トランス女性(身体男性)が1位と2位を独占し、勝利のキスを見せつけた。 一方、3位の女性選手は幼児を腕に。 まさにジェンダー・イデオロギーの縮図と話題。 現時点で約1万7千のいいねを集めており、リプライや引用リツイートも同調する意見がならんでいる。 すでにロイターによるファクトチ

      トランス女性が優勝したと話題の自転車競技は、最初からトランスジェンダーにひらかれた部門 - 法華狼の日記
    • 新入生しょくん、まずは「論文の書きかた」を身につけよう――対談:山内志朗×戸田山和久(前編)|本がひらく

      新入生のみなさん、入学おめでとうございます。新しい一歩を踏み出す前に覚えておきたいのが「論文の書きかた」。『新版 ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社新書)の著者・山内志朗先生(慶應義塾大学)と、『最新版 論文の教室』(NHKブックス)の著者・戸田山和久先生(名古屋大学)に、論文執筆をテーマに語り合っていただきました。大学新入生のみならず、学び直しを目論む社会人のみなさんにも必ず役に立つ「知の羅針盤」。まずはその前編をお届けします。 戸田山 きょうのお題は、山内さんの『新版 ぎりぎり合格への論文マニュアル』と私の『最新版 論文の教室』の刊行記念として、大学新入生や新社会人のみなさんを念頭に置いて、論文を書くってそもそもどういうことかを話し合ってみよう、ということです。 山内 私たちは大学時代からの同窓生で、ともに哲学の専攻です。生まれた年は一年違いますが、ともに黒田亘わたる先生のところ

        新入生しょくん、まずは「論文の書きかた」を身につけよう――対談:山内志朗×戸田山和久(前編)|本がひらく
      • 03_清塚.indd

        論 文 E・H・ゴンブリッチの画像表象論: 『芸術と幻影』を中心に 清 塚 邦 彦 画像表象 1 の本性をめぐる現代英語圏における哲学的考察の展開は,ゴンブリッチの貢献を抜 きにしては語れない。ゴンブリッチ自身は美術史家であり,哲学の専門的研究者ではないが,そ の理論上の主著『芸術と幻影』 (1960 年,以下引用の際には A&I と略記する)は,画像表象の本 性を考える手掛かりとなる理論的着想と興味深い事例紹介に富んでおり,その後の美学の展開に 非常に大きな影響を与えた。英米哲学における画像表象の問題圏は,ゴンブリッチの著作によっ てはじめて形成されたとさえ言えそうに思われる。 しかし,そうした大きな影響力を持ちながら,ゴンブリッチの理論的業績は,その後の議論の 中で必ずしも正当に評価されてこなかった。後ほど見るように,よく取り上げられる一部の論点 は誤解を受け,また他の論点は注目を集め

        • 愛を問い直す術はまだあるか? ベルサーニ+フィリップス『親密性』読書会【闇の自己啓発会】|江永泉

          ■はじめに 闇の自己啓発会は6月6日、ベルサーニ+フィリップス『親密性』読書会を行いました。今回は洋菓子を食べて親密性を高めながら、さまざまな親密性のあり方について話しました。 ※課題本は大手通販サイトでは品薄となっていますが、版元( http://www.rakuhoku-pub.jp/book/27163.html )から購入してます。 ■参加者一覧 役所【暁】 洋菓子を買った人。最近プレイしているゲームは「アークナイツ」。 【江永】泉 洋菓子ありがとうございました。最近トレイラー等を視聴していたゲームは「Atomic Heart」。 【木澤】佐登志 洋菓子ありがとうございました。最近視聴していたVtuberのゲーム配信は天宮こころの「ぼくなつ」。 【ひで】シス 暁さんが持っていらっしゃったケーキ美味しかったです。マスクをしたまま喋り狂っていたら熱中症になってしまって、今回は自分の発言

            愛を問い直す術はまだあるか? ベルサーニ+フィリップス『親密性』読書会【闇の自己啓発会】|江永泉
          • 【政界地獄耳】安倍政権の「教育」がよくわかる映画 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

            ★政治記者は8年間続き、今なお政治に強い影響力を持つ元首相・安倍晋三政権の検証を怠ってきた。幾つかの論評もアベノミクスの功罪や安保法制への評価が目立つ。だが第一次安倍政権がまず着手したのが「教育改革」「教育再生」だった。それは本当に改革と呼べるものだったのか。その歴史修正主義に強く抗議する視点での声は当時から多くあったが、教育と政治の関係からひもとき、教科書検定がゆがんでいき、言葉の言い換えが横行する。教科書会社、学校や教師、研究者などの困惑や教育事情、学校教育や教科書を丁寧に冷静に検証したドキュメンタリーがあった。 ★11日、大阪の毎日放送は1月に放送したバラエティー番組に、日本維新の会創設者で元大阪市長・橋下徹、同党代表で大阪市長・松井一郎、同副代表で大阪府知事・吉村洋文をそろって出演させた問題の社内調査結果を発表、「高視聴率を意識し、政治的公平性に対する認識が甘かった」と総括したが、

              【政界地獄耳】安倍政権の「教育」がよくわかる映画 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ
            • 山岡重行の統計的仮説検定の説明に対する北田暁大の批判について

              社会心理学者の山岡重行氏の『腐女子の心理学2』の巻末の統計学用語の説明に関して、社会学者の北田暁大氏が色々と批判している*1。しかし、あれこれ経緯がある*2からだと思うが、全般的に勇み足になっているので指摘しておきたい。山岡氏の記述にも問題が無いとは言い切れないのだが、統計学を学んでいない人向けの説明であろうことを念頭に置くと、山岡氏が統計学に無理解であるかのような批判は適切ではないと思われる。 1. P値の解釈について 北田氏は、山岡氏のように統計的仮説検定で「事実認定」をすることは、アメリカ統計学会(ASA)の声明*3に合致しないと主張しているのだが、何を「事実認定」するのかについて注意が払われていない不適切な批判になっている。 山岡氏の説明では、分類したグループ間の平均値に差があるのか「事実認定」するために、統計的仮説検定を用いることになっている(pp.72–73)。つまり、データと

                山岡重行の統計的仮説検定の説明に対する北田暁大の批判について
              • 往復書簡「コロナ時代における『対話』という処方箋」 | 小林秀雄賞 | 斎藤環 , 與那覇潤 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                第19回小林秀雄賞を受賞した與那覇潤さん(左)と斎藤環さん(右)。受賞作では、双極性障害にともなう重度の「うつ」をくぐり抜けた與那覇さんと、「ひきこもり」を専門とする精神科医の斎藤さんによる「開かれた対話」が注目を集めました。 第1信(與那覇潤さんから斎藤環さんへ) 斎藤環さま ご無沙汰しています。私たちの共著『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』が小林秀雄賞をいただくことになり、新たな書簡を交せることを嬉しく思います。対談形式の作品がこうした賞に恵まれることは珍しく、同書で「対話」の重要性を訴えてきた私たちにとっては、その点でも励まされる出来事でした。 3月にお目にかかった後、世界的なパンデミック/インフォデミックの波が日本にも及び、大きな混乱がもたらされました。新型コロナウイルスへの感染を避けるための自粛や在宅の要請(国によっては強制)は、多くの失業者を生み出したばかりか、強

                  往復書簡「コロナ時代における『対話』という処方箋」 | 小林秀雄賞 | 斎藤環 , 與那覇潤 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                • 第1回 ディストピア文学はなぜ長年流行しているのか? | 文学は予言する | 鴻巣友季子 | 連載 | 考える人 | 新潮社

                  *本連載について わたしは翻訳業と並行して、2000年頃から新聞や雑誌で書評の執筆を始めましたが、気づいたら、書評や評論のほうが仕事の大部分を占めるようになっていました。これまでに二度、それらの原稿を年代順などで並べて書評集、論評集にまとめたこともあります。しかしここ何年か書いてきた原稿には共通する大きなテーマがあるのではないか、それらのテーマを元に各所で書いてきた原稿を動的に再編・改稿し、新たな評論書として仕上げてはどうかと勧められました。 共通するテーマとは、現代社会とアクチュアルに関わる「ディストピア」「ジェンダー」「他者性」です。これを『文学は予言する』という一冊の本にまとめることで、現代の国内外の小説を多少なりとも見渡せることを目指したいと思います。お付き合いいただければ幸いです。 *本連載では「文学は予言する」の一部を掲載します。 「ディストピア」は「ユートピア」と表裏一体 英

                    第1回 ディストピア文学はなぜ長年流行しているのか? | 文学は予言する | 鴻巣友季子 | 連載 | 考える人 | 新潮社
                  • 土記:3人のE・H・カー=伊藤智永 | 毎日新聞

                    <do-ki> 歴史って何? これは悪魔の問いである。大河ドラマや三国志やローマ人の物語に夢中になっている最中、この疑問は浮かばない。楽しむ自分に疑いが兆すと、悪魔がささやく。答えはない。私って誰? 答えられますか。 E・H・カー「歴史とは何か」の新訳が昨年、60年ぶりに出た。昭和の大学受験生が一度は手に取り、ほぼ挫折したアレだ。再挑戦しても答えは変わらない。歴史とは「現在と過去との尽きることを知らぬ対話」「過去は現在の光に照らして初めて理解できる」。ふむ。でもそれって、現在とは何か、の言い換えじゃないの。 英国の外交官だったカーは40代で学者に転身。第二次大戦が始まると、情報省対外広報局長、次に名門紙「タイムズ」論説委員として論陣を張る。同時代史を大胆に論評し、影響力はあるが敵も多いお騒がせ言論人だった。

                      土記:3人のE・H・カー=伊藤智永 | 毎日新聞
                    • なにが理由なのかもコロコロ変わる対韓国「制裁」こそが、安倍政権の参院選・必勝の切り札? by 藤原敏史 | 日仏共同テレビ局フランス10

                      最初に「徴用工問題への報復」と言い始めたのは日本側だ。確かに、政府官邸や所轄の経産省が正式にそう明言したことはないが、高純度フッ化水素酸など三品目の韓国への事実上の禁輸制裁については、7月1日に正式に発表される一週間ほど前から、政府自民党内で検討が進んでいることがSNS上などで「韓国に報復」として噂が広まっていた。出どころは自民党右派系の議員で、自民党ネット・サポーターズ・クラブ(J-NSC)辺りでは、すでに「日韓断交の第一歩!」と大変な喜びようだった。 それに安倍晋三首相自身が、参院選公示前日(7月3日)の日本記者クラブでの党首討論会で、この件でについて「国と国との約束を守らない」と、慰安婦問題や徴用工問題で繰り返して来た定型句で言及している。 世耕経産大臣もツイッターで理由のひとつとして、徴用工問題を実例として「信頼関係」がなくなったことを挙げていた。 7月1日に公式に発表され、4日に

                        なにが理由なのかもコロコロ変わる対韓国「制裁」こそが、安倍政権の参院選・必勝の切り札? by 藤原敏史 | 日仏共同テレビ局フランス10
                      • 病因人間論 あるいは抵抗の産声のための少しだけ長い物語 - やすだ 😺びょうたろうのブログ(仮)

                        ※注意! 筆者は医療の専門家ではなく、また当記事は文化史エッセイに属するものであり医学的内容に責任を負うものではありません。治療に関する判断は専門機関にご相談ください。 α.はじめに 自分の病気の成立に自分自身が能動的に関与しているということを本気で考える人がいたら、それによって病気の理論が変わるだけでなく、その人の世界との関係も一変するだろう。彼の倫理的、宗教的、政治的な態度も変化するに違いない。 (ヴァイツゼッカー『病いと人』) 偶然にも本稿では採り上げていないが、オリヴァー・サックス『妻を帽子とまちがえた男』といえば、脳科学・奇病エッセイの古典的名著であるという評価に異論を差し挟む者は少ない。しかし、いつだったかネットのレビューで、かの「名著」に対する苦言を目にしたことがある。 細かい文言は忘れてしまったが、それはおよそ次のようなものであった。 「これは現代のエレファント・マンにも喩

                          病因人間論 あるいは抵抗の産声のための少しだけ長い物語 - やすだ 😺びょうたろうのブログ(仮)
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