保育士向けの職場紹介サイトで、園に関する口コミが他社サイトから大量に無断転用されていた。この紹介サイトを運営する東京都渋谷区の会社は、「スクレイピング」という手法を使って転用する経緯をネットのクラウ…
岩波書店は「岩波ジュニア新書」として出版した2冊に、ほかの書籍からの「文章の無断転用」が確認されたとして、この2冊を絶版としたうえで、今後の販売を停止すると発表しました。 岩波書店のウェブサイトによりますと、絶版となったのは「岩波ジュニア新書」の「森の日本史」と「榎本武揚と明治維新」の2冊です。 著者は、いずれも東京農業大学の黒瀧秀久さんで、岩波書店はこれらの2冊について、ほかの書籍からの複数箇所にわたる「文章の無断転用」があったとしています。 そのうえで、2冊を絶版とし、今後の販売を停止すると発表しました。 また、返品を受け付け、書籍の代金を返す対応などを取るとしています。 岩波書店は、今回の事案について著作権者や著作権の継承者の権利を侵害することになったとしたうえで「読者の信頼を損なうことと重く受け止めている」などとしています。 これについて黒瀧さんはNHKの取材に対し、今回の対応は、
口コミを無断転用していた会社が入るビル=2024年8月29日午前10時54分、東京都渋谷区、小寺陽一郎撮影 ネット上の情報を抽出して収集する「スクレイピング」という技術を使い、保育士向けの職場紹介サイトを運営する東京都渋谷区の会社が、保育園に関する「口コミ」を別の園紹介サイトから無断で転用していたことがわかった。集めた口コミの文言を生成AI(人工知能)で改変し、自分たちで正当に得たものと装って自社サイトに掲載していた。 【比較表】口コミの表現、こう変えられた 同社は朝日新聞の取材に無断転用を認め、該当する記載を削除し、転用元の他社に謝罪する意向を示した。就職先選びで重視されうる口コミが、最新技術で不正かつ大量に生み出される実態が浮かんだ。 このサイトでは11月24日現在、約4万の保育園が表示されており、そのうち一部の園の評判を記した口コミは計1万件あまりとなっている。 民間調査会社によると
「まってえ…NURO光さん…そのプロモーションで使ってるの私の絵ですよね」 9月4日、あるイラストレーターがX(旧Twitter)で、こんな投稿をしたところ、数時間で2万回以上もリポストされることになりました(9月5日時点で、この投稿は削除済み)。 【問題となったNURO光の広告】「推しへの愛が止まらないっっっ!」「下り最大10Gbpsでストリーミングもサックサク」と書かれている ソニーのグループ企業が手がける光インターネット回線「NURO光」がX上で展開している広告の投稿で、自身の「8年近く前」のイラストが無断使用されているというのです。 この広告では、紫色の髪の少女とみられるキャラクターのイラストと共に「推しへの愛が止まらないっっっ!」「下り最大10Gbpsでストリーミングもサックサク」などと書かれていました。 訴えを受けて、NURO光は謝罪するとともに、急きょ当該広告の配信を停止する
テレビアニメ「うる星やつら」は2月9日に放送した第17話で、背景の一部に無断で既存のデザインを転用していたと公式サイトで発表し、謝罪しました。 画像は公式サイトより 画像は公式サイトより Twitter上では、第17話の放送後、作品が勝手に「うる星やつら」の背景の一部として使用された、というTwitterユーザーによる投稿が拡散していました。一方で、公式サイトでは、無断転用について詳細は明らかにされていません。 アニメ制作会社のデイヴィッドプロダクションは、無断転用が起きた原因について、「弊社の制作管理不徹底によるもの」と弁明。「デザイン所有者様及び関係各位、視聴者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけし心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。 該当箇所はデザインを修正し、配信や放送、パッケージなどでは順次差し替えさせるとのこと。今後については、「制作管理工程を見直しチェック体制を強
テレビ番組で映った女性アスリートの競技画像をアダルトサイトに無断で転用したとして、警視庁保安課などは、著作権法違反容疑で、サイト運営者の小山幸祐容疑者(37)=京都府精華町=を逮捕した。 保安課によると、小山容疑者は9つのアダルトサイトを運営。平成23年2月以降、約1億2千万円の広告収入を得ていたとみられる。今月9日の逮捕時などには「悪いこととは分かっていたが、生活費のためにやった」などと話していたが、現在は黙秘しているという。 逮捕容疑は、令和元年5月18日ごろ、テレビのスポーツ番組で放送された複数の女性アスリートの競技画像を複製し、運営するアダルトサイトに無断で転用。不特定多数の利用者が閲覧できるようにし、テレビ局の著作権を侵害したとしている。 女性アスリートが競技会場で性的な目的で盗撮されたり、わいせつな加工が施されたりする被害は長年横行。撮影を禁止したり、許可制にしたりするなどの措
Published 2021/12/04 12:35 (JST) Updated 2021/12/04 14:45 (JST) 岩波書店は4日までに、東京農業大教授の黒滝秀久さんの著書である岩波ジュニア新書「森の日本史」(今年10月刊行)と、同「榎本武揚と明治維新 旧幕臣の描いた近代化」(2017年12月刊行)の2冊の記述に「文章の無断転用」を確認したと発表した。著作権侵害に当たるとして2冊を絶版とし、今後の販売を停止して回収する。 同社によると、読者から指摘があり、この2冊の複数の箇所に他の書籍からの無断転用を確認。黒滝さんも無断転用を認めたという。同社は「読者の皆様の信頼を損なうことと重く受け止めております」としている。 購入した人には同社が送料を負担し回収・返金に応じる。
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く