並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 16 件 / 16件

新着順 人気順

CERNの検索結果1 - 16 件 / 16件

  • 鉛から金へ変換する「錬金術」がCERNの大型ハドロン衝突型加速器で観測される

    欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のALICE実験チームが、LHCによって鉛から金への変換を定量化する測定に成功したと発表しました。これは中世の錬金術師が夢見た、卑金属の鉛を貴金属の金に変えるという目標を現代科学によって実現したものです。 Proton emission in ultraperipheral Pb-Pb collisions at TeV | Phys. Rev. C https://journals.aps.org/prc/abstract/10.1103/PhysRevC.111.054906 ALICE detects the conversion of lead into gold at the LHC | CERN https://www.home.cern/news/news/physics/alice-detects-conve

      鉛から金へ変換する「錬金術」がCERNの大型ハドロン衝突型加速器で観測される
    • 現代物理学を支えていた「超対称性理論」に崩壊の危機が迫る!CERNが検証 - ナゾロジー

      事件の当人である素粒子たち私たちの宇宙は「物をつくる粒子」と「力をつたえる粒子」からできている / Credit:九州大学超対称性の話を理解するには、まず素粒子が何かを知らなければなりません。 というと、なにやら難しそうな雰囲気を感じるかもしれませんが、内容は極めてシンプル。 結論から言うと 「私たちの宇宙」=「物を作る粒」+「力をつたえる粒」 という簡単な足し算が元になります(ヒッグス粒子は力をつたえる粒子の仲間で質量を作っています)。 例えば地球と太陽の場合。 地球と太陽は「物を作る粒」の巨大な塊です。 しかし「物を作る粒」を集めただけでは、地球は太陽の周りをまわってくれません。 地球が一定の距離をとって太陽の周りをまわるには「力をつたえる粒」(この場合は重力)が必要になるのです。 具体例を地球と太陽ではなく、磁石と鉄、電池と電球にしても 「私たちの宇宙」=「物を作る粒」+「力をつたえ

        現代物理学を支えていた「超対称性理論」に崩壊の危機が迫る!CERNが検証 - ナゾロジー
      • 自宅で作れるCERN公式「素粒子検出器レシピ」が公開中、DIYするとこんな感じ

        スイスとフランスをまたぐ世界最大規模の素粒子物理学研究施設である欧州原子核研究機構(CERN)は、質量が発生する仕組みを説明する鍵となるヒッグス粒子の発見や、インターネットで幅広く利用されるHTTPの開発など、物理学のみならずさまざまな領域で多大な功績を残しています。CERNといえば地下約100mに設置されている素粒子検出器「ATLAS検出器」が有名ですが、そんな素粒子検出器をDIYする方法が公開されています。 CERN at Home: Building a Particle Detector – The Fosters at Clanhouse https://clanhouse.com/cern-at-home-building-a-particle-detector GitHub - ozel/DIY_particle_detector: A mobile low-cost spe

          自宅で作れるCERN公式「素粒子検出器レシピ」が公開中、DIYするとこんな感じ
        • 物質と対の性質を持つ「反物質」が重力に従って落ちることがCERNの実験で判明して反重力が否定される

          ある物質と質量やスピンが同じにもかかわらず電気的な性質が対になっている反物質について、科学者の中には「重力と反対方向に動く反重力が働くのではないか」と考える人もいました。ところが、欧州原子核研究機構(CERN)の研究チームが実際に反物質を用いた実験を行った結果、反物質も重力に従って落ちることが初めて直接観測され、「反物質に反重力は働かない」ことが示されました。 Observation of the effect of gravity on the motion of antimatter | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06527-1 Antimatter embraces Earth, falling downward l | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-r

            物質と対の性質を持つ「反物質」が重力に従って落ちることがCERNの実験で判明して反重力が否定される
          • CERNがLHCを使った実験で新たな「テトラクォーク」を発見、寿命が長くさらなる研究にも期待

            by Morton Lin クォークとは、物質を構成する最小単位である素粒子のグループです。2021年7月29日、欧州原子核研究機構(CERN)が大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った実験で、4個のクォークから構成される「テトラクォーク」の新たなタイプを発見したと報告しました。今回見つかったテトラクォークは粒子としての寿命が長く、さらなる研究を進める手がかりになると期待されています。 Twice the charm: long-lived exotic particle discovered | CERN https://home.cern/news/news/physics/twice-charm-long-lived-exotic-particle-discovered New particle discovered at CERN is a long-lived double c

              CERNがLHCを使った実験で新たな「テトラクォーク」を発見、寿命が長くさらなる研究にも期待
            • CERNが新発見の「エキゾチック粒子」3つを報告、新たな「粒子動物園」の時代の幕開けと研究者

              by CERN 欧州合同原子核研究機関(CERN)が2022年7月5日に、大型ハドロン衝突型加速器を用いたLHCb実験により、既存の枠に収まらない新しい亜原子粒子を3つ観測することに成功したと発表しました。この発見により原子の構造や物質のなりたちについての理解が深まると期待されています。 Observation of a strange pentaquark, a doubly charged tetraquark and its neutral partner. https://lhcb-outreach.web.cern.ch/2022/07/05/observation-of-a-strange-pentaquark-a-doubly-charged-tetraquark-and-its-neutral-partner/ LHCb discovers three new exotic

                CERNが新発見の「エキゾチック粒子」3つを報告、新たな「粒子動物園」の時代の幕開けと研究者
              • 反物質を捕らえるレーザー冷却装置をCERNら研究チームが開発、反物質の研究が飛躍へ

                宇宙の成り立ちの謎を解き明かすとして研究が進められている「反物質」は、移動速度が速すぎるため、捕らえて正確に観測することが難しいとされてきました。しかし、新たに欧州原子核研究機構(CERN)の研究グループは、レーザー冷却を用いて反水素原子を10倍以上遅くし、捕捉することに成功したと発表しました。この装置により、物質・反物質の違いがより正確にわかるようになると考えられています。 Laser cooling of antihydrogen atoms | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-021-03289-6 ALPHA cools antimatter using laser light for the first time | CERN https://home.cern/news/press-release/experiment

                  反物質を捕らえるレーザー冷却装置をCERNら研究チームが開発、反物質の研究が飛躍へ
                • KubeCon NA 2020 CERNの巨大な分析ジョブをコンテナ化する際の高速化から見るOSSの有機的な繋がり

                  KubeCon NA 2020で発表された、CERNによるコンテナ起動の高速化に関するセッションを紹介する。 KubeCon+CloudNativeCon NA 2020のセッションの中から、今回はCERNが発表した、分析のためのアプリケーションをコンテナ化する際にコンテナ生成時間を短縮した事例を紹介する。CERNと言えば世界最大の素粒子物理学の研究機関として有名だが、一方でITの世界ではOpenStackの巨大なユーザー事例としても知られている。そんなCERNが行った今回のセッションのタイトルは「Speeding Up Analysis Pipelines with Remote Container Images」である。 この事例のベースになった技術は、複数の組織、コミュニティ、プロジェクトが開発するオープンソースソフトウェアや研究をベースにしている。一例を挙げると、CNCFから卒業し

                    KubeCon NA 2020 CERNの巨大な分析ジョブをコンテナ化する際の高速化から見るOSSの有機的な繋がり
                  • CERNがLHCを用いた実験で作られた最も重い反ハイパー核「反ハイパーヘリウム4」を発見

                    欧州合同原子核研究機関(CERN)が2024年12月9日、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いて宇宙誕生時の高エネルギー状態を再現した実験で、新たなハイパー核である「antihyperhelium-4(反ハイパーヘリウム4)」を発見したと報告しました。 Antihyperhelium-4: First Evidence at the LHC - CERN Document Server https://cds.cern.ch/record/2917859 ALICE finds first ever evidence of the antimatter partner of hyperhelium-4 | CERN https://home.cern/news/news/physics/alice-finds-first-ever-evidence-antimatter-partner

                      CERNがLHCを用いた実験で作られた最も重い反ハイパー核「反ハイパーヘリウム4」を発見
                    • 宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも  (1/2)| 女性セブンプラス

                      頭にはしっかりとヘルメットをかぶり、巨大な研究機器を見上げて目をらんらんと輝かせるのは、希代の歌姫・宇多田ヒカル(42才)。彼女が少女のような表情を見せたのは、科学やテクノロジーを扱う雑誌『WIRED』日本版(3月26日発売号)の誌上でのこと。取材班とともに、スイスにある世界最大規模の素粒子物理学施設「CERN」(欧州原子核研究機構)を訪問した。 「CERNは1954年に欧州12か国が設立した研究所。各国から拠出される年間予算は約1000億円で、世界中から1万人以上の研究者が集まっています。目玉は全周27kmという『大型ハドロン衝突型加速器』。宇宙を構成する最小の粒子である『素粒子』を光速の99.9%まで加速して衝突させる実験を行い、宇宙の成り立ちを調べています」(科学ジャーナリスト) 宇多田にとってこの施設は、10年来の憧れの場所だったという。 「彼女は喜々として《正直、コーチェラのメイ

                        宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも  (1/2)| 女性セブンプラス
                      • 速すぎて測定できなかった「反物質」のレーザー冷却にCERNが初めて成功 - ナゾロジー

                        反物質というとなんだかSFの中だけに登場するよくわからないものというイメージがありますが、粒子加速器を使って生成することに成功しています。 ただ、粒子加速器で生成された反物質はとてつもない速度で移動してすぐに崩壊してしまうため、作れはするけどほとんど調べることができませんでした。 この問題について、今回CERNのALPHAコラボレーションという研究プロジェクトグループは、レーザー冷却による反水素原子の減速に成功したと報告しています。 この成果によって、今後は謎に包まれていた反物質のさまざまな性質が明らかになるかもしれません。 この研究は、3月31日付けで科学雑誌『nature』に掲載されています。

                          速すぎて測定できなかった「反物質」のレーザー冷却にCERNが初めて成功 - ナゾロジー
                        • 欧州原子核研究機構(CERN)がAlmaLinuxを標準Linuxディストリビューションに推奨 | スラド Linux

                          欧州原子核研究機構(CERN)とフェルミ国立加速器研究所(Fermilab)は7日、AlmaLinuxを研究用の標準Linuxディストリビューションとして推奨するとの共同声明を発表した(Fermilab、The Register)。 選定の理由としてAlmaLinuxでは、各メジャーバージョンのライフサイクルが長いこと、拡張アーキテクチャのサポートなどを挙げている。また他のリビルドやRed Hat Enterprise Linuxと完全に互換性があることがテストで実証されたとしている。両組織ともに一部に関してはRHELを引き続き使用する予定。CERNは、2024年6月までCERN CentOS 7のサポートを、Fermilabも同じく2024年6月までScientific Linux 7のサポートを継続する方針だとしている。

                          • CERNの大型粒子加速器が大幅改修され再始動! 陰謀論者「7月5日に私たちは並行世界に飛ばされた!」 - ナゾロジー

                            私たちは既に並行世界に飛ばされたのかもしれません。 今年の7月5日に、スイスのジュネーブ近郊に存在するCERNの管理する大型ハドロン衝突加速器(LHC)のアップデートが完了し、新たな衝突実験が開始されました。 このアップデートされたLHCによる新たな実験にによって、CERNは3つの未知の粒子を発見したと報告しています。 今後場合によっては、物体に質量を与えることから「神の粒子」とも言われた「ヒッグス粒子」の発見を超える、大発見もあるかもしれません。 しかし、CERNの新しい実験では毎回陰謀論者がおかしな主張を行うのも恒例になっています。 今回、陰謀論者たちが主張しているのは7月5日のCERNの新しい実験によって、別次元の扉(ポータル)が開き、私たちを並行宇宙に引き込んだというものです。 非常に馬鹿馬鹿しい主張ですが、7月5日以降、異常な事件が続いた日本では、何となくそんなことがあったのかも

                              CERNの大型粒子加速器が大幅改修され再始動! 陰謀論者「7月5日に私たちは並行世界に飛ばされた!」 - ナゾロジー
                            • 宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも (女性セブンプラス) - Yahoo!ニュース

                              頭にはしっかりとヘルメットをかぶり、巨大な研究機器を見上げて目をらんらんと輝かせるのは、希代の歌姫・宇多田ヒカル(42才)。彼女が少女のような表情を見せたのは、科学やテクノロジーを扱う雑誌『WIRED』日本版(3月26日発売号)の誌上でのこと。取材班とともに、スイスにある世界最大規模の素粒子物理学施設「CERN」(欧州原子核研究機構)を訪問した。 【写真】スイスの素粒子物理学施設「CERN」を訪問した赤いニット姿の宇多田ヒカル。他、空港でキャリーバッグを引くテーラードジャケットにデニムパンツ姿の宇多田ヒカルなども 「CERNは1954年に欧州12か国が設立した研究所。各国から拠出される年間予算は約1000億円で、世界中から1万人以上の研究者が集まっています。目玉は全周27kmという『大型ハドロン衝突型加速器』。宇宙を構成する最小の粒子である『素粒子』を光速の99.9%まで加速して衝突させる

                                宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも (女性セブンプラス) - Yahoo!ニュース
                              • 欧州原子核研究機構(CERN)、オープンサイエンスの高まりに対応した新たなオープンデータポリシーを発表

                                  欧州原子核研究機構(CERN)、オープンサイエンスの高まりに対応した新たなオープンデータポリシーを発表
                                • CERN・LHC実験で実現した現代の錬金術:鉛から金への核変換に成功、一瞬で消滅する89,000個/秒の金原子核 - イノベトピア

                                  CERN・LHC実験で実現した現代の錬金術:鉛から金への核変換に成功、一瞬で消滅する89,000個/秒の金原子核 Last Updated on 2025-05-14 22:08 by admin 欧州原子核研究機構(CERN)のスイス・ジュネーブ近郊にある大型ハドロン衝突型加速器(LHC)において、鉛を金に変換する核変換実験が成功した。この成果はALICE(A Large Ion Collider Experiment:大型イオン衝突実験)共同研究グループによって2025年5月7日に「Physical Review C」に論文として発表された。 実験では、LHCが鉛イオンを光速の99.999993%まで加速し、「ニアミス衝突」と呼ばれる特殊な状況で互いに近接通過する際に生じる強力な電磁場によって、鉛原子(陽子82個)から3個の陽子が放出され、金原子(陽子79個)が生成されることが確認され

                                  1